同窓会…その翌日


 昨日の土曜日は、あたしの中学校の同窓会。古い顔なじみと、気兼ねなく飲むのは楽しい。一番仲の良い恩師も参加してくれたし、中には旦那と離婚し、つい最近再婚したという猛者(もちろんおばはん)もいて、話が弾む連中だったのでみ、ちょっと調子に乗りすぎた。4時という早いスタート時間だったにもかかわらず、かなり深夜まで飲んでしまった…らしい。どのように帰ったのかあまり覚えていないが、何とか自宅には帰り着いたようだ。
 で、今朝、最悪のコンデションで目を覚ました…そのまま起き上がる努力をする気も無く、ただただ、体内のアルコール分が分解され、排出されるのをじっと待っている。──と、遠くから太鼓の音や歓声が聞こえる。
ついに幻聴が始まったのか──早いとこ迎え酒をやらねば、とあらぬ事を考えているまにも、歓声も太鼓の音もどんどん大きくなる。猫は飯をくれと、しきりに前脚であたしのほっぺたをひっかくし…。
 鳥越神社のお祭りは、あたしの住むマンションの真下を通るのだ。それは知ってはいたもの、このマンションに移り住んでから5年間、まともに見た事がなかったのだもの──あたふたとデジタルカメラを持ってベランダへ。下を向くと少々気持ちが悪くなるのだが、そこは踏ん張り、数枚のシャッターを切る。たったついでに、“ぺこ”のトイレ掃除と後飯のしたく。
 お祭りは雨にもかかわらず、元気にあたしの目の下を通り過ぎ、(お神輿はきれいにぬれ色で、美しかった)またベッドに潜り込む。今日は多分、久しぶりに何もしない日曜日になるのだろうなあ。
 電塾サイトをちょっと覗き、海外からの迷惑メール問題がまた盛り返している事が気掛かりだったが、テキストを読んだり、打ったりする気力も無い為、断念。今日は一日さぼりだ、と決めたのだが、何を血迷ったか、トイレの掃除を始めてしまい、最後は歯ブラシまで出して、隅々まで磨き込む。何もこんな日にやらんでもいいのに…。