体重計は無し。
朝早川氏に起こされる。氏はすでに温泉を浴びている模様。
山形の秋葉さんの自宅兼スタジオにお邪魔して精算をしたりしているうちに新幹線を乗り過ごす。山形新幹線は1時間に1本。10時の新幹線に乗ることになり、東京駅着は13時。午後のセミナーに少々遅刻してしまう。
ほんの少しの余裕をなくすことでこれだけ大変になるのだと改めて感じた。
Monthly Archives: 11月 2006
つばさに乗って
体重68.2キロ体脂肪率20%
いやあ…。やっぱり昨日は飲み過ぎ、食い過ぎたね。また大台に乗ってしまった。明日は体重計がないし…。しばらく放し飼い状態になってしまいそう。
山形でAPAのセミナーを行うために、早川氏と同道で上野発早朝6時30分発の新幹線に乗る。昨日久しぶりに飲んでいて、食事も大目だったので、朝がつらい。
山形新幹線つばさは通常の特急列車の大きさ。
2列と2列のシートで結構狭い。
福島からは通常の線路に乗っかるので揺れが大きく、快適とは言えない。
距離的には仙台に行くのと大きな変わりはないが、東京から3時間かかる。
“つばさ”は途中から濃い霧の中を走っていく。
会場で菊池君と落ちあい、セミナーの準備。
午前中は早川氏のセミナーなので、大ざっぱな準備にとどめる。
午後からがあたしの出番だが、プリンターが届いていない。
急きょプログラムを変更して昨日の郡司さんトかぶるがCMSのまとめを組み込む。
今回もハンズオンではないが、撮影の実地を行った。たいしたことをするわけではないのだが、説得力だけは有るのではかなろうか?
会場には温泉があり、さっそくお風呂に入る。
今日は早川氏と同室。
なだ万
体重67.8キロ体脂肪率22%
また少し増えた。
午前中は完璧に寝ている。このところ睡眠不足がつづいていたので、一気にそれを解消…。というのは希望で、結局最近は寝だめも効かなくなっている。十分毎日睡眠をとるようにしないと。
午後から片目でフィギュアスケートのフランス大会を見ながら、原稿書き。ミキちゃん、スゴイ!あたしの欲目では1位だったけどな。
取りあえず今のところの原稿の締め切りは守ることができそうなところまで持ち込むことができた。
夕方から“久田”の両親の金婚式を行うニューオータニへむかう。
5時半にオリコムの稲葉さんとロビーで落ちあい、慌ただしく打ち合わせ。
なだ万という料亭がお庭の中にある。実はニューオータニは何度か結婚式の撮影でお邪魔しており、その日本庭園は良く知っているつもりだったが、その中にこんな料亭があったとは知らなかった。じつはここは「さざんか」という別名を持つなだ万の本店で、超高級なことで知られている。財政会のお偉方が良くご利用になるそうな。もっとも本館にもなだ万の支店があり、こちらはお気軽に入ることができる。ホテルの人間に聞いたら最初はそっちに案内された。きっと服装や人格で判断されたのだろう。昔は本店しかなかったので、間違えようがなかったのだが…。
ニューオータニの写真室は以前あたしがデジタルフォトセミナーを行った関係で仲良しの間柄。さっそく出張していただき、集合写真を撮ってもらう。なんと熊沢さん松島さん方ツートップが出張してくださった。感謝。
お食事をしている間に仕上がりを届けてくださり、その写真が多いに受けた。他力本願ではあるが、私の株が上がったことになる。
食事も、大吟醸のお酒もおいしい。伏見のお酒だというが、ここも灘とおなじく今はほとんど樽買いだと聞くが、まだちゃんとした蔵元ものこっているのだ。
プリントアウト
体重67キロ体脂肪率25%
神戸ロケの仕上げ。夜景のカットが多いため、それなりに手を入れてあげないといけない。結構時間がかかる。メインカット15カット、スナップ125カット。実はこれは月曜納品で構わないのだが、日曜日がセミナーで山形に行くため、今日プリントアウトを発送しておかないと間に合わないのだ…。どうしても紙でないとやだ、というお客さんがいるので…。
以前はA4 24枚の出力に2時間くらいかかっていたものなあ。早くなったものだ。午後の5時に間に合わせて何とか各3枚のプリントを出力。東中野に向かう。
あたしも“久田”も少し風邪気味。
撮影
体重67キロ体脂肪率25%
67キロの壁は厚い。
10時半にお客様が入り、それから撮影のはずだったのだが、撮影するべきものの到着13時半になってしまった。
仕方なくクライアントさんと雑談をしたり、仕事をしたり。13時半になるというのが分かったのが12時近くだったのでクライアントさんは「キノコの山」でおなかを1杯にしてしまい、ちょっと可哀想。
その後の撮影も順調に遅れ、仕上げや神戸ロケの仕上げなどで、結局今日も11時過ぎに自宅に帰る。9時過ぎはご飯を食べないようにしているので、お豆腐とお粥。何だか寂しい。
神戸~大阪
今日はホテルなので体重計無し。昨日は食べたからなあ…。
ロケは順調に進行。12時には完了し、神戸のお友達、横島さんと落ちあい、三人で中華街にリトライ。ランチだけど実においしかった。
大阪の写真用品屋さんTPCに寄りバッグを購入。二万円しないでMac Book Pro15.4インチが入るカメラバッグを購入。送ってもらうことにした。これはかなりいいよお。
で、お店を出てしばらく歩いてやけにリュックが軽いことに気がつく…。そういえば幾つかのバッグの見本にMac Book Proを入れて大きさを確かめて、最後に取り出さずに出てきてしまったことに気がつく。昨日からのロケのデータが入っているのだ。(もっともバックアップはあるが、チューニングしたのはMac Book Proの中)慌てて取って返し、回収。
平さんのところでヤノ電器さんの新製品をテストしているというのでその検証に参加。Mac Book ProのExpressCardのスロットかOSにどうもボトルネックがあるらしいという結果になった。eSATAのスピードが出ないのだ。
同じRAIDディスクをG5に接続するときちんと理論値近くの結果が出る。
これは2台のミラーディスクをストライプしたもので、冗長性と安全性を最大限に確保したディスクといえ、ちょっと気になる。お値段は未定とのこと。
以前私が検証したとき(eSATAをOSストライピングでPhotoshopの仮想記憶に指定したとき)も同じようだったので、その再確認。ラトックのcardでも同じ現象なので、間違いないだろう。もしかすると、内部がUSBなのかもしれない…。だったらそんな余計なものはさっさと外して基のスロットに戻して欲しいのはあたしだけではないだろう。
神戸
体重66.7キロ体脂肪率25%
久しぶりに66キロ台に返り咲く。ほっとした朝。実はこのところ2丁に増やしたお豆腐をまた1丁の戻したのだ。これだけでこんなに差があるんだ。
今日はロケで神戸に向かう。店舗の撮影だ。ちょっと遅めの12時の出発。神戸のロケ地には4時半ころ到着。今日の撮影は夕景なのだ。
どうしてもどかない車があり、それを待っているうちに、8時半になってしまった。三宮…元町のステーキレストラングリックに久しぶりに行こうとしたが、場所が移転したらしく、間に合わない。中華街は8時半がオーダーストップということで仕方なく北口の飲み屋で私の最大のクライアントさんである山崎氏と二次会。そこそこおいしかったけど。
ホテルに帰ってからデータの処理やメールの返事。あというまに3時になってしまう。明日は朝からロケの続きがあるのだ。風呂に入って寝る。
セミナー
体重67.2キロ体脂肪率25%
思ったよりも増えていなかった。よかった。
新・優しい電塾のセミナー。今日は後が詰まっていなかったのでセミナー終了後も雑談を8時ころまで続けた。ちょうどCCDやメモリーに関した幾つかのアイディアを思いついたところだったので、「期待できるデジタルカメラ像」という話で盛りあがった。今もっとも旬なのはやはりFUJIFILM Fine Pix S5 Pro?とシグマのSD14といったところだろう。でもこの2台は正確が全く正反対。いったいどちらを購入しようか?
夕食をお呼ばれ
体重67.0キロ体脂肪率24%
やっと許に戻ったようだ。でも今日は夕方鎌田でご馳走をいただくことになってるんだよなあ。
お風呂に入ったり、頭を刈ったりしているうちに、お昼を過ぎる。今日は夕方、あたしの死んでしまったお友達のお家で夕食の約束があるので(呼ばれたわけではなく、勝手に伺うのだが)お昼を軽めにした。久しぶりの「あたしの食卓」中身は変わり映えがしない。お豆腐にひき割り納豆、小ネギとレタスのサラダ。玄米粥(炊いたものではなくレトルト)に大きな梅干し。実にカロリーが少なそう。
3時半ころにお墓につき、い年ぶりに1杯酌み交わす。その後実家に行って(お墓から歩いて3分のところにある)夕食をいただく。家庭菜園のネギがむちゃくちゃうまかった。ところで気になるのが明日の体重。
RBGB
体重67.4キロ体脂肪率24%
少しは落ち着いたようだ。
イメージセンサに関して幾つかの考え事をしていた。もちろん水平色分解と垂直色分解のメリットとデメリット。フジが作っているスーパーハニカムも含めて。
水平色分解方式はもっとも一般的だが、偽色とモアレが発生する。そのためにローパスフィルターは欠かせない。これはスーパーハニカムも同じことだ。ただ、スーパーハニカムは通常の水平色分解では現在の施術では達成できないダイナミックレンジの広さを明るい側のセンサを追加することで達成している。もともとシャドウ側のノイズを上手に抑えているのでかなりの実力だ。それでもローパスフィルターを持っている事で今一つ鮮鋭度にかける。
垂直色分解方式は現在製品化されているのがシグマのSD9…もうすぐSD14が出てくるが、これだけだ。全てのピクセルがRGBの実情報を持っているため、その端正な情報は200%以上の拡大に柔軟に対応する。おまけにモアレの発生率が少ないため、ローパスフィルターが不要だ。レンズとイメージセンサの間には少しでも障害物が少ない方がもちろんいい絵を取り込むことが出来る。
しかし、問題はダイナミックレンジ。各センサを通過しながら記録するため、光のロスが今のところ大きい。(フジフィルムがその問題を解決しようとしているという情報は新聞で読んだが)ダイナミックレンジが異様に狭く、十分な光量と適正な露出が要求され、普段の作品作りに使用できるものではない。(スタジオにおいてはかなりの良好なデータの取り込みを行える。)
現在の技術では、どちらもある程度の我慢を強いられるわけだ。
で考えてみたのがRBGB配列だ。
もっとも暗く、情報の少ないBチャンネルを2倍にしてアナログ状態でバランスを取リ、AD変換する。これでブルーのフィルターをもう少しまともなものに出来るだろう。ただこれだけでは輝度情報が格段に低くなるのは目に見えている。そこでRBGBの各チャンネルの色情報をキャンセルし、輝度情報(つまり、フィルタリングされない状態の600万画素であればまさしく600万画素のモノクロ画像)を取り込んだデータから別に生成する。デジタルだから取り込んだあとの電荷情報をコピーしたってなんの劣化も起こらないだろう。
最後にこの情報を合成して完成。感度とダイナミックレンジ、鮮鋭度を現在の技術でかなりのところまで引き上げられるに違いない。
ただし、計算量は現在の倍になる。ASICの能力向上が仮題だが、それは多分大きな問題ではないとおもう。この方法論、垂直分解方式が普及するまでの橋渡しかも知れないが、魅力が有るよう思える。
もっともこんなことはすでに研究段階で誰もが考えているのだろう。ただしそれが否決されたのが現在の技術の高みに達する前であったとしたらば、再考の余地はあるのではないだろうか?