ついにミラーリングができた!

Mac Book ProのWindows起動中のミラーリングに挑戦して、2週間。昨日(正確には今朝2時ころ)何だか夢の中で思いついたことがあり、早速それを実行しようと起き上がり、マシンを起動したが、その動作をしているうちに夢の中の「天の啓示」はどこかへ行ってしまい、何も思い出せない。
これってよくあることだよね。でも悔しくてそれからミラーリングに取り組むこと3時間。ついにWindows起動でミラーリングができた。なんのことはない、プロパティの設定に問題があり、デュアルディスプレイの設定(カーソルが自由に行き来できるようにする)をいったん解除し、(ここが問題だったのだ)ディスプレイをプライマリとセカンダリにわけて、ビデオボード側で再度ミラーリング設定をするというものだった。Windowsノートブックにはこれはワンタッチで設定できるボタンがあったものだから、ずっとそのダイアログを表示させる方法を模索していたのだが、これで一件落着。朝の5時までかかって、やっと一件だけが落着。眠い。

S2410を買うと掃除の鬼になる


連休の頭になる土日は、丸二日間自宅にいた。ほとんど一歩もでずに過ごすことができた。おかげで懸案だった自宅のマシンの整備、(何しろディスプレイが映らないノートブックが自宅用のマシンになってしまっているのだから、ままならない。こいつが何とか映ってくれればいいのだが、やはりダメなようだ。直すと確か56000円程かかる。(それだったらMac Miniを買っちゃうもんね。)それでもこいつはG4ながらメモリーを1.5GB積んで、ハードディスクも当時としては最大の80GBのマシンなのだ。何だか使わないのももったいないのでS2410をメインディスプレイとして設置した。
1920×1200ピクセルというと230万画素だ。Nikon D1 だったら、ほとんど100%表示ができてしまうというのは恐ろしい。それが145000円程度で手に入るのだからこの値段にしては非常によくできたモデルだといえる。最初から当たり外れはあると覚悟して購入したのだが、案の定良ーく良ーく見ると左右の濃度差がある。Monaco OPTIX XR PROではかると90カンデラほどずれていた。(色むらはあまりない)
ま、こいつはDVDやビデオを見たり、テキスト書いたり、ページレイアウトをやるのがメインの目的だから、このくらいは許しちゃう。だってDVDを見ているときの幸せ感ってすごいのだもの。
で、裏の配線を直したりしているうちにさすがに埃が気になり出し(去年の大掃除はさぼってしまったのだ。そのためずっと罪悪感を抱いていたの)ベランダ側の窓のレールの汚れとかび、ベッドの下の厚さ三センチの埃、かってから一度も掃除していないオーブントースタなどを全部掃除する羽目になった。買い置きのカビキラーや強酸水をすべて使い果たし、お日さまが気持ちの良い午後の1時ころから初めて夕方の6時ころまでかかったろうか? 気がつくとさすがにその毒気に当てられたらしく、ふらふらになってしまい、そのまま布団に倒れ込み、“久田”が帰ってきたのも知らずに寝込んでしまった。

Mac Book Proの電源

21日の日記を読んで、「まあ、まあ、そんなに腹を立てないで」とガットさんに諭されてしまった。「思わず吹き出した」とも。うん。そんなに腹を立ててはいない。いや、それどころかMac Book Proはよく働いてくれる。特に「フォトのつばさ」と「Nikon Capture 4」を使用しているときの快適感は比較するものがない。ただ、時々Windowsで終了できなくなることがあるがこれはバグかしら。あたしのマシン固有の問題なのか、Mac Book Pro事態が抱える問題なのかもよくわからない。(比較するものがないのだもの)今度の電塾には3台くらい集まりそうだからみんなに聞いてみようっと。
気に入っているものの一つに、Mac Book Proの電源コネクタがあり、マグネットタイプなのはよく考えたものだ。使いやすいし、引っ張りに対するトラブルも少なそうだ。接触不良もダブルピンでかなり回避できそうだし…。でもあたしはPowerMac G4 1.42Dual 2GB用の電源アダプタを、会社用と自宅用と持ち歩き用、そして帰省用に全部で4つも持っていたのにそのすべてが使えなくなってしまったのが悲しい!。というよりも悔しい。75ワットタイプだけでもいいから、アダプターを用意して欲しいものだ。(といいながら昨日追加の電源を購入してしまった。きっとこの調子でまた段々増えていくんだろうなあ。いかんいかん。またぼやいてしまった)

連休前

連休があるというのは良いことだがそのために通常の倍以上忙しくなるのは毎年のことだ。ただ今年は完璧にカレンダー通りにお休みがとれそうだ。それが最大の楽しみ。(もっともお休みといっても原稿はあるし、Mac Book Proのチューニングもある。会社に行かなくてはならないのは相変わらずだ)
自宅のマシンや会社のマシンのメンテナンスをゆっくりできる。自宅のマシン群もMac Book Proと一緒に購入したナナオのFlexScan S2410もチューニングしたい。

Mac Book Proその後

Mac OS Xではプリンタを認識しないが、ネットワークでは認識するという話は前にしたが、その後もう少しわかったのでご報告。
WindowsからはNikon Capture 4.4で書き出し可能だった。つまり、Windows起動ん場合は直につながったプリンタを使用できる。Mac OS Xから直書きだけができないということだ。
ビデオボード関連は相変わらず問題が多く、ディスプレイをミラーリングできないでいる。デュアルディスプレイは問題なくできるのだが、ミラーリングができないので、セミナーがやりにくくてしょうがない。これって誰か解決策持ってませんか??
通常はfunctionキーとF6キーでミラーリングの設定ができるのだけれど全く動かない。
さらにやはりWindowsではディスプレイに対するICCプロファイルが一個しか設定できないので、実にやりずらい。これはMac Book Proに限ったことではないく、Windows側の問題。この当たりがあたしたちがMacを選択する理由なのだろう。
後、メモリーを多く使いすぎるとすぐにハングアップしてしまう「フォトのつばさ」。の割当ももリーは500MB程度に抑えておかないと「フォトのつばさ」を2個以上起動したときに問題となるようだ。
あらかじめわかってはいたが、やはり両起動が同時にサポートされていないとつかいずらい…。きっと次期OSではこの当たりも解決されてくるのだろう。
それとExpressCard/34 に接続できるデバイスがまだないのも残念。ラトックからeSATA 対応のREX-EX30Sがでているけれども、Macには対応していないだろうなあ。パーティションを切れないからこれって必需品になりそうな気がする。今度ラトックのショールームに行ってみようっと。
カードリーダーもこのサイズでは、コンパクトフラッシュが刺さるやつがないし…。何でFireWire800を搭載しなかったのだろう。今日発表の17インチはFireWire800を搭載しているというのに!。(おまけにUSBが3スロット)
全く、使えるバスがUSBかFireWire400しかなく(皆遅いし)しかもUSBとFireWire400すべてのポートを合わせても3つしかポートがない。PowerMac G4 1.42Dual 2GBはFireWire800があったから価値があったのに!。
書いているとさらに腹が立ってくるからもうやめよう。とにかくExpressCard/34 に接続できるデバイスが出そろうまでは我慢の子だってことだ。でもなんで34なあんだろう。せめて54だったらカードリーダーとしても使えたのに。現時点での拡張性の低さは最悪といえる。(また腹が立ってきた)

立石寺→花見山


早朝8時にたたき起こされ、お兄ちゃんの車に乗って山形駅へ。そこから仙山線に乗り、立石寺にむかう。約800段の石段は、二日酔いの身には応える。なるべくゆっくりゆっくりと煩悩とアルコールを振り払いながら石段をのぼる。今日は曇りなのであまり暑くないのがありがたい。途中3回も休憩しながら、奥の院にたどり着く。眺めはきれいだ。残念ながら、多分あそこから撮影できたらきっと良い写真になるぞ、という場所は立ち入り禁止だった。こういったところは観光地の自由にならんところだ。立石寺を下山し、さすがにおなかも空いてきたので、おそばを食べるが、入ったお店が当たりだった。そばは普通だが、出てきたお新香がむちゃくちゃうまい。思わずお土産に買ってしまった。自分のところでつくっているのだそうだ。
山形はまだ桜が咲いていないが、福島は満開だという。花見山という有名な桜の名所があると聞いていたので、いったん福島に引き返すことにした。ずっと曇っていたのだが、花見山に近づいた午後3時ころから薄日が差してきた。きりっとした光ではないが、何やら日本の春らしい柔らかい光で撮影することができた。今日は105mmマイクロレンズ一本勝負。かなり広大な桜の風景を105mmで撮影するって結構しんどい。どうしても広角レンズに股間したくなる欲望を抑えつつ、広い公園を歩き回る。もともと花を植えて栽培していた農家が、せっかくだからと公開したものだそうだが、多分かつての日本の田舎にもこれだけの花盛りの里山は存在しなかっただろう。見事!としか言う言葉がない。アマチュアカメラマンも多いが、久々によい被写体に出会った喜びを抑えきれない。どんどん落ちていくお日さまと競争しながら、シャッターを切りまくる。今日は一日で6GB以上撮影してしまった。(バッテリーは2本目に突入し、残量は半分くらいだった)
今検証中の EPSON P-4500に保存しながら撮影するわけだが、これがまたバカッパやく快適。これまでのP2000や4000とは確実に違う機械という印象を受ける。一番大きな問題点は表示する文字が小さくなり、読みにくいことかな?それとまだこれかラーマネージメントに対応していないのも気になる。せっかく良い表示系を持っているんだからぜひ対応して欲しい。
花見山では、組み立て式のブローニーカメラで撮影していた方を見つけて、道を聞いたら、あたしのことをご存知の方だった。昨年のセミナーに来てくださったのだそうだ。悪いことはできない…。

ハイデルセミナー福島

これで5回目になるのだろうか…。印刷機のハイデルさん主催のセミナーに招かれるのは。初めての東北巡業となる。
まだ完全にセッティングされていないMac Book Proでのセミナーは、ちょっとどたばたしたが、何とかしのぐことができた。セミナーの最後に「フォトのつばさ」のデモをやり、いつものように好評だったが、案の定「Macで動くんですよね」との質問がでた。いえWindowsだけですと答えると、「だって動いているじゃないですか」との再度質問。すかさず、「IntelMacでしたらWindows上で動作します」とあたしは得意げに答えた。これ、絶対質問が来ると思ってたんだ。快感!
でも、このマシンのディスプレイにWindowsが走っているのを見るのはいまだに慣れない。どうにも不思議な…納得できない気がする。
セミナー終了後、山形に向かう。あたしのお兄ちゃんが山形にいるのだ。昨年のお盆には会えなかったので、2年ぶりに飲むこことになった。

Mac Book Proはまだまだ続く。エクストリームIIIと105マクロ

私は今まで「フォトのつばさ」とNikon Capture 4のためにわざわざロケに2台のマシンを持っていっていた。得意な仕事は得意なマシンにやらせればいい、という信念のためだ。基本的にはMAC信者ではあるが、Windowsのよさも捨てきれない。
これがIntelMacの登場、そしてもっと後だろうと思っていたMacでエミュレーションではなくネイティブで動作するBoot Camp発表されるとなるといても立ってもいられない。Appleの戦略に乗せられた形ではあるが、ロケに持ち込むマシンが一台ですむというのは私にとって朗報だ。でもそうなると、今まで私を支えてくれていたWindowsマシンの行く場所が無くなってしまう。
そう。この三年間わたしの取り込み、セレクトマシンとして活躍してくれていたIBMsinkpadが不要になってしまったのだ。
ソフマップで5万6千円なり。下取りに出してしまった。其れが何に化けたかというとsandiskのエキストリームIII2GB×3枚。メデイアの数と量は多いほうがよろしい。ついでにニコンのレンズ、105mmF2.8マクロも買ってしまった。このレンズは発表のころにちょうどPIEがあり、はまってしまったのだ。どんなけ近接しても変化しない全長(マクロレンズではいままでありえなかった)公表F値よりも明るく感じるコーティング。どこまでも収差を感じさせない品質の高い設計。ばかでかいことを除けば、十分に買いに値するレンズだ。

Mac Book Pro続き

今日は大丸にコシノヒロコの展覧会を見に行く。その後スタジオに戻り、Mac Book Proのチューニングを再開。.Macがあるので、Mailの設定やiCalは簡単に同期できる。実にありがたい。手持ちのカードリーダーも、iPodも、どちらでも問題なく認識する。しかしプリンタ(PX6500)が動作しない。 エプソンのサイトで確認すると、8月ころにインテルMac用のドライバをリリース予定という。当分はダメだな、と思っていたが、試しにネットワーク越しにプリントしてみると、見事に動作した。この手が使えるなら、あたし的にはOKだ。
NEC三菱電機のRDF225WGはつないでみたが、うまく動かない。IntelMacの所為か、ビデオボードの所為か判断できない。そういえば以前の PowerBookG4 15 inch でも動かなかった気がする。ほとんどのアプリケーションはcacaoできちんと動作する。Jeditは動作しなかったが、メーカーサイトにベータ版がでていた。それで問題なく動作している。これでやっと日記を再開できる。
早々、Aperture1.1も動かしてみたが、これは結構快適に動作した。クアッド以外ではマシンがこのクラスになってやっと本領発揮だ。

Mac Book Pro到着

待ちに待ったMac Book Proが到着したとソフマップから連絡をもらった。連絡が来たのが午後の4時位だったので、自宅から取りに行き、スタジオに向かう。早速Boot Campをダウンロードし、説明書を丁寧に読む。何しろ失敗すると2台分のセットアップをやり直さなくてはならないのだ。
説明書きによると、AppleはBoot Campを使用した上でのトラブルにはいっさい関知しない。だから仕事に使用するマシンではこれを実行することを進めない。とある。これなら、純正のアプリケーションに頼らずに、サードパーティセイのでもよかったのかなとも思う。おまけに、Boot Campに関する、意見、バグ報告は歓迎するという。ベータテストをただでやっているようなものだ。(いや、ただではなく、そのためにかなりお金を払っている)
ということで、いつもより念入りにテキストを読むことにした。時間がかかる。
FAT32でウィンドウズパーティションを作成するとMac OS Xからの読み書きも可能となるということで、そちらを選択。当然32GBが最大サイズになってしまう。ま、Mac側に70GB以上を与えたかったので、それはそれでいいということにした。ただしMac側から直接データを書き込むと、ファイルネームの頭にドットがついたファイルが生成され、それがうっとうしい。Mac OS Xは(OS9の時代から)それが必要であり、見える必要はないため不可視となっているのだが、Windowsには不要なのだ。おまけにこれが不可視ファイルになってないため、幽霊のようなファイルが書き出したファイル数だけ、生成されるというもの。これは覚えておいたほうがいいだろう。
Boot Campを使用してパーティションを切る。これは起動DVDから起動してパーティションを切るのだと思っていたら、Mac OS Xがインストールされた1パーティションの状態から、直接ウィンドウズ用のパーティションを直接切り出せるという優れものだ。もっとも、1パーティションでなくてはならないらしく、Mac側にPhotoshop用の仮想記憶ディスクを切り出すことができないのがちょっとつらい。この作業が終わった後でMacボリュームをパーティション化することもできない。今後改善して欲しい部分だ。バックアップハードディスクを用意して、それを使用しながらデータを移動させて(あるいは初期状態では、秋部分が多いのだから、そこを利用して)パーティションを切れるようにしたらいいのに…。やはりシステムとPhotoshopの仮想記憶領域は別に扱いたい。
早々、Windowsのインストールは結構時間がかかる。何でフォーマットするのにこんなに時間がかかるのだろう??
Boot Campに失敗した。いや、Windowsのインストールまではうまくいっていたのだが、Mac 用のドライバのインストールに失敗したのだ。これはMac Book Proに仕込まれているデバイスをWindowsに登録するための作業で、これがうまくいかないとマシンとして動作しなくなってしまうのだ。その作業の中でATIのビデオボードがうまく認識できないらしい。3回目で何とか認識してくれるが、テレビがどうのこうのというアラートがでる。こいつを処理しようとどたばたして、2時間が過ぎる。どうやら、あり得ないものに対するアラートだったらしく、単に今後表示しないというチェックボックスをチェックして終わりにするが、これに納得するために2時間もかかってしまった。
その後、「フォトのつばさ」、Nikon Capture 4をインストールし、動作を確認。Windowsの起動もMac OS Xの起動も素晴らしく速い。「フォトのつばさ」もNikon Capture 4もまさしく高速に動作する。実に快適だ。
Windows部分は必要最低限のアプリケーションで動作させたいので、これ以外ハMonaco OPTIX XR PRO、位で終了させる。
Mac OS Xは移行ツールを使用しないで新規にインストール。キャッシュのゴミまで持ってくるのがいやだったから。こちらは使えるようにするまで20以上のアプリケーションをインストールしなければならない。気がつくと午前6時になっていた。