あたしの奥さん、久田の誕生日は10月25日。なぜかいつもこの頃は見計らったようにiPodのニュータイプがでる。というわけで少し遅れたが、iPod miniを下取りに出して(¥7500だった)iPod nanoを購入。もちろん4Gタイプだ。てっきり白を買うのかと思っていたら、あにはからんや、ブラックタイプ。理由を聞くとラインストーンを張り込めてぎらぎらにするには黒ベースがいいのだそうだ。確かに最もコントラストをつけるには正解だ。
秋葉原までの行き帰り、ゆっくりとあるいてみたら、何とかまともにいってくることが出来た。完治とは行かないが、何とかあるける範囲まで直ってきたみたいだ。よほど足首をひねらないと違和感は無いし…。よかったよかった。
しかし帰ってくると、新たな問題が発生!。鍵が無い。マンションと会社のと、USBメモリがついたヤツ。どこでも使用した記憶が無いのでポケットから落ちたのではと疑い、今日きていたジャケットを調べると、ポッケに穴は空いていなかったけれど、脇の下がすっかり裂けていた。気に入っていたヤツでまだ3年くらいしか着ていないのに…。
それはさておき、問題は家の鍵。あたしたち以外の誰かが拾った可能性があるとすれば、鍵をかけても意味が無いことになってしまう。マンションの鍵の総取っ換えッて、結構お金がかかりそうだし。
必死に思い出してみると、出がけに燃えないゴミを出した時に鍵をとらなかった可能性がある。そこで急いでゴミ置き場に行ってみたが、何もない。仕方なくマンションの管理センターに電話して、新しい鍵を作る話をしていると、なんと管理人室に届いていた。もちろん月曜日にならないと手に入らないがそれでも鍵を新しくすることを考えると、なんとラッキー!?。悪用されなかったことを考えると、まだこの世の中に神様がいたのだと思う。いや、それよりも拾い、届けてくれた方に心から感謝するべきだろう。ほっとして電話を置き、早速新しいiPodに音楽を入れる…。
そのiPod nano、小さい小さい。あたしのiPodと比較すると1/10くらい。最もあたしのは60GBモデルだから、容量でいえば納得の小ささか?
今日は一日校正を行い、iPodを買い替えて亭主の役目を全うして終わった。いったん鍵を無くしたことで、すっかり信用を無くしかけたのだが…。
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幼稚園の撮影
今日は先週の幼稚園の撮影の続き。まだ満足に走れない(飛んだり跳ねたりするには2花月くらいかかるとのことで…)急ぎ、救援を古い知りあいの河村氏にお願いする。内容は練馬からあたしのうちまで朝7時に迎えにきてもらい、世田谷の現場へ車で送り、セットアップ。あたしが動けない部分を撮影し、荷物の運搬を全て行い、最後には荷物を撤収し、スタジオまで送るというもの。
こんな仕事をお願いすると罰が当たるような方なのだが、成り行き上甘えることになってしまった。心から感謝。
ところがあいにくの雨。園庭で集合写真を撮るはずだったのだが、急きょ室内に変更となり、横12人~15、5列の段を組んで撮影した。ところが撮影終了後にいきなりお日さまが出始め、これはもう一度撮影しなければ収まらなくなった。あたしはロケを雨で逃したことが無いのだ。たとえそればどんな些細なロケであっても…。
というわけでNikon D2X で70人の集合写真を撮ったわけだが、何とかA3サイズに引き伸ばしても大丈夫な画質を得ることが出来た。(まだ印刷しておいるわけではないので、断言は出来ないが、ディスプレイ上での判定では十分)スマートシャープという強い味方があればこそだ。また、ニコンの35mmF2レンズの解像力の高さにも感謝だ。ズームレンズではこうは行かなかったろう。(このために28mm、35mm、40mm、50mmの単レンズを持って行っていたのだ。この中でテストした限り、35mmレンズがぴか一の性能だったため、あえてこれを選択した。ホントは40mmか50mmの方が良かったのかもしれない)
スナップはFUJIFILM Fine Pix S3 Pro を使用。レンジが広いのでJPEGで撮影してもハイライトが飛ばず、最低限の補正で事が足りる。これもありがたいことだ。同行の河村氏はCANON EOS 1D Mark IIでがんがん撮りまくってくれた。結果的にセレクトは大変になってしまったが、(河村氏もあたしもショット数が多分普通のカメラマンよりも多いのだ。これが二人となると結構大変)
これも嬉しい悲鳴というものだ。もちろんAdobe Bridgeという、強い味方もあるし。
おとなしいあたし。
というわけであまりあるけないこともあり、おとなしくしていた。会社の行き帰りもタクシー通勤。(もッともワンメーターなのだが)画像処理などもたまっていたので、結構有意義ではある。
午後にかかりつけの先生のところに行き、同情してもらいながら手当てをしてもらった。テーピングが効いて、結構あるけるようになった。夕方スタジオエビスで電塾の小委員会があり、のこのこ松葉杖をついて出かけて行き、またも飲んでしまったが、今日は抑え気味。
飲みすぎには注意しよう…その2
そうそう、昨日の飲み会の最後の辺りに、最近体調が悪くてお店を休んでいる大将がやはりお店が気になるのかこっそりとのぞきにきていた。カウンターの奥に隠れているつもりだけれども、お客さんに見つかってしまった。お酒の飲みすぎで、すっかり体を壊してしまったらしいのだが、彼のことを一番心配している根岸さんが大将を見つけ、泣きながら叱っている。
あたしも久しぶりに大将とお話をしたかったのだが、どうも、割って入る気になれず、そのまま、すごすごと家路についた。何だかホームドラマの1シーンのようだった。
その後朝10時からマンションの理事会で、近くの喫茶店で話しあい、自宅に帰り、眠り直した。次に起きたのは午後3時ころ。この頃になって少々足を引きずる感じがあった。その痛みは夜になって激しくなり、翌朝には歩けないほどになっていた。どうやら昨日飲んでいる時にどこかでくじいてしまったらしい。9時間も飲んでいたので、いったい何処でくじいたのか全く記憶にない。都合の悪いことは記憶を初期化する事は多くあるノだけれども、今回は全く転んだり、ぶつけた記憶がないのだ。何かの弾みで転送エラーが起こったに違いない。
会社を遅刻してタクシーで整形外科に行き、レントゲン、湿布、テーピング、松葉杖の使い方を習った。どうやら骨には大きな異常は無いようだ。全治約10日間。松葉杖はけがしているほうの足ではなく、健康な方で使用するのだということを初めてしった。翌日、整体の先生のところに行くために、レントゲンを貸して、と言ったら、いやな顔をされた。東洋医学と西洋医学は合い補うものだと思うのだけどもな。もっとも気持ちも和からんでもないが…
今日は10月のセミナーの最終日。今週は4人の受講生がおり、結構盛況だった。松葉杖を突きながらのセミナーはなんとも格好が悪い。
またも飲み会ネタ
夕方6時から始まる飲み会に遅れていった。行きつけのすし屋で知り合ったあたしのガールフレンドが台東区からボランティアで表彰されたというので、そのお祝い。そこに集まったあたしのガールフレンドというのは80歳になるジョウさん。もう一人はいつもお世話になっているあたしよりも10位上のイラストレーターさん。もう一人は今年3歳になろうとする萌々子ちゃん。(もちろんその両親も一緒だったのだが…、お父さんはあたしが渋谷の写真学校時代の教え子だった。)あたしと同じ年だが、どう見ても10歳は若く見えるお母さん。とにかく20歳から40歳にかけての女性が一人もいない…がしかし女性密度が異様に高い宴会だった。
萌々子にいじられながら、黒ビール、ビール、焼酎の水割りと変遷し、萌々子のために特別に握られたイクラの握り(通常のおすしの1/5程度の大きさでもちろんさび抜き)をかすめ、牡蛎やら、牡蛎にチーズを乗せて蒸したもんやら、全うにお鮨やらをいただき、気がつくとすでに11時を回り、萌々子(とその両親)は中野まで帰っていった。奥さんのおなかには長男が入っていたのだが、大丈夫だっただろうか?
その後も順調にお鮨とお酒を消費し続け、気がつくと板さんもおかみさんも一緒に飲んでおり、賄いに舌鼓を撃ちながらあっという間に4時になって解散となった。
モノクロプリント
やっと玉内さんの個展にお邪魔してきた。オープニングは、例の世田谷の幼稚園の撮影で、くたくたになり、お邪魔できなかったため、今日のモノクロプリント講座を合わせて受講し、また、そこに来ている横島さんや中村さんにもお会いしようという一石三丁のパターンだ。とは言え、6時前に会社を出る事は難しく、あたしがセミナー会場に着いたのはすでに7時近くだった。
中にはガットさんやコマーシャルフォトの末松さんも来ており、セミナー終了後特別に本人の解説付きで会場を回る。キヤノン、HP、エプソン、銀塩タイプ、プラチナプリントとさまざまな技術、メーカーのモノクロ写真が並べられていおり、直接本人から解説を聞くと面白いものがいろいろと見えてくる。
明日は関西電塾だという玉内さんを捕まえて、11時ころまで飲んでいただろうか?銀塩の写真談義にまた花が咲、それでも銀塩感材の終ばを強く感じる私たちだった。(もっとも完全にはなくなりはしない。芸術性の高い写真技法、あるいはコマーシャルの世界でさえ、特殊な用途として生き残るのは確実だ。)
今日はFUJIFILM Fine Pix S3 Pro にフジヤカメラで購入した45mmF2.8のパンケーキレンズを装着して遊びに行った。遊びがてらの[スナップ]には、それでもまだでかいと感じてしまう。写りは文句ないのだが、マニュアルピント合わせをついつい忘れてしまうすっかりオートフォーカスになれてしまったようだ。
新・PowerMac G5とPowerBook G4、そしてAperture
インテル製チップセットの話はどこへやら、またも短期間で大幅なアップデートとなった。最高位機種は2.7GHzから2.5GHZへという一見ダウンサイジングにも見れるが、これが今まで二個のCPUだったのが4個のCPUになったくらいのアップデートだ。ということは下位機種は2Gデユアル=デュアルコアプロセッサ2GHz、2.3Gデュアル=デュアルコアプロセッサ2.3GHzということになる。ただし、1MB L2キャッシュ、2基の128ビットVelocity Engine、そして4基の倍精度浮動小数点演算ユニットというおまけもあるので、もう少し早いようだ。
ビデオメモリーに関しては、最強のセットを組めるみたい。値段の下がった30インチシネマを4台並べることも不可能ではない。ということは1200万画素のデータを100%出力で楽しめることになる!。ここまで来ると楽しむ、って以外に感想はないかも。
表示系が大幅に改良されたPowerBook G4はかなり気持ちを揺さぶられた。15インチで長辺1440ピクセルという大きさはかなりきてます。17インチになると、なんと約1600ピクセル。これは20インチの解像度だ。これならパレットをバンバン開いて仕事が出来る。(もっともCPUパワーやメモリー関係のアップグレードはない)バッテリーも公称5.5時間という長時間体制。(ハードウエアの節電による影響が大きいらしい。もちろんエコモードで、休み休みゆっくり使用しての話。テキストを打っているうちはいいけど、Photoshopをがんがん使うとあっという間に無くなるのは確実)
そして「Aperture」残念ながら、本日のセッションには日本語版は発表されなかったが、本国のサイトで見る限り、かなりのパフォーマンスを持っているようだ。RAWデータをそのままセレクト、コンタクトシートを作り、ハンドリングし、レイアウトと何でも来いのソフトウェアのようだ。日本円で約6万円。画面上にばらばらに置いたり、固めて選択したりとかなりのパフォーマンスを持つ。もちろんスピードもかなりのものだが、大画面が必要になるだろう。(今まで搭載されてもあまりその恩恵にあずかることの出来なかったコアイメージがかなり使われているようだ。同時に発表されたマシンのビデオボードがかなり強化されているのも、うなずける)
実際に日本語版を見ることが出来るまでにまだ時間はかかりそうだが、プレビューを見る限り、ほとんどのRAW現像ソフトウェアと同じ要素はきちんと持っているようだ。マック版「フォトのつばさ」を通り越して、オールマイティになるのだろうか?
問題はフォーマットだ。元データには何も触らずにパラメータのみをレイヤードして重ねて持つようだが、そうなると純正ソフトウェアとの連携は考えられない。Adobe DNGに書き出すのか、あるいはまたも新しいフォーマットを提供しようというのか、その辺りもまだはっきりしない。
iPhotoのようにApertureから直接ブックレットに書き出し、発注することも出来るようだが、今回はもちろんAdobeRGBもサポートするだろう。そうなるとあの品質では物足りなくなるので、その辺りもどうなるか、楽しみだ。
しばらくはこの話題が走り回りそうな気がする。久々にアップル製の純正ソフトウェアだ。
万蔵そば
私の自宅のすぐ前に万蔵そば尾張屋というそば屋さんがある。ここの対象が打つそばとてんぷらは格別で、私のお気に入りだ。ここの店主が新たにお店を出す事になり、そのお店がなんとあたしの会社のすぐそばになのだ。開店は今週の月曜日、17日だった。この日はあたしはLabのセミナーで、その後整体の先生のところに行くことになっていたため、セミナー終了後、速攻で中野へ向かった。
実は前日、新しくて古いレンズニコンの45mmF2.8 が生産終了となった事を聴き、何とか手に入れたくて検索していると、中野のフジやカメラでシルバーモデルを26.800で売っているではないか!これはお買い物なので、まずフジヤカメラに行き、レンズをゲットし、ボディキャップ代わりに使用することにした。APSサイズで約65mmとなり、少々長めの標準レンズとなる。何よりもカメラバッグにレンズを付けたまま収納しやすいのが最大の魅力だ。
で、山本治療院に行き、例の幼稚園の運動会で痛めたひざ、股の筋肉を治療してもらい、また岩本町に取って返してオープンしたてのおそば屋さんに向かった。
ここはとにかくそばの打ちがしっかりしている。そのため、冬場でなくとも結構安心して食べられるのだ。また、大将はそば屋でなければてんぷらやをやりたいという何処をとっても職人気質で料理人。だからてんぷらは旨いうまい。
久しぶりに久田とゆっくり夕食をとってお家に帰った。ここはランチもやっているのでこれからが楽しみだ。秋葉原、神田においでの節はぜひあたしに電話してください。万蔵そばでランチしましょう。
幼稚園の運動会
別に子供がいるわけでも無いし、ましてや孫の運動会でも無い。れっきとした写真館のお仕事である、「運動会の撮影」を20年ぶりに携わってきた。世に聞く「Nフォト」という会社のお仕事だ。(実名を伏せるために頭文字を書いているみたいだが、この会社は実は知る人ぞしる、電塾運営委員の永嶋さんの会社。もちろん実名)雨で順延が重なり、ついに人手が足りなくなったということで[ヘルプ]に入る事になったのだ。
昔とった杵柄、というわけで勇んで出て行ったのだが、天気はもちろん曇りから晴れ。お天気男の面目躍如だ。カメラはD70+シグマの18~200mmのセット。これが写りにはあまり問題がないし、焦点距離に関しては通常70mm域を使用し、いざという時には150mmから200mmで寄れる(もちろん室外限定だが)ので使い勝手はいいのだが、とにかく合焦が遅い。こいつはNikon D2X につけている時はこれほど遅いとは思っていなかったのだけれども…。ボディの測距性能にも因るのだろう。もう少しすんなり動くといいのだが…ニコン純正の18~70mmはかない快適に合焦していた。少し悔しい。
マスゲームや徒競走を撮影するわけだが、これが高校生や中学生のように立って撮影すると、顔がほとんど写らない。勢い、ひざを突き、地面に座り込むことになるのだ。すっかりこんなことは忘れていた。どうも昔取った杵柄にはならないようだ。しかし場所は移動しなければならず、いざるわけには行かないので立ち上がることになる。これを一日繰り返していると、まるでヒンズースクワットを終日やっていたよう。終わりのころには屈伸もままならない状態になってしまった。
お風呂に入り、マッサージをし、それでも元には戻らない。確かにカメラは軽く、フィルム交換の必要も無かったので、荷物的には楽だったのだが…。
軽いカメラといえばペンタックス。そのペンタックスがサムスンと提携というニュースが飛び込んできた。。
これで完全に独立した35mm型デジタルカメラのメーカーはキヤノンのみとなった。(ニコンは富士写真フィルムと提携している?以前はそうだったけど、今はボディを供給しているだけかもしんないので、キヤノンとニコンというほうが正しいかもしれない)オリンパスは松下、(松下はライカとも提携してるんだったっけ?)コニカミノルタはソニーと(ソニーはツアイスとも提携している?それは昔のミノルタも一緒?)という図式が出来てきた。特に廉価版の一眼レフには富士写真フィルムもコダックも興味を示しており、また、この市場も混とんとしてきそうだ。松下、ソニーの色彩が今後どうなるのかはきわめて微妙。多分ダブルブランドで色彩の味付けが異なるタイプを出してくるのではにかと思うのだが…。
そういえばマミヤはどうなっているのだろう?2200万画素クラスの中判デジカメは期待しているのだが…。そのうちに35mmタイプ一眼レフが2000万画素を獲得しちゃうよ。中版タイプは4000万画素が必要となるような気がする。マミヤさんがんばって??
お通夜と液晶ディスプレイ。関連は全く無い。
突発の葬式(計画された葬式なんてないけど)で午後大阪へ向かうため、朝からどたばたしている。それでも午前中に15カットほど撮影し、新幹線に飛び乗り(喫煙車しか空いてなく、クサイのなんの)香里園に6時に到着。7時からのお通夜に出席し、9時ののぞみに乗り込み、ふらふらになって東京に帰ってきた。PowerBook G4 15″ 1.25GHzのバッテリーは1時間しか持たなかった。早くインテル製で電池のもちがいいヤツを出してくんないかしら?
そういえばシャープの液晶ディスプレイのコントラストは100万対1という大きなコントラスト比を実現したそうだ。ブラウン管のもっともコントラストが高い騎手で10万対1だったというから驚きだ。カラーフィルタと偏光板の改良で実現したものらしい。
コントラストと応答速度はすでに充分になっているが、色相変異や視野角、色彩の再現領域に関してはまだまだ改良の余地は残っているだろう。バックライトも無機ELがかなりの進化をしているらしいし、前に日記で書いた新型白色LEDも期待できそうだ。次期のハイファイTVは色彩再現力の幅を広げ、ついにNTSCを実現してくるだろう。これがコンピュータのディスプレイに反映しないはずがないと思う。そうしてまた買い替え需要を促進するんだろうけど、これがディスプレイ自体の進化と金額の低下につながるのなら、大賛成だ。