夕方6時から始まる飲み会に遅れていった。行きつけのすし屋で知り合ったあたしのガールフレンドが台東区からボランティアで表彰されたというので、そのお祝い。そこに集まったあたしのガールフレンドというのは80歳になるジョウさん。もう一人はいつもお世話になっているあたしよりも10位上のイラストレーターさん。もう一人は今年3歳になろうとする萌々子ちゃん。(もちろんその両親も一緒だったのだが…、お父さんはあたしが渋谷の写真学校時代の教え子だった。)あたしと同じ年だが、どう見ても10歳は若く見えるお母さん。とにかく20歳から40歳にかけての女性が一人もいない…がしかし女性密度が異様に高い宴会だった。
萌々子にいじられながら、黒ビール、ビール、焼酎の水割りと変遷し、萌々子のために特別に握られたイクラの握り(通常のおすしの1/5程度の大きさでもちろんさび抜き)をかすめ、牡蛎やら、牡蛎にチーズを乗せて蒸したもんやら、全うにお鮨やらをいただき、気がつくとすでに11時を回り、萌々子(とその両親)は中野まで帰っていった。奥さんのおなかには長男が入っていたのだが、大丈夫だっただろうか?
その後も順調にお鮨とお酒を消費し続け、気がつくと板さんもおかみさんも一緒に飲んでおり、賄いに舌鼓を撃ちながらあっという間に4時になって解散となった。