福岡4日目廃虚


もう三日も体重計がない。あたしは、まいんちムチャ飲んで食べている。いったいどういう状態になっているのかしら?

9時40分頃にホテルに茂手木さんがお出迎えをしてくれた。

今日は5人で、前回訪れた伊万里の廃虚に行こうと言うもの。車の中は馬鹿騒ぎの大騒ぎ。あたし以外は皆初めての場所だったらしく、大受け。午後1時半頃まで、撮影しまくるが…。茂手木さんはフィルムカメラで(途中でネガフィルムを購入していた)撮影。でもパノラマなので、あっという間に使い切り、手持ちぶさた。前回よりも育っている下生えの蔓やセイタカアワダチ草などが行く手を阻み、けっこう大変な行軍となってしまった。

帰りに釜揚げうどんをいただき、空港まで送っていただいた。もう、おんぶに抱っこでありがたい。

福岡って良いところだ!。おいしいしお姉さんは美人だし、優しいし。

でも、空港に着いた頃は、すっかり疲れ切ってしまってた。ホント最終のいっこ前の便を予約しておいたのだが4時30分のものに切り替えて、さっさと帰る事にした。

福岡3日目電塾


本日も、体重計はない。で、3泊もするのに、あちこちが満杯であたしはホテル難民。毎日荷物をしょって歩かなくてはならない。

朝、10時に、HMIが無事に点灯しているのを確認して、電塾の会場である九州産業大学へ。奇麗で、広いキャンパスでうらやましい。いきなり入ってすぐにしゃべらされたが、飛び入りなので、みんなの時間二化なり食い込んでしまった。

あたしは内職(デジタルフォト講座BASIC)をしながら一番後ろの席に陣取った。花山さんも来ていたし、石垣島の北島さんもいらっしゃっていた。お懐かしい!

懇親会は、生き烏賊、今日もゴマサバ、で盛りあがる。で、前回のセミナーで、ビジュアルアーツの阿部先生がお話していた「ヒストグラムを理解する」をアニメーション化したものを披露すると、大受けだった。20人ほどの参加者だが、開いているMacBook Proが6~7台、何だかMacだらけだ。おまけに茂手木さんとあたし、と福岡の西島さんと、3人も坊主がいて大変。(なにが!)

その後、屋台で2時間も盛り上がり…エプソンの星野さんは自作のiPod用のブースターアンプを3つも披露していた。

で、結局最後はミントでしめて、三日間フルに出席してしまった。ま、普段はこのてのお店にほとんど行かないので、良いだろう。本日のお宿はホテル法華クラブ。坊主頭は5割引…にならない。どんなところかと思っていたら、大浴場があったり、普通のビジネスホテル。朝5時にたたき起こされて、座禅を組んだり、お掃除をしたりする必要もない。良かった。

福岡二日目


ちょいと寝坊してしまった。ホテルには勿論体重計がない…けど、きっとけっこう太っているはず…。昨日あんなに食べたのだもの。

8時半に会場へに到着。既にハープ奏者もお花も入っていて、すぐに最終セッティング。ほとんど問題なく、チューニングでき、ほんの少し、メインライトの位置を調整しただけで終わった。

で、今日はやる事がない。本来はこれで帰ってしまっていいのだが、明日は九州電塾に参加するので、後2泊する事になったのだ。お昼は会場上のイタリアンレストラン。スパゲティとピザを頼んだが、これがなかなかの本格派。タバスコは置いてなく、辛いオリーブオイルがおいてある。今日も御飯がおいしい。会話の中で初めて知ったのだが、「タバスコ」ってイタリアにはないんだってね。あたしは荒れって、イタリアのものだと思っていたわ。デザインとか、まるでイタリアン…。実はある日本人が、仕掛けたんだって。イタリアでは、日本人が皆、スパゲッティを頼んだ時に「タバスコはないの?」と言ってくるのが七不思議だそうな。

夕方まで会場でぶらぶらしていたら、倉地さんたちが会場を訪れてくれ、お会いできた。

本日の夕食は焼き肉。ここも地元の方に教えてもらったのだが、利花苑。実においしい。コースで、おなかがパンパンになるまで食べる。大阪の焼き肉屋「南海亭」よりおいしいかも…。福岡って、大阪よりも食い道楽だなあ。ちなみに橘野さんのスタジオがここのメニューを撮影しているそうな。

で、本日は中洲のキャナルシティ内のワシントンホテル。いったんチェックインして、今日も「ミント」。本日はほとんど満席で、カウンターのはじっこに座る。このお店はこうでなくっちゃ。で、今日も写真を撮りまくる。

おなかが苦しい…。2時間ほど飲んで、ホテルに帰る。ミントからワシントンホテルへのアプローチは、非常に近いのだが、怪しいお店が一杯。何とか引っかからずにホテルに帰る事ができた。



福岡初日


体重63.2キロ
体脂肪率18.3%
BMI 22.7
内臓脂肪レベル8
体年齢43

やや下り気味の平行移動。
この調子で…。

今日から福岡。飛行機は11時40分発。
10時過ぎにゆっくりと浅草橋を出る。
お昼の時間は、すっかり飛んでいたので、おなかが空いた。お昼を食べに飛び込んだところはラーメン屋で一風堂。べつに東京にもあるけど…。

ライティングのセットは、今回は順調に進んだ。さっさと終わらせて、食事に出る。本日のお店は「せいもんばらい」という、博多では知る人ぞ知る、おいしいお店。お魚の鮮度は、名古屋の「勝手屋」よりもレベルが上かも知れない。特にゴマサバがむちゃくちゃうまかった。おなかがいっぱいになって、10時頃にいったん天神のホテル、ソラリア(今回の宿泊で一番良いお店)に引き上げ、荷物を置いて、今回も「ミント(美人)」へ。ところが、いつもお客さんが一杯のお店なのに。今日はあたし一人で、緊張してしまう。あんまり女の子にかこまれているのも、なれない。っていうかあたしの気が小さいだけ?

で、伊万里の造船所跡の廃虚の近くがママの故郷だという事がわかって、ちょっと興奮。「勝」というおいしい佐賀牛のお店を教えていただく。帰ったのは2時過ぎだったろうか?
今回はついにカメラを持ち込んでしまった。

広告

体重63.2キロ
体脂肪率19.7%
BMI 22.8
内臓脂肪レベル8
体年齢43

本日もほとんど平行移動。いい事なのだろう。

今は、原稿どころではない。もっとも大事な初期費用を稼ぐための広告の取りつけとお願い。実はもう締め切りを過ぎてしまったのだが、まだ足りなく、皆様にお願いをする。また、来た原稿のスペースが合わないため、再送をお願いしたり…。カメラマンには普段ない仕事をするせいか、なんとも緊張する。

Nikon D3の原稿を仕上げる。今日中にあげておかないと、明日からまた出張だ。

カノッサンの屈辱II

体重63.4キロ
体脂肪率19.2%
BMI 22.9
内臓脂肪レベル8
体年齢43

ほとんど昨日と同じ体重。こんなところで安定してしまったか…。

エキストリームIVの8GBを購入。なんと28000位。一昔前に比較してとんでもなく安くなった。これならRAWでも1200カットは一気に撮影可能だ。実は八甲田では、RAW撮影用に2GBのカードを、4枚、JPEG用に1GBのカードを4枚使用しており、一番良いところでカード交換、という悲しい目に遭っていたのだ。

テキストとコマフォトの原稿、月末のセミナーの準備、少々の撮影、気がつくと今日も10時を過ぎている。また、夕ご飯が遅くなってしまった。

いや、しかし、仕事しかしていない日の日記はつまんないね。外で風景を撮影しているときがやはり一番楽しい。

スタジオ

体重63.4キロ
体脂肪率19.4%
BMI 22.9
内臓脂肪レベル8
体年齢43

先週の終わりより数字が悪いけど、ま、かなり飲み食いしたんで、その割には良かったというべきだろう。3日ぶりに体重計に乗るってけっこう冷や汗もの。

定時にスタジオへ。まず第一にしなければならないのは、電源部近くできな臭い匂いがした、という事件。窓を開けて光を入れ、ブレーカら順にチェックするが、何処にも何も異常はない。最後に照明に使っていたスキャンドルスという蛍光灯のお化けのようなものが犯人だとわかった。
 ああ良かった。それなら捨てるか、もう使わないだけですむ。もし電源部や配線だったら、気が遠くなるところだ。

 サーバを復活させ、仕事が出来る環境に戻るのに大体1時間ほどかかってしまった。でも、最悪の状態に比較すればささいな事ですんでくれた。で、今週と来週の飛行機の手配(チケットは取ってあるのだけれども、座席指定がまだだったのだ…にしてもほとんど窓側の席がない。あたしはそれが最大の楽しみなのに…。どうやら、北海道の宿もやすいところはないみたいだ。うまくいけば雪景色を撮影できるかしらと思っていたのに…。

 見積もりやら、明日の仕事の指示やらで時間は矢のようにとんでいく。

少しテキストに手を入れ始めたが、2時半に来客。結局仕事を始める事が出来たのが3時半過ぎ。…で、今日はシロクマ先生のところに行く日なので、6時過ぎには会社を出なくてはならない…。何だかゆっくりできない…何も完了できないうちにスタジオを後にする。

カノッサンの屈辱II

今日も体重計はない。昨日ついお兄ちゃんと深夜1時過ぎまで飲んでしまい、目が覚めたのが10時過ぎ。でもおかげですっかり疲れが取れたみたい。

お昼を「高男」さんに出かける。八戸の和料理とお鮨の老舗、「ぼてじゅう」の大将が代を息子さんに譲り、自分の好きなものを作ろうと開いたお店で、あたしの実家からほど近い、ユリの木通りにある。市内ではないので地代家賃が安いのか、本店に比較してずっとやすく食べる事が出来る。…し、あたしはこっちの阿路の方が何となく好き。本日はお鮨を小さなシャリで握ってもらい、海の幸を堪能。実はお昼のランチは米茄子を焼いて西京みそをあしらったヤツが有名なのだが、いつもコースやなんかで、ゆっくり本来のお鮨を味わった事がなかったので、今日はお鮨。母ちゃんも健啖ぶりを発揮して、完食。これくらいの食欲があるんなら、安心だね。

帰って昼ビールが効いたのか、あたしはお昼ね。本当は今日も泊まって明日の朝東京に向かおうと思っていたのだが、スタジオで電気系統のトラブルがあったらしく、サーバを停止しているので、今日のうちに帰る事にした。

で、目が覚めるともう3時過ぎ。最終で帰るのは怖いので、その一本前というと、6時頃の新幹線になってしまう。最終はその次の7時何分というヤツ。あたしは8時頃までは新幹線があると勝手に思っていたので、夕飯を一緒に食べてから帰るつもりだったのだが4時41分のバスで八戸駅に向かう事になってしまった。

途中、町中で友達と早めの飯と酒を、と思い、二人に電話したが、一人は二日酔いで、もう一人は孫を連れて行く用があると断られ空振り。まっすぐ東京に向かう。

さすがに今日はゆっくりできたね。

八甲田


まあ、本日も体重計がない。昨日はずいぶん食べたので、体重計がない事は歓迎するべきか??

6時半に起きる様に目覚ましをかけたのだが、5時頃から何度も目を覚ましてしまった。目覚めが眠い。

昨日多く食べてしまったので、本日の朝食は、野菜とトマトジュースだけをいただく。7時半に青森を出発するJRバス、みずうみ号に乗り、八甲田ロープウエィへ1時間ほどの道のり。

運転手がアナウンスするには、初冠雪があり、酸ケ湯から先は、裏八甲田を回るという。ロープウエィはその手前だから良いけど…。

ロープウエィは9時からの運転だが、今日は8時半から運転している。お客さんが多いのだろう。雲が早く走っていて、お日さまが差し込み時間が短い。運良くロープウエィに乗っている時に日が差すように祈る。

往復のチケットを買い、さっそく乗り込む。中腹までは、そんなに紅葉していなかったが、中腹から上ははナナカマドなどが赤くなっている。で、さらに上っていき、山頂付近ではなんと細かいゆきが紅葉やまだ緑の葉に乗っかっている。季節のお料理にお砂糖の粉をまぶしたみたいで、実に奇麗。山頂の眺めはほっておいて、すぐさま、帰りのロープウエィに乗り込み、一番良い席を確保する。既にこの時点で、3往復する腹を固めていた。行きに撮影ポイントをチェックしていたのだが、残念な事に雲が出てしまった。で、ふもとですぐにまた、登りのロープウエィに乗り込むが、既に脚は00にんくらい集まっていて、このみの場所に陣取る事が出来なさそうだったので、次のゴンドラに乗り込む。実はこの時は晴れたのだが、なんと一番良いところのガラスが汚れていて、奇麗に写らない。

で、山頂から下りる次のゴンドラをつかめたのだが、今度はまた雲が出る。

で、そのまま同じゴンドラに乗り、下山。一番撮りたかったところ出ほんの少しだけ日が差し、実にそのタイミングでカード交換…。また登りのロープウエィに乗る。この登りでは、ほとんど陽が差さず、下りにすぐ乗ろうとしたが、そろそろ下山する人たちが増え出して、好きな場所に陣取れない。おまけに奇麗だった雪が、既に溶け出している。くだってまたのろうとしたら500人くらいの人が列をなして待っているのでさすがに断念。2回目の一瞬が奇麗にとれている事を祈って酸ケ湯へ向かう。氷点下一度のところを走り回っていたので、すっかりからだが寒くなり、酸ケ湯では曇っていた事も手伝い、まっすぐにお風呂に入る。

20年ぶりに入る酸ケ湯温泉は乳白色で硫黄分が物すごく強い、温泉は千人風呂と言われる巨大な木造建築。入り口は男女別だが、中は混浴。あごまで湯に浸かり、立ち上る遊部の中でぼおっとしていると、て指の先がぴりぴりしびれる。かなり冷えていたのだろう。

何だか気分は松田教授で、1時間ほどあちここちの浴槽に浸り、すっかり暖まって、撮影再開。新しくできたキャンプ場は奇麗に整備され、撮影がしやすい。でもお日さまはほんの時々しか出てこない。八甲田の雲が早いのは有名な話だ。

またバスに乗り、奥入瀬に向かうと、ロープウエイに向かったおじさんとまた一緒になる。お話をしながら、銚子大滝までご一緒する。酸ケ湯から下はまだほとんど紅葉も始まっておらず、撮影の仕方によっては、初夏の色どり。しばらく奥入瀬を下り、途中中国人の若い男女のチームと仲よくなる。
カメラマンだという事で、結構もてた。ま、たいしたカメラマンじゃないけどね。彼らは来年のカレンダーを撮影しているのだと思ったらしい。写真を撮りあい、お別れし、あたしは八戸に向かうバスに乗る。

朝の6時半から、バスの乗りづめ、紅葉と緑とせせらぎと温泉を駆け足で堪能し、6時過ぎに八戸に帰り着く。

ああ、忙しかった。hakkouda

青森


体重計がない朝は何だか不安。訓練…というかついた習慣というものは恐ろしい。昨日は11時頃にうどんを食べてしまったので、きっと太っているだろう。自主的に朝食を抜き、トマトジュースだけにする。

が、しかし、昼ご飯は牛タンのスペシャルセット(むちゃくちゃ厚切りの、柔らかいヤツ)に牛タンシチュー、麦飯に玉子と山芋をかけまわしたもの、テールのスープ。お漬物。むちゃくちゃおいしく、満腹になる。こんなに大量の食事をとっていいのかしら。

話は戻るが、朝8時から、シューティングステージのセットアップを開始。昨日光を回すために二重にかけたデフューザーを一枚に戻し、光量を上げ、ステージにお花を配置する。

少しいじって、狭い会場なりのライティングを完成。今日は安心して見ていられる。

で、昼飯に行ったわけだが、2時頃に会場を出発。青森を目差して、新幹線“はやて”19号は北に向かう。明日八甲田の紅葉を撮影するためだ。

八戸からは「特急スーパー白鳥」いわゆるリレー号だ。そのまま乗っていると函館まで行ける。いつもは八戸でおりているので、こいつの乗るのは初めて。自由席に、楽に乗り込む事ができた。

今日は青森で一拍。チェックインを住ませ、“久田”の大学時代の友人の黒田朝子さんと飲む事になり、七輪で焼いたものを(ものはその日によって変化するそうだ)食わせるというお店。何が出てくるかは、当日のお楽しみだそうで、本日はカニ肉にいくらをのっけたもので始まり、名物の七輪焼き、お刺し身、稲庭うどんに、締めはカニを丸々一個入れたみそ汁。あたしは結構おいしかったが、もっとうまい時もるとの事。おなかがぱんぱん。腹ごなしに散歩しながら、PIAというバーでエピストロフィーという名のカクテルをもらう。勿論ネタはエリックドルフィー。最後はSo WhatとWhat’s New…。何だか目一杯のカクテルだった。

青森の夜は更けていく。