別に子供がいるわけでも無いし、ましてや孫の運動会でも無い。れっきとした写真館のお仕事である、「運動会の撮影」を20年ぶりに携わってきた。世に聞く「Nフォト」という会社のお仕事だ。(実名を伏せるために頭文字を書いているみたいだが、この会社は実は知る人ぞしる、電塾運営委員の永嶋さんの会社。もちろん実名)雨で順延が重なり、ついに人手が足りなくなったということで[ヘルプ]に入る事になったのだ。
昔とった杵柄、というわけで勇んで出て行ったのだが、天気はもちろん曇りから晴れ。お天気男の面目躍如だ。カメラはD70+シグマの18~200mmのセット。これが写りにはあまり問題がないし、焦点距離に関しては通常70mm域を使用し、いざという時には150mmから200mmで寄れる(もちろん室外限定だが)ので使い勝手はいいのだが、とにかく合焦が遅い。こいつはNikon D2X につけている時はこれほど遅いとは思っていなかったのだけれども…。ボディの測距性能にも因るのだろう。もう少しすんなり動くといいのだが…ニコン純正の18~70mmはかない快適に合焦していた。少し悔しい。
マスゲームや徒競走を撮影するわけだが、これが高校生や中学生のように立って撮影すると、顔がほとんど写らない。勢い、ひざを突き、地面に座り込むことになるのだ。すっかりこんなことは忘れていた。どうも昔取った杵柄にはならないようだ。しかし場所は移動しなければならず、いざるわけには行かないので立ち上がることになる。これを一日繰り返していると、まるでヒンズースクワットを終日やっていたよう。終わりのころには屈伸もままならない状態になってしまった。
お風呂に入り、マッサージをし、それでも元には戻らない。確かにカメラは軽く、フィルム交換の必要も無かったので、荷物的には楽だったのだが…。
軽いカメラといえばペンタックス。そのペンタックスがサムスンと提携というニュースが飛び込んできた。。
これで完全に独立した35mm型デジタルカメラのメーカーはキヤノンのみとなった。(ニコンは富士写真フィルムと提携している?以前はそうだったけど、今はボディを供給しているだけかもしんないので、キヤノンとニコンというほうが正しいかもしれない)オリンパスは松下、(松下はライカとも提携してるんだったっけ?)コニカミノルタはソニーと(ソニーはツアイスとも提携している?それは昔のミノルタも一緒?)という図式が出来てきた。特に廉価版の一眼レフには富士写真フィルムもコダックも興味を示しており、また、この市場も混とんとしてきそうだ。松下、ソニーの色彩が今後どうなるのかはきわめて微妙。多分ダブルブランドで色彩の味付けが異なるタイプを出してくるのではにかと思うのだが…。
そういえばマミヤはどうなっているのだろう?2200万画素クラスの中判デジカメは期待しているのだが…。そのうちに35mmタイプ一眼レフが2000万画素を獲得しちゃうよ。中版タイプは4000万画素が必要となるような気がする。マミヤさんがんばって??