私は今まで「フォトのつばさ」とNikon Capture 4のためにわざわざロケに2台のマシンを持っていっていた。得意な仕事は得意なマシンにやらせればいい、という信念のためだ。基本的にはMAC信者ではあるが、Windowsのよさも捨てきれない。
これがIntelMacの登場、そしてもっと後だろうと思っていたMacでエミュレーションではなくネイティブで動作するBoot Camp発表されるとなるといても立ってもいられない。Appleの戦略に乗せられた形ではあるが、ロケに持ち込むマシンが一台ですむというのは私にとって朗報だ。でもそうなると、今まで私を支えてくれていたWindowsマシンの行く場所が無くなってしまう。
そう。この三年間わたしの取り込み、セレクトマシンとして活躍してくれていたIBMsinkpadが不要になってしまったのだ。
ソフマップで5万6千円なり。下取りに出してしまった。其れが何に化けたかというとsandiskのエキストリームIII2GB×3枚。メデイアの数と量は多いほうがよろしい。ついでにニコンのレンズ、105mmF2.8マクロも買ってしまった。このレンズは発表のころにちょうどPIEがあり、はまってしまったのだ。どんなけ近接しても変化しない全長(マクロレンズではいままでありえなかった)公表F値よりも明るく感じるコーティング。どこまでも収差を感じさせない品質の高い設計。ばかでかいことを除けば、十分に買いに値するレンズだ。