続伊豆高原


朝からまた大騒ぎのご馳走をいただき、お弁当を用意してもらい一碧湖へ向かう。もう誰も車を運転しようとしないので、タクシーを連ねて移動。湖を半周したところでお弁当を食べる。この集合写真は一碧湖のほとり。以外と人が少なくて気持ちの良い湖だった。
一碧湖から大室山に戻り、リフトで山頂。本来はアーチェリーを楽しむ予定だったのが、今回はあたしの采配ミスで時間がなくなり、それはかなわなかったが駆け足で火口後を見学。
一拍二日の小旅行はあっという間に終了し、伊豆高原駅で足湯につかり、その場で旅の疲れを落とす。踊り子号は無情にあたしたちを東京に連れもどし、今年の連休のお休みは終わりを告げる。

伊豆高原


今年の連休は、見事に晴れが続いた。伊豆高原のペンションノエルについた今日も見事に晴れ上がり、お日さまに当たっていると汗ばむほどだが、日陰の風は寒いくらいだ。ここ、ノエルのご主人はあたしの写真の先生。最初に入った写真館でチーフをしていた室橋さん。彼は写真館をすでに引退し、伊豆高原で悠々と写真を撮ったり、ペンションのオーナーとして生活している。奥様の料理がとてもおいしく、あたしもすでに4~5回目の来訪になるが、毎回おなかが苦しい。一皿ずつはたいしたことは無いのだが、その数が多いのかしら?
相変わらず一族郎党そろい踏みでの旅行の今回の目的地だ。ノエルさんでは最近陶芸やリンパセラピーを始めていて、若めの女性軍(あたしの奥さんも入っているが)はリンパセラピー。そのたのおっさんやお母さんは粘土をこねて芸術家気取り。リンパを受けてきたあたしの奥さん(“久田”)たちは目が通常の1.5倍くらいに大きくなりちょっと見直したり…。
大量の夕食を摂り、ワインをがっぽり腹にため込んで就寝する。

Mac Book Pro、それでも探す高速外部インターフェイス

 話題の、というか今現在もっとも先進的なハードディスクとその接続方式がSATA。Macはほとんどがそうなってしまった。確かにPATAに比較してやや高速。ただ、ハードディスクの記録スピードは回転数だけでなく、それが搭載するプラターの半径も大きな変動要因だ。同じ回転数なら、半径のでかいほうが外周側でははるかに高速なのは当然だろう。だから2.5インチと3.5インチのハードディスクの外周側の記録スピードはかなり違うことになる。私はずっと3.5インチのハードディスクをPhotoshopの仮想記憶として使用しているが、Mac Book Proを購入して、高速な外部ストレージがどうしても欲しくなった。既存のPCカード、あるいはFireWire800であればそこそこのスピードを出せるものがいくつかそろっているのだが、外部デバイスがプアなMac Book Pro(あ、17インチはFireWire800がついているし、USBも3つもあるからプアじゃないけど、15インチは現在のところかなり悲しい)では選択肢が現在のところほとんどない。
 新しいカードスロットはExpressCard/32で、これにはGigabit Ethernetカードや無線RAN用、データ通信カードがあるが、Mac Book Proはそのほとんどを基本機能に持っているので不要。カードリーダーもExpressCard/32ではコンパクトフラッシュが入らないので意味なし。せめてFireWire800で外出しできるものがあればいいのだが、そのような製品は検索に引っかからなかった。
 でも、ラトックシステムからREX-EX30S eSATA ExpressCard/34というeSATA規格のカードが発売されている。当然Mac Book Proで使用できると思い、ラトックのサービスセンターに行ってみた。
 結果は動かない。ラトック側が言うには特に特別な仕様にしてはいないということで試しにWindows起動で確認してみると、見事に認識。ノートブックでは味わえない快適さでデータ転送が可能だった。これをPhotoshopの仮想記憶に使用できたら!。
 でもあたしはWindows版のPhotoshopは使いづらくて嫌い。CSまでは持っているのだが、CS2はもっていない。やはりPhotoshopはMacで使いたい…。でもOSX起動では認識しない。これはApple側が対応するか、ラトック側がドライバを書いてくれるのを待つしかない。
 ということで、あまり意味はなかった。現在のところ、Mac Book Pro、OSX起動で使用できる外部高速インターフェイスは、最高でFireWire400ということに落ち着いた。しばらくは我慢の子でいるしかない。

第一月曜日は充電の日

月の第一月曜日は歯医者に行ったり整体に行ったりと自分自身の充電をすることにしている。が、あたしの会社にはポータブルコンピュータ、デジカメ、クリップオンストロボなどを始め、充電池を使用する機材が大量に存在する。リフレッシュは気がついたときにやっていたのだが、つい半年もほったらかし(使用はしているのだが、外部電源とつなげるヤツや単三の充電池など、汎用的に使用するヤツは特に忘れてしまう)になってしまうこともままあるようだ。
そこで月初めにとにかく充電池という充電池をリフレッシュすることにした。
単三用の充電器は放電機能がついたものに替えたが、Nikon D200などは充電機に放電機能がないので、わざわざマイクロドライブの4GBを装填し、電池が無くなるまで撮影を繰り返すことになり、これがちょっときつい。あの手のバッテリー用の放電機ってどこかにないものだろうか?もし無ければ何とかつくってみたいと思うようになった。(基本的にD200の場合はスタジオや余裕のあるロケの場合、電池が無くなるまで使い切り、予備のバッテリーに取り換え、という使い方をしているのだが、余裕のないロケではそうも行かない場合がある。また、電池のパワーをぎりぎりまで使用するというのもちょっと安全性に欠ける気がする)ニコンさんもこういったものを作ってくれるといいのに。
たとえばNikon D2X では、バッテリーの残量、疲労度などをカメラ側で関知できる。この機能を充電器にも盛り込み、残量、疲労度のチェック、リフレッシュ、フル充電(もしできたら急速充電も)できるような充電器が欲しい。これはあたしだけが感じてることかしら??

ついにミラーリングができた!

Mac Book ProのWindows起動中のミラーリングに挑戦して、2週間。昨日(正確には今朝2時ころ)何だか夢の中で思いついたことがあり、早速それを実行しようと起き上がり、マシンを起動したが、その動作をしているうちに夢の中の「天の啓示」はどこかへ行ってしまい、何も思い出せない。
これってよくあることだよね。でも悔しくてそれからミラーリングに取り組むこと3時間。ついにWindows起動でミラーリングができた。なんのことはない、プロパティの設定に問題があり、デュアルディスプレイの設定(カーソルが自由に行き来できるようにする)をいったん解除し、(ここが問題だったのだ)ディスプレイをプライマリとセカンダリにわけて、ビデオボード側で再度ミラーリング設定をするというものだった。Windowsノートブックにはこれはワンタッチで設定できるボタンがあったものだから、ずっとそのダイアログを表示させる方法を模索していたのだが、これで一件落着。朝の5時までかかって、やっと一件だけが落着。眠い。

S2410を買うと掃除の鬼になる


連休の頭になる土日は、丸二日間自宅にいた。ほとんど一歩もでずに過ごすことができた。おかげで懸案だった自宅のマシンの整備、(何しろディスプレイが映らないノートブックが自宅用のマシンになってしまっているのだから、ままならない。こいつが何とか映ってくれればいいのだが、やはりダメなようだ。直すと確か56000円程かかる。(それだったらMac Miniを買っちゃうもんね。)それでもこいつはG4ながらメモリーを1.5GB積んで、ハードディスクも当時としては最大の80GBのマシンなのだ。何だか使わないのももったいないのでS2410をメインディスプレイとして設置した。
1920×1200ピクセルというと230万画素だ。Nikon D1 だったら、ほとんど100%表示ができてしまうというのは恐ろしい。それが145000円程度で手に入るのだからこの値段にしては非常によくできたモデルだといえる。最初から当たり外れはあると覚悟して購入したのだが、案の定良ーく良ーく見ると左右の濃度差がある。Monaco OPTIX XR PROではかると90カンデラほどずれていた。(色むらはあまりない)
ま、こいつはDVDやビデオを見たり、テキスト書いたり、ページレイアウトをやるのがメインの目的だから、このくらいは許しちゃう。だってDVDを見ているときの幸せ感ってすごいのだもの。
で、裏の配線を直したりしているうちにさすがに埃が気になり出し(去年の大掃除はさぼってしまったのだ。そのためずっと罪悪感を抱いていたの)ベランダ側の窓のレールの汚れとかび、ベッドの下の厚さ三センチの埃、かってから一度も掃除していないオーブントースタなどを全部掃除する羽目になった。買い置きのカビキラーや強酸水をすべて使い果たし、お日さまが気持ちの良い午後の1時ころから初めて夕方の6時ころまでかかったろうか? 気がつくとさすがにその毒気に当てられたらしく、ふらふらになってしまい、そのまま布団に倒れ込み、“久田”が帰ってきたのも知らずに寝込んでしまった。

Mac Book Proの電源

21日の日記を読んで、「まあ、まあ、そんなに腹を立てないで」とガットさんに諭されてしまった。「思わず吹き出した」とも。うん。そんなに腹を立ててはいない。いや、それどころかMac Book Proはよく働いてくれる。特に「フォトのつばさ」と「Nikon Capture 4」を使用しているときの快適感は比較するものがない。ただ、時々Windowsで終了できなくなることがあるがこれはバグかしら。あたしのマシン固有の問題なのか、Mac Book Pro事態が抱える問題なのかもよくわからない。(比較するものがないのだもの)今度の電塾には3台くらい集まりそうだからみんなに聞いてみようっと。
気に入っているものの一つに、Mac Book Proの電源コネクタがあり、マグネットタイプなのはよく考えたものだ。使いやすいし、引っ張りに対するトラブルも少なそうだ。接触不良もダブルピンでかなり回避できそうだし…。でもあたしはPowerMac G4 1.42Dual 2GB用の電源アダプタを、会社用と自宅用と持ち歩き用、そして帰省用に全部で4つも持っていたのにそのすべてが使えなくなってしまったのが悲しい!。というよりも悔しい。75ワットタイプだけでもいいから、アダプターを用意して欲しいものだ。(といいながら昨日追加の電源を購入してしまった。きっとこの調子でまた段々増えていくんだろうなあ。いかんいかん。またぼやいてしまった)

連休前

連休があるというのは良いことだがそのために通常の倍以上忙しくなるのは毎年のことだ。ただ今年は完璧にカレンダー通りにお休みがとれそうだ。それが最大の楽しみ。(もっともお休みといっても原稿はあるし、Mac Book Proのチューニングもある。会社に行かなくてはならないのは相変わらずだ)
自宅のマシンや会社のマシンのメンテナンスをゆっくりできる。自宅のマシン群もMac Book Proと一緒に購入したナナオのFlexScan S2410もチューニングしたい。

Mac Book Proその後

Mac OS Xではプリンタを認識しないが、ネットワークでは認識するという話は前にしたが、その後もう少しわかったのでご報告。
WindowsからはNikon Capture 4.4で書き出し可能だった。つまり、Windows起動ん場合は直につながったプリンタを使用できる。Mac OS Xから直書きだけができないということだ。
ビデオボード関連は相変わらず問題が多く、ディスプレイをミラーリングできないでいる。デュアルディスプレイは問題なくできるのだが、ミラーリングができないので、セミナーがやりにくくてしょうがない。これって誰か解決策持ってませんか??
通常はfunctionキーとF6キーでミラーリングの設定ができるのだけれど全く動かない。
さらにやはりWindowsではディスプレイに対するICCプロファイルが一個しか設定できないので、実にやりずらい。これはMac Book Proに限ったことではないく、Windows側の問題。この当たりがあたしたちがMacを選択する理由なのだろう。
後、メモリーを多く使いすぎるとすぐにハングアップしてしまう「フォトのつばさ」。の割当ももリーは500MB程度に抑えておかないと「フォトのつばさ」を2個以上起動したときに問題となるようだ。
あらかじめわかってはいたが、やはり両起動が同時にサポートされていないとつかいずらい…。きっと次期OSではこの当たりも解決されてくるのだろう。
それとExpressCard/34 に接続できるデバイスがまだないのも残念。ラトックからeSATA 対応のREX-EX30Sがでているけれども、Macには対応していないだろうなあ。パーティションを切れないからこれって必需品になりそうな気がする。今度ラトックのショールームに行ってみようっと。
カードリーダーもこのサイズでは、コンパクトフラッシュが刺さるやつがないし…。何でFireWire800を搭載しなかったのだろう。今日発表の17インチはFireWire800を搭載しているというのに!。(おまけにUSBが3スロット)
全く、使えるバスがUSBかFireWire400しかなく(皆遅いし)しかもUSBとFireWire400すべてのポートを合わせても3つしかポートがない。PowerMac G4 1.42Dual 2GBはFireWire800があったから価値があったのに!。
書いているとさらに腹が立ってくるからもうやめよう。とにかくExpressCard/34 に接続できるデバイスが出そろうまでは我慢の子だってことだ。でもなんで34なあんだろう。せめて54だったらカードリーダーとしても使えたのに。現時点での拡張性の低さは最悪といえる。(また腹が立ってきた)

立石寺→花見山


早朝8時にたたき起こされ、お兄ちゃんの車に乗って山形駅へ。そこから仙山線に乗り、立石寺にむかう。約800段の石段は、二日酔いの身には応える。なるべくゆっくりゆっくりと煩悩とアルコールを振り払いながら石段をのぼる。今日は曇りなのであまり暑くないのがありがたい。途中3回も休憩しながら、奥の院にたどり着く。眺めはきれいだ。残念ながら、多分あそこから撮影できたらきっと良い写真になるぞ、という場所は立ち入り禁止だった。こういったところは観光地の自由にならんところだ。立石寺を下山し、さすがにおなかも空いてきたので、おそばを食べるが、入ったお店が当たりだった。そばは普通だが、出てきたお新香がむちゃくちゃうまい。思わずお土産に買ってしまった。自分のところでつくっているのだそうだ。
山形はまだ桜が咲いていないが、福島は満開だという。花見山という有名な桜の名所があると聞いていたので、いったん福島に引き返すことにした。ずっと曇っていたのだが、花見山に近づいた午後3時ころから薄日が差してきた。きりっとした光ではないが、何やら日本の春らしい柔らかい光で撮影することができた。今日は105mmマイクロレンズ一本勝負。かなり広大な桜の風景を105mmで撮影するって結構しんどい。どうしても広角レンズに股間したくなる欲望を抑えつつ、広い公園を歩き回る。もともと花を植えて栽培していた農家が、せっかくだからと公開したものだそうだが、多分かつての日本の田舎にもこれだけの花盛りの里山は存在しなかっただろう。見事!としか言う言葉がない。アマチュアカメラマンも多いが、久々によい被写体に出会った喜びを抑えきれない。どんどん落ちていくお日さまと競争しながら、シャッターを切りまくる。今日は一日で6GB以上撮影してしまった。(バッテリーは2本目に突入し、残量は半分くらいだった)
今検証中の EPSON P-4500に保存しながら撮影するわけだが、これがまたバカッパやく快適。これまでのP2000や4000とは確実に違う機械という印象を受ける。一番大きな問題点は表示する文字が小さくなり、読みにくいことかな?それとまだこれかラーマネージメントに対応していないのも気になる。せっかく良い表示系を持っているんだからぜひ対応して欲しい。
花見山では、組み立て式のブローニーカメラで撮影していた方を見つけて、道を聞いたら、あたしのことをご存知の方だった。昨年のセミナーに来てくださったのだそうだ。悪いことはできない…。