サンダーバードと能登空港


8時ころおきて朝食をとる。風邪薬を飲むため。
目が覚めてしまうと、雪が降っていたが、とりあえず能登に向う事にする。列車はサンダーバード。これって昔の「雷鳥」の事?あたしは鉄道お宅ではないのでよく分かんないけど…。
その後はサンダーバードが能登半島に向けてひた走るうちに、天気が回復し、晴れ間も見えてきた。これはラッキーと思い、初めて訪れる能登半島におもいを寄せる。
まるで鉄ちゃんの写真だが、のと鉄道は一番前に陣取る事ができ、子供のように写真を撮っていた。
のと鉄道は今は穴水でおしまい。そこから先はバスになる。そこで降りて一息つき、そば屋で昼食。だがその時点でまた雪、みぞれっぽい天気になる。金沢の天気は気まぐれだ。すでに小松空港まで2時間かけて戻るのもおっくうになり、現地で聞いた能登空港から帰京する事に予定変更。運良くチケットのチェンジは問題なくできたが、空港に向うバスは全くなく、タクシーに頼る事になる。せっかくだから海岸線を少し走ってもらい、少しだけ能登の風景を感じてA320に乗り込む。うまい具合に機種近くの窓際が取れた。
空港に着いた頃から天気は回復し、シャッターを切りながら能登半島に別れを告げる。帰ってから時間がありそうだったので、まっすぐ九段に向かい、桜を撮りに行くが、なんと運悪くTOKIOの武道館講演と重なったようだ。二年前、このどさくさでマイクロドライブ3枚を落っことして二度とでてこなかった記憶がよみがえり、そうそうに退散し、会社に戻る。戻れば戻ったで、仕事が山積しており、帰ったのはやはり10時ころ。

金沢

金沢へ向かい、小松空港に下り立つと、雪に迎えられた。
3月下旬の雪は珍しいと言う。風邪気味のあたしにはちょっとつらい。
今日のセミナーはたっぷりと4時間と言う時間を頂いているので、やりがいはあるのだが、鼻水が思いもかけず落ちてくるのが辛かった。(汚い話でごめんなさい)
はな水が垂れるのもお構いなしにしゃべりまくったため、ほとんどの方がついてこれないかなと思いきや、数人の方から4時間が短く感じられた、あるいは初めて有益なセミナーだったというお褒めの言葉を頂き、うれしい事この上ない。
打ち上げは料理旅館の蔵を改造した一室で行われ、思いもかけず水琴窟(http://www.suikinkutsu.com/)の音も聞く事ができ、結構幸せ。ここはかの有名な食通、北大路魯山人も通ったという、鍋料理と加賀料理で名高い老舗旅館「まつ本」だと言う事を後になってから知った。おいしい治部煮を始め、結構な量のお酒も堪能する。ずいぶん若女将に失礼な事をいってしまったような気がして反省しきり。ではあるが、金沢ではもし可能なら、ぜひ行きたいお店の一つだったので、至極満足。
だがホテルに帰り、明日の天気をチェックすると、雪と曇りだと言う。明日は能登半島をぶらつくつもりだったのに。
少々意気消沈しながら布団に潜り込む。
そうそう、ホテルの部屋は、10人くらいで宴会ができるような良い部屋だったが、一人ではね…。

マシンレスキュー

今日は撮影はないが、内部処理の日だ。朝から伝票の整理に追われる。うちの会社の決算もやっと終わり、いくばくかの利益がでたと言う事でホット胸をなで下ろす。これだけ働いているのだもの、利益がでなくちゃやり切れない。
いつもの根岸さんからマシントラブルのSOSがあり、レスキューに向う事にする。何でも、昨日の深夜に気がついたらディスプレイがブラックアウトしていたというのだ。いつもの、とかいたが、彼女のマシンレスキューは1.5年ぶりくらいだ。他のMac使いに比較して非常に発生率が低いと言えるだろう。
風邪の悪化を止めるため、途中で内科に行き、薬をもらう。
自宅により、予備のビデオボードや、コネクター等を用意し、お伺いするが、端子チェックをしているうちに復旧する。これはよくある端子の接点不良(長い間つなぎっぱなしの時に時たま起こってしまうヤツ)だったようだ。せっかくなのでハードディスク、システムのリストアをしておいとまする。

セミナー

例によって写真館向けのセミナーを八王子で開催。安達写真印刷という印刷会社さんのお招きだ。東京で行うのはあまり少ないのだが、今日は3.5時間という結構大目の時間を頂いているので気が楽だ。(短い時間で、ああ、聞いて良かったな、あるいはためになったな、というセミナーを行うほうが難しく、受講者の特質、聞きたいポイントをうまく押さえなければならないのだ)あたしは今、15時間分のフルコースに、8時間のランチコース、4時間の軽食コースを用意してセミナーを行っている。で90分程度のは「おやつ」として4時間の軽食コースのどこかの一部分を切り取ったヤツにデザートとして、「フォトのつばさ」、Photoshop CS2、Nikon Capture 4.3、あるいはDigital Photo Professional 、なんかをちょっと付け加えている。すべての食前酒、デザートを提供すると多分24時間くらいになってしまうだろう。今日はその中から「フォトのつばさ」とNikon D200をピックアップした。何とか時間ぎりぎりに終了する。
古い友人たちと出会い、10時まで飲む。

久しぶりにスタジオへ

久しぶりに会社に出勤する日。もう一週間ぶりくらいになってしまうだろうか?しかし目が回って起き上がる事ができない。二日酔いではない。昨日は飲んだくれる前にお店が終わり、素直に帰ったのだもの。多分、ずっと人込みの中にいた、その“アオリ”でこうなったのではないだろうか? 午前中はお休みさせてもらう事にした。で、やっと夢を見ていると、何本か急ぎの連絡がきて、結局起きる羽目になってしまった。
PIEの会場でマック用の電源アダプターの差し込み口を(口だけ変える事ができるヤツを使用していたのだが)どこかに落っことしてしまったようだ。何処にも見つける事ができない。そろそろ新しいヤツを買えって事なのかしら?。Mac Book Pro に乗り換えようかな?エミュレーションモードでもPowerBook G4 15″ 1.25Gより早いみたいだし、こいつもすでにバッテリー駆動時間は40分を切っているし。
細々した、スタジオの仕事をかたずけて(朝会社にきていないとは言え、ほとんど毎晩夜はスタジオに寄っていたので、そんなに雑事がたまっていたわけではない)今日は6時にさっさと帰宅。エディマーフィーのドリトル先生をDVDで見る。予想していたよりも面白かった。

PIE終了


写真で飯を食っているわけだから仕事をするのは当然だ。これが無くなってしまったら、電塾も何もあった物ではない。ただ、昨日が土曜日で今日が日曜日だという事を除けば。

このところお休みのたんびにこのフレーズで始まるが、ずいぶん長い間お休みをとっていない気がする。で、愚痴っぽくなるわけだ。

昨日と今日は本来予定外だったのだが、急遽レンズのお話を追加して欲しいと言う事で、私の思い入れの強い18~200mmVRと新発売の105mmマイクロレンズの紹介をする事になった。もちろん乞われれば何でもするのがサービス業。早速秘蔵のチャートとブースのモデルさんを撮影し、準備を行った。RAWデータを見せながら、あるいは、チャートの比較を複数画面同時に行いたいがNikon Capture 4.4では荷が重いなあ、と感じていたが、ふと思いついて「フォトのつばさ」を使用してデモをおこなってみた。結構画面比較、100%比較が分かりやすく、受けていたように思う。こんな使い方があるとは今まで想像していなかった。
さて、リハーサルを入れて5日間通い詰めた通い詰めた東京ビッグサイトも、やっとなれてきたニコンガールズとも今日でお別れ。
6時からお隣のワシントンホテルで、打ち上げ。柴田氏、阿部氏、三浦氏、塙氏、桃井氏、茂手木氏らと愉快にのむ。なんと阿部、三浦氏とあたしは同い年である事が判明。だからってどうと言う事はないが…。
さらにその後あたしは入谷の寿司屋に潜り込み、疲れをいやす事に…。

PIE三日目

本当は木曜日と金曜日が私のPIEに置ける出番だったはずなのだが、なぜか土日も出勤する羽目になってしまった。毎日約1時間かけておなじ場所に出勤するなんでまるで会社員みたいだと笑いながら話していたが、良く考えると普段もすでにたいして変わらない。私はとっくに自営業のカメラマンではなく、有限会社ハンディの取締役をやっているんだということを改めて思い出した。
ついつい、仕事柄現地直行、出張、直帰が多いからいまだにフリーの感覚でいたのだが、それ以外は毎日朝おなじ時間に出勤し、6時以降(ほとんど夜中だが)に帰宅している。
もう少し自覚しないといけないな。
すでにPIEも三日間を過ぎ、残るは明日だけだ。これまで作例作りのために、毎日スタジオに戻りプリントアウトをしてきたが、今日はまっすぐお家に帰り、久々にお風呂に入り、ゆっくりした。ヒッチコックのコレクションを年代順にずっと観ていたのだが、今日最後の作品を見終わる。感想は…。書き出すとまた長くなり、眠れなくなるのでいつかそのうちに。
さあ、明日は四日間の終了だ。

PIE初日


昨日は遅くまでPIEの準備に追われた。例によって塙氏、阿部氏、柴田氏、さらに三浦氏らとともにニコンのステージの準備に奔走。今回もライティングを担当するが、制約が多く、かなりきついライティングになってしまった。モデルさんと遊んでいるところを塙氏に撮影していただき、それが彼のブログに乗るという名誉? までいただいてしまった。
で、今日は本番初日。セミナーの方はおおまかに準備ができているし、いつも時間に合わせてフレキシブルなので構わないのだが、やはりレンズコーナーのライティングが気になっていた。本来、新タイプのVRレンズ郡のお試しコーナーなのだが、なんと来場者の撮影大会になってしまっている。仕方がない事なのだろうか?
彼らはカメラに付けたストロボをバンバンたいて、ライティングなどお構いなしだ。それならあんなに気を使う事はなかったのかも?

自分の出番が終わり、やっとたのブースを見に行くと、キャノンとAdobe Systemsのブースが向かい合わせであり、方や早川氏、方や小山氏がセミナーを行っている。その中間でどちらを聞こうと思いながらうろうろしていると、望月氏が隣にいた。

初日が終わり、ほっとしていると、レンズコーナーの作例を作れというお達しがあり、6時30分から撮影に入る。その後のセレクトで200カットあまりをセレクトしようとしたが、「フォトのつばさ」がないため断念。すでにたのアプリケーションではセレクトできなくなってしまっている自分に気がついた。スタジオに戻ってA2のプリントまでを仕上げる。セレクト作業は30分程度だった。

お仕事…

ま、写真で飯を食っているわけだから仕事をするのは当然だ。これが無くなってしまったら、電塾も何もあった物ではない。ただ、今日が祝日だ、という事を除けば。
と愚痴を言う物の、朝からすっきりと晴れているロケ日和。さすがにあたしは晴れ男、とちょっとうきうきしながら現場へ向う。新しくできたお店の外観を昼と夜景で撮影すると言う物。京王線の時間を読み違い、ちょっと遅れるが、クライアントさんが運良く駅のすぐそばにいてくれたので、拾っていただく。
で、現場につき、あぜんとした。
建物は建っているのだが、看板が一もついていないのっぺらぼう。これじゃ写真にならない。
なんの手違いだか知らないが、結局何も撮影しないまま、帰る事に。
せっかくのお休みを丸一日空けていたのに、台無し。お天気がいいだけにむなしさが募る。

セミナー

今日は仕事がないはずなので、明日の準備と病院シロクマに行けばいいだけなので、昨日の続き、セミナーの資料を作っていればいいだけだと思っていると…実は1月のセミナーで周回遅れになっている方がいあらっしゃる事になっていたのだ。すっかり忘れていた。午前中にバタバタとその準備をして、セミナーに突入。
5時過ぎにどたばたと終了し、中野のシロクマ病院へ行き、姿勢を整えてもらう。明日は朝からロケなので、メールに返事を書いてさっさと寝る事にする。