昨日「トリビアの泉」で見た雲をペットボトルで作ろうと言う実験をやってみた。
が、うまくいかない。
とても悔しい。
何が悪いんだろう? あたしの体重が重すぎるのかしら?。
そういえばその中にとてつもなく長い兜の話が合った。
実は先週の新宿のロケの際にそのロケ現場に出くわしていたらしい。
モノリスビルに向っていたら、横断歩道をダークスーツに1.5mの黒い兜をかぶったサラリーマン風の男が歩いていたのだ。
みんなちょっとみるが、そんなに驚かない。
皆視線を避ける中を長い兜の男が歩いている光景はちょっと異様だった。
その男よりも、まわりの方が…。
あたしやアシスタントの菊池君も気がついたが、それよりもロケが先決でさっさと現場に向ってしまった。
それとわかっていたなら、もう少し大げさに反応しておくんだった。
放映されたかもしれないのに…。
ところで朝からいきなり、右足の間接が偉く痛む。昨日は深夜まで飲んでいたわけではないし、記憶を失っているわけではないので、どこかで転んだり、足を打ったりはしていないはず…。
午後になってから、かなり痛み始めた。
Monthly Archives: 6月 2006
ランチ
神楽坂に二葉と言うお寿司屋さんがあり、ランチにバラちらし、と言う物を出しているときき、知り合いの寿司屋さんたちと偵察に行った。…実はただ食べたいだけだったりして。いくらをふんだんにあしらい、小さなマグロのずけ、椎茸等約20品目のトッピング?。おみそ汁がついて1500円。大盛りとはいえないが、そこそこのご飯量は食べているはず。だってすし飯だもの…。お昼はこれだけで、他にメニューはない。普通にランチしている面々をよそに、あたしたちはビールをがんがん頼みながら、ランチを平らげる。お値段分はちゃんとおいしいお寿司だったが、どうにも賄いを食べさせてもらっていると言う感覚が強い。タバコをすうために立ち寄ったイタ飯屋で、またもワインをボトルで頼み、あっという間に空にする。その時点でまだ午後の2時。時々薄日が差したりするふわっとした梅雨の合間の午後。日曜日でもないのに何だかご機嫌だ。(実は今日はたいした急ぎの仕事がなく、午前中の届けだけでほとんど終ってしまったのだ)後の三人は今日は完全に[OFF]にしたらしく、これから小石川植物園に行くと言う。あたしはさすがに戻っていくつかのルーティンをこなさなくてはならず、ここでお別れ。たまにはランチにちょっと遠出するのも楽しい。
ちょっと面白いセミナー
個人写真はアルバムの基本だ…。というわけではなかろうが、まあ、集合写真と並んで、もっともデジタル化したときに問題となる部分だ。集合写真の問題はデジタルカメラの高画素化が問題を解決しかけているが、個人写真はどうもそうは行かないらしい。という事で個人写真に絞ったデジタルライティング、カメラ設定、画像処理、カラーマネージメントのハンズオンセミナーというものを企画した。おつきあいのあるアルバムメーカー、イシクラさんの依頼でもある。なんと人数は150人くらいが集まりそうだという。基本はデジタルフォト対応のライティング比。そしてマニュアルによるホワイトバランス、安定した光量。その数値化、と言うかマニュアル化。これを失敗例──と言うか、お勧めできないライティングセットとお勧めのライティングセットを比較しながら行おうと言う物。番外編で先日撮影の効率化に寄与してくれたニコンの赤外線でつなぐ事ができるストロボセット、ナナオさんのキャリブレーションディスプレイCE240、「フォトのつばさ」等を絡めてハンズオンで行おうと言う物。結構面白い出し物になるような気がする。このセミナーは8月に埼玉で行う事になった。
ハンバーガー
毎度のハンバーグの撮影。だが、今日は少しかってが違う。実はデザイン会社が変更になってしまったのだ。どのようないきさつで、こうなったのかあたしにも詳しい事はわからない。まあ、クライアントさんとあたしはもう古なじみになっているので、そんなにどたばたはしなかったが、デザイナーのOKがでるのが遅く、ちょっといらいらした様子だ。…後から気がついたのだが、今日はサッカーの試合で、皆さん気分は遠くドイツ二行ってしまっていたらしい。あたしはあまり興味がないので、わかんなかったのだが…。いつもの整体の先生のところへ行くのに電車ががらがらだったのでどうもおかしいなと思っていたのだ。もちろん帰り、9時半ころもがらがら。キックオフは10時だそうだ。おかげでゆっくり座って、この日記を書く事ができた。サッカー万歳。
同窓会…その翌日
昨日の土曜日は、あたしの中学校の同窓会。古い顔なじみと、気兼ねなく飲むのは楽しい。一番仲の良い恩師も参加してくれたし、中には旦那と離婚し、つい最近再婚したという猛者(もちろんおばはん)もいて、話が弾む連中だったのでみ、ちょっと調子に乗りすぎた。4時という早いスタート時間だったにもかかわらず、かなり深夜まで飲んでしまった…らしい。どのように帰ったのかあまり覚えていないが、何とか自宅には帰り着いたようだ。
で、今朝、最悪のコンデションで目を覚ました…そのまま起き上がる努力をする気も無く、ただただ、体内のアルコール分が分解され、排出されるのをじっと待っている。──と、遠くから太鼓の音や歓声が聞こえる。
ついに幻聴が始まったのか──早いとこ迎え酒をやらねば、とあらぬ事を考えているまにも、歓声も太鼓の音もどんどん大きくなる。猫は飯をくれと、しきりに前脚であたしのほっぺたをひっかくし…。
鳥越神社のお祭りは、あたしの住むマンションの真下を通るのだ。それは知ってはいたもの、このマンションに移り住んでから5年間、まともに見た事がなかったのだもの──あたふたとデジタルカメラを持ってベランダへ。下を向くと少々気持ちが悪くなるのだが、そこは踏ん張り、数枚のシャッターを切る。たったついでに、“ぺこ”のトイレ掃除と後飯のしたく。
お祭りは雨にもかかわらず、元気にあたしの目の下を通り過ぎ、(お神輿はきれいにぬれ色で、美しかった)またベッドに潜り込む。今日は多分、久しぶりに何もしない日曜日になるのだろうなあ。
電塾サイトをちょっと覗き、海外からの迷惑メール問題がまた盛り返している事が気掛かりだったが、テキストを読んだり、打ったりする気力も無い為、断念。今日は一日さぼりだ、と決めたのだが、何を血迷ったか、トイレの掃除を始めてしまい、最後は歯ブラシまで出して、隅々まで磨き込む。何もこんな日にやらんでもいいのに…。
ニコンのスピードライト
新宿で会社案内の撮影。今日はストロボが必要なシーンは個人写真のみだったので、SB600とSB800(ニコンのクリップオンタイプのスピードライト)を持っていった。スタンドに付け、アンブレラは装着したが、結線はなし。何しろD200を使用すると、赤外線で、しかもTTL で各グループをコントロールできるのだ。撮影も早ければ、移動も楽々で撤収も早い。もちろんパワーはあまりないが、F5,6からF8程度の出力なら(ISOは200)十分に使用に堪えるリサクルタイムだ。(もっとも使用しているバッテリーは2700mA/hのヤツ。昔の充電式単三の2倍のパワーになったのだから、技術の進化はスゴイ)
運が悪いと夕方までかかる仕事かなと思っていたが、お昼前に終了させる事ができた。
機材バッグ
さらにキャリータイプのカメラバッグを買った。カメラバッグではなく、機材入れといったほうが正解だけど…。──実はこれ、テニスバッグらしいのだが、使い勝手がすごくいいのだ。内部は二重になっており、底にスタンド、アンブレラ、ヘッド部を外せば三脚も入る。上の部分に1200ワットクラスのストロボ、クリップや小道具などを入れて持ち運べる。斜めキャリーがついているので、結構便利。これとカメラレンズ、コンピュータをリュックに詰めれば、ひとりで撮影に行く場合に、さほど苦労しなくとも必要な荷物を運ぶ事ができる。実は折畳みの踏み台まで入っていたりして。──このところ出張撮影の比重が上がり、バッグ類を買いあさっている。そこそこの荷物を一気に運ぶのには最適。あたしのようなロケをやっている方にはお進め。
あたしが買ったメーカーはブリジストン。よろしかったらお試しあれ。
ソニーα発表会
6月6日午後4時。新生αの発表会が表参道ヒルズで行われた。ミノルタがコニカミノルタになり、そしてαマウント一眼レフはソニーに引き継がれた。家電メーカーが本格的に一眼レフに参入するその第一段という事だ。個人的には生き残ったことに胸をなで下ろしている…。じつはαマウントは持っていないのだが。
いくら技術があっても、かなりの基礎体力、開発力が無いと生き残っていけない世界になってしまったデジタルカメラの業界。今後もこのような動きがあるのかもしれない。
1985年、あのジーンズを脱いだCMでセンセーショナルに始まったアルファシステムはメカトロニクス、高密度実装、LCD,CCD,などのイメージセンサ、大規模集積回路、エイシックの開発、など、マウント、レンズ、画像処理技術以外はほとんどを持っているソニーが受け継いだ。最初の製品は以外とおとなしいが10万円台で1000万画素、つまりD200 と異母兄弟となる。しっかりした実力を持ったデジタルカメラで、受け継いだ「どんなレンズでも手ぶれ補正」が「自動ごみ取り機能」も兼ねたとても小さな実力機だ。今後の展開に期待したい。
持ち出し用ディスプレイケースv2
以前、車で移動していた頃に持ち出し用ディスプレイケースというものを作った。取り込みようのWindowsマシンとセットで使用する為に、「なんちゃってノートブック」型式で、フタを開けるとキーボードやマウスが仕込まれているというもの。海賊の鷹物箱のようなこのセットは最近はすっかりスタジオ内の取り込み専用機になってしまい、あたしが持ち出せない。おまけに頑丈に作ったもので、重くてたまらん。
Mac Book Proを購入した所為で、あたしも持ち出しできる超高性能Windowsマシンを手に入れたという事もあり、ディスプレイさえあれば外でもデュアルディスプレイの環境を手に入れる事が可能になった。そこでディスプレイのみを衝撃や突き刺し(TFTの幕は守らないとね)から保護するものを作ろうと考えた。
素材はランバーコア。丁番をうまく組み合わせると、スタンド、フードを兼ねたものができ上がった。(設計は時々思い出しながら手を入れて3日かかった)そんなには受けないかと思いながらも、重い思いをして電塾に持ち込んだが、結構受けたのがうれしい。都合よくナナオさんや銀一さんも出席していた為、ひょっとするともっと良いものが製品として売り出される可能性もアルかも…。そうなったらうれしいな。だってあたしの手作りだと見た目が悪いんだもの。
防湿ケース
防湿庫をついに購入した。先日、4×5にカビが生えかけていたのにショックを受けた所為。特にスタジオは埃が多いし、オフィス部分はタバコも吸う。その環境にデジタルカメラを置いておくなら、やはり埃と湿気から守ってくれる防湿庫の存在は意味があるように思えたからだ。どうせ買うなら、梅雨になる前に買うべきだろうという事で少し慌てぎみに購入した。非常に密閉背が高く、埃が入るすき間がほとんどない。もちろん、除湿も完璧。イメージセンサ、レンズのコーティングなどをこれで安心して守る事が可能になった。ついに中判カメラさえ、ほとんど使用しなくなってしまったので、数ヶ月もさわらずに置いて置かれる可能性が高いのだ。いざ売るときに値段がつかなくなる事を考えると、まずこれだけで元を取ったような気分になる。
結局東洋リビング製を購入したのだが、値段帯も覚悟したほどではなく、まずまずの金額で購入できた。(もっと高価なような気がしていた)このくらいの値段で「安心」が買えるならお勧めしたい。(って皆さんとっくに導入していたりして)
うちのスタッフに一番受けがいいのが、カメラが高級そうに見える…。なるほど撮影もある程度パフォーマンスを含んでいるのだから、重要な事だろう。隣においてあるのが同じ東洋リビング製の防湿バッグ。実は外のスタジオの応援で、数日間出張する事が増えそうなのでそのままカメラを置いておくのが気になるのでこれもついでに購入。