会社の中に40GBのハードディスクが余っている。昔のサーバに搭載されていたヤツを取り外して今までバックアップ用に使用していたのだが、ついに起動ディスクのほとんどが40GB2収まらなくなってしまったのだ。そこで古いPowerMac G4 1.42Dual 2GB(ミラードライブ)に3枚さして、そいつをストライピングさせて仮想記憶にしてしまおうと考えた。2枚のストライピングで10GB(もちろん中身は仮想記憶を前提に小さなファイルや大きなファイルが目一杯詰まっているヤツ)の転送に4分45秒。1GBの転送に2分かからない計算で、結構早いといえる。これを三台のストライピングにしてみたら、4分15秒。これは1分間に2.36GBを転送できていることになる。FireWire800でラシーのRAID5(4機のハードディスクで構成)への転送が1分間に2.5GBだったのでこの転送速度に匹敵する。実際にPhotoshop CS2を動かしてみたが、かなりストレスフリー。ただしマシン内に4台ものハードディスクを搭載していることになり、どのくらい持つのか不安。しばらくバックアップに使用してみようと思う。きっとまたガットさんからメールが来るぞ。
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EIZO ColorEdge CE240W
いつものことだが、FlexScanS2410Wを購入した途端に、EIZO ColorEdge CE240W(61cm (24.1)型キャリブレーション対応カラー液晶モニター) が発売された。自宅用で画像処理というよりはDVDを見るために買ったものだから、そんなに大きなショックは無いが、それでもやはりショックだ。18万円前後の実売価格と言うお値段も、ちょっと悔しい。まあ、液晶が映らなくなったPowerBook G4を何とか使い切ろうという為だったので、そんなに腹も立たないが…。
それにしても、20万円を切るセルフキャリブレーションディスプレイの登場は、大歓迎だ。現在もっとも安いお勧めディスプレイだといえるだろう。
EIZO ColorEdge CE210Wに至っては14万円程度だろうということだ。これがカラーマネージメントを加速してくれれば言うことは無い。(実物はPIEで拝見し、その実力は十分に確認している)
ま、あたしの自宅のマシンのセットアップも何とか終了することができた。今週末は少しゆっくりできそう。
ヨドバシカメラのポイントでバリカン。
あたしんちの近くの床屋さんが店じまいをしてしまったのは以前に書いたとおもう。その後、いくつかの床屋を遍歴するが、どうにもしっくり来ないし、なかなか丸刈りにはしてくれない。床屋さんに納得してもらうのに時間がかかるのだ。それと今までは会社の行き帰りのどちらかで寄ることができたのに、今はわざわざ時間を作り、回り道をしなくてはならなくなってしまった。
で、ついにバリカンを買うことを決意した。調べてみると、5~8千円程度でそこそこのものが替えることが分かり、たまっていたポイントで、買ってしまった。
でも不安なのは、丸坊主にできればいいけど、とら刈りになってしまうと困る。特に後ろの方は見えないし…。不安だったが、やってみると結構うまくいく。4回まともにできたらペイする計算なので、これなら何とかなりそうだ。
問題は、肩をもんでもらったり、耳かきをしてもらえなくなること。うちの悦子さんはそういったことが苦手だし…。
仕方ないから浮いたお金でマッサージにでも行くことにしよう。(変なとこじゃないよ)
結構ちゃんと刈れてるでしょ?
別子銅山
セミナー翌日。例によって、廃虚好きのあたしは別子銅山後を案内してもらうことになった。佐川印刷のデザイナーさん2名がわざわざご車で案内くださり、恐縮してしまう。
たどり着いて感激したのだが、たかが銅山と思ってはいけない。煉瓦と石積の見事な建造物が残っている。かつての住居を支えた石垣も。ぐあいよく風雨にさらせれ、建築から50年、ものによっては100年近く経過した風格をにじませている。ただし、かなり公園化の手が入っているため、風情はちょっと少なめ。でも山々に走るむき出しになった地層、斜行葉理には大量の黄鉄鉱や黄銅鉱、雲母やなどが見られ、石好きとしてはじつにうれしい。また、トロッコ後の廃線もあり、廃虚、廃線マニアとしての心をくすぐられる。かなり管理されていはるが、おいしいもの盛りだくさんの環境だ。同行のお二人のうち、お一人は私と同じ石好き。途中で結構大きな石を拾っていた。もうひとかたはフキ好き。始めの段階でおいしそうなフキをしっかりと採集されていたのが何とも言えない。
今日は105mmマイクロレンズの作例も撮ろうと思っていたので、コケやシダも撮影対象。でも巨大な遺構をこれだけ長いレンズで撮影するのは骨が折れる。途中から隠し持っていた18~200ミリズームに切り替えることもしばしば。
天気予報では今日は雨だったのが、朝から快晴に恵まれ、雲は走るものの、おおかた晴れている、撮影日よりだった。肝心の煉瓦を積み上げた巨大な建造物にたどり着いたときは、すでに逆光になっていたため、そんなに良い写真は撮れなかったが、それでも、廃虚を堪能することができた。
あ、それとマムシに注意という看板があったが、確かにマムシにもあうことができた。デジタル撮影やレンズのお話をしながら、久しぶりの廃虚巡りを堪能した一日。
佐川さん、西家さん、木谷さん、みなさんありがとう。
高松
今週の週末は高松の佐川印刷さんの社内セミナーで四国いり。あたしは生まれてこの方、四国にはなぜか縁が無かったのだが、昨年から3回目の訪問となる。なんと来月末もまた、四国に来ることになっている。
今回のセミナーは4時間をもらい、いつもよりは突っ込んだお話ができたように思う。
社長の佐川産と夜の10時ころまで、食事をしながら、よもやま話をしていると、結構趣味や生き方が似通っていることにちょっと驚く。特に炭水化物が大好きだけども、大江とのためにこのところ制限していることなんか…。もっともあたしの場合は全くダイエットになっていないけど。
モリヨウコ
あたしの知り合いで、帽子などを手作りしているモリヨウコという作家さんがいる。大阪在住だが、今回は自由が丘のドゥーセイというお店で個展を開いている。連休前から15日間の開催だったのでいつでもいけると安心していたが、気がつくと明日には終わってしまい、今日行かないと見ることができなくなってしまうということに気がついた。
急いで6時に仕事を終わらせ、“久田”とともに自由が丘に向かう。
相変わらず丁寧な縫製で、“良い仕事”を見せてもらった。彼女のコーナーはとりあえず終了するが、今後もお店で扱うのだそうだ。
実力とセンスのある作家さんだけに、もっと売れると良いな、と思う。
ローマの休日
あたしはもともとローマの休日やシャレード、おしゃれ泥棒などのオードリーヘップバーンのDVDを持っていた。今回、ヨドバシカメラで、あたしがもっていない、戦争と平和やパリの恋人のDVDボックスを見つけてすっかり迷っていた。その中にすでに持っているローマの休日が1巻入っていたのだ。何だかもったいないなと思っていたのだが、6巻パックで約1万円。1巻当たりは1666円なら「まあ、いいか」と購入することにした。
ちょっと見てみようと思い、再生してみてびっくり。画質が極端に違うのだ。まるで今撮影したモノクロ映画みたい。これはデジタルリマスター版だったのだ。一気に得した気分になり、幸せを満喫。
パリの恋人はとてもすてきな映画だった。改めて、[モード]、「ファッション」というものを考えさせられた。
水戸
朝11時のスーパー日立に乗ろうと思っていたのだが、気がつくともう5分前。仕方なく11時30分のフレッシュ日立に乗る。こちらは水戸止まりだろうから寝ていても大丈夫と思っていたら、車庫のある勝田までいくんだそうだ。結局日記を書きながら起き続けることになってしまった。
新・優しい電塾を受けてくださった菊池さんを訪ねる旅は、日帰りではあったが、楽しい旅だった。お父さんや、彼の師匠に当たる方と8時過ぎまで酒を酌み交わす。
今年の連休は相変わらず休めなかったが、楽しい思い出が多い。今はスーパー日立で一路上野へ向かってひた走る車内の中。常磐線、スーパー日立は既存の路線の中ではあたしが一番好きな列車。シートとシートの間が十分に開いていて、車内も快適。ま、上野からすぐに乗り込むことができるし…。
さようなら今年の大型連休。
続続;外部インターフフェイス
今日はG5のインターフェイス。あたしのメインマシン、PowerMac Dual 2.7GHz G52もいくつかのインターファイスとストレージがつながっているので、そいつらもテストしてみた。今日は6.23GBをストレージ間で転送することにする。
SATA→内蔵SATA 04’11″
やはり高速。1分の転送量が1.5GBになっている。これがSATAの実力だろう。
SATA→FireWire800接続RAID5(4台レイド) 02’29″
FireWire800に接続されているラシーのレイド5。これがさらに高速で1分間に2.5GBの転送能力。つまり、ハードディスクの速度自体がボトルネックにはなっておらず、ディスクの性能その物が反映しているということか?
ちなみに、
FireWire800接続RAID5(4台レイド)→内蔵SATA の場合は 1’44″ という結果。1分間になんと3.5GBの転送能力。
さらについでにPowerMac G5にはフロントと背後にFireWire400やUSB2.0のポートが有り便利だが、その能力に差があることはご存知だろうか?同じ6.23GBのデータをそれぞれのポートから転送してみた。
FrontUSB 08:57″
BackUSB 07:00″
見事に予想通りのパフォーマンスの差を見せてくれた。
デジカメなどをつなぐ場合は、背後にセットされたUSBを使うと、少しきもちがいいのはこの所為だろう。
実は今日は電塾の日。コメットさんの後を受けて、基本的にはMac Book Proの使い勝手を中心に早川先生とペアで解説をした。あたしがWindows起動で早川氏がMac起動。ペアを組むのはNikon D1 以来のことかもしれない。来訪者にやはりPowerBook G4が壊れてMac Book Proを購入したという方がひとりいらっしゃり、かってに親近感を感じる。
Mac Book Pro、続;外部インターフェイス
さて、その外部インターフェイスだが、FireWire400とeSATA上の速度比較をしてみた。
検証方法は、Mac Book Pro内部に記録された3.89GBのデータ(先日の花見山で撮影したデータなのでちょっと中途半端だが、約4GBといったところ)を外部インターフェイスにつながったデバイスに転送し、その転送時間を測定するという原始的なもの。転送時間を平均としているのは、ハードディスクというものは円盤で面積があり、最外周に行くほどピックアップに対する相対的な速度は高速化するのだ。そのため、5~6回、あるいはそれ以上の回数書き込みををし、多くの場所に書き込んだ結果をなべるため。
Mac Book Pro→eSATA/3.5インチ
平均3’34″
1GBに尽き、約1分という結果だが、これってあたしの1000Base/T の環境とあまり変わらない。こんなものなのかなあ。で、次にFireWire400を試してみた。きっともっと遅いんだろうなあ。期待していた数字は2’30″位だったのだ。
Mac Book Pro→FW400/3.5インチ
平均3’32″
で、結果がこれ。たった2秒だけだけど、FireWireの方が早いじゃないか!。
なぜこのような結果になったのか、わからない。理論値では2倍近い速度差があるはずなのに…SATAはExpressCard/34というデバイス越しで、FireWire400やUSB2.0は直づけだからだろうか?
そうそう、こうなるとUSB2.0も検証しなくては気が済まなくなってきたが、今現在USB接続できるデバイスが無いため、これは後日、ということで…。
で、ついでに Mac Book Pro→FW400/2.5インチも検証してみたが、これは平均を全くとれなかった。というのは、回を繰り返すごとに遅くなり(もちろん一度フォーマットしたものを使用しているので最外周から書き込みを始めているはず)その差は倍近くなってしまったので、これはいくら何でも「平均」をとれない。順にあげると、
4’12″
4’28″
5’05″
5’26″
5’32″
6’16″
7’00″
という結果だ。
2.5インチハードディスクは、最外周と内側との速度差が、3.5インチのそれに比較してかなりある、ということに気がつかされた。2.5インチハードディスクを使用する場合は、なるべく外側のパーティションを仮想記憶に指定することで、かなりの高速化も期待できるというものだ。でも、これだけの速度差があるって知ってました?
あまり参考にはならないが、Mac Book Pro→Mac Book Proの場合は7’12″だった。自身から読み出し、自身に書き込んでいるわけだから、参考にならないのだが、Photoshopが新規書類を開いているとき、かつ仮想記憶を同一ハードディスクに持っている場合は、これをやっていることになる。新規書類を展開しながら、仮想記憶に書き込んでいるわけだ。そしてこのときのアクセスはかなり多いのだ。ということは仮想記憶を外部のデバイスに指定するだけで、パフォーマンスは上がるということになる。