今日のニュースはほんとにびっくりした。まさか──。
コニカミノルタのカメラ事業部がソニーに吸収された。そんなことがあるのではないかと思っていたが、人員はどうなるのだろう??
アルファデジタルはソニーブランドの一環になるのか?ソニーは家電ではなく、デジタル一眼を作ろうというのか、それともデジタル一眼から発展した「家電一眼」を作ろうというのだろうか?
今後の動向が気になるが、どちらもEVFを推奨してきたメーカーだけにそちらの進化には期待したい。
ところでニコンがフィルムカメラ事業を大幅縮小したが、FUJIFILM Fine Pix S1 Pro の後継機はいたいどうなるのだろう?
昔のDCS560のようにニコンのボディにフジ製CCDを搭載したWブランド?これはあり得ないか…でもフジが買えるカメラボディが無いんだから…
あるいはD70,D200のボディをイメージセンサや回路抜きで供給??もし、そうなるんだったらそれはあたしにとっては朗報だ。そういうときにはぜひD200のボディを。
Author Archives: sika
がっかり
昨日のやる気はどこえやら
朝“久田”に起こされた。すでに10時近い。完璧に遅刻だ。あたしは起きてから出かけるまで5分で準備完了させる(歯を磨き、んちをして、着替えして靴を履くまで)特技があるのだが、それでも間に合わない。結局会社についたのは10時15分。実は昨日は5時まで眠れなかった。なぜか分かんないけど、体内時計が全く偏重してしまったみたいだ。昨日休みすぎたのがいけなかったのかしら?(それだって正月以来初めての午前中半ドンなのに)
それでもスタジオをフルに使い、石川と一緒に撮影できたおかげで、ノルマは7時までに完了できた。それで結構いい気分になっていると電話が鳴る。
なんとこれだけあたしとあたしのスタジオを振る舞わしていた仕事、その一件がいきなりペンディングになり、2ヶ月は待ちの状態になると言うのだ。例のワンファイルレイヤー 200オーバーと言う画像処理主体の仕事とだったのだ。
やる気
蓋を開けてみると、今日撮影の予定だった商品が届かない。夕方の出荷になると言うので、別にたまった仕事をする事になる。夕方の約束は夜になり、今日予定した撮影は全く不可能になってしまった。ま、こんなことも忙しいさなかには起こってしまう物。商品の到着(実はうちの子がピックアップに行ったのだが)をまって、本日のお仕事は終了とする事にした。
でもおかげで、棚上げ気味だったいくつかの仕事…(WEBにレポートを書く事も仕事だとすれば)にケリをつける事ができたのは幸い。
“久田”にも、今日は元気で顔色がいいと褒めてもらった。ここ数日はよほど貧相な顔をしていたのだろう。
さあ、明日は朝から思いきり撮影するぞ!
ニコンの選択
一月のセミナーは、なんと女性ばかりが三人。こいつは春から縁起がいい。
まだ、どのような種類の撮影をお仕事にしているのか、という頃までは聞き出せてはいないが、やはり皆さん、最近デジタルに切り替えたかたがたのようだ。
そういえばニコンがフィルムカメラの製造を一眼レフは大幅縮小、コンシューマに関しては撤退という発表をした。銀塩→デジタルへの移り変わりはこの辺りでも加速されるだろう。基本的に35mmフィルムでお仕事をしているカメラマンは少なく、中判カメラが最も多いだろうから、実際の影響は少ないだろうが、心情的な影響力は絶大だ。
デジタルカメラ、レンズの開発はかなりの体力、資金力を必要とするはずで、その製造コストはビス一本にまで及ぶと聞く。その意味ではあたしは注力すべき方向性をはっきり示す事になる今回の出来事は「英断」と感じている。これでデジタル専用レンズの開発、クイックリターンミラーやペンタプリズムからの脱却が加速されるのなら、大歓迎だ。
最もその影響で先日必要がああって85mmF1.8をヨドバシに買いに行ったら、すべて売り切れており、新宿の中古店まで探しに行き、やっと中古レンズを購入したと言う悲しい出来事も起こってしまった。このレンズは生産中止じゃ無いのにね。
そういえばストロボコントロールのシステム、D200を手に入れたので、これからもっと活用しようともている。SB600か800を使用すれば、D200自体にコマンダー機能があるので、それでちょっとしたロケなどにばかでかいストロボなどを持ち込まずに、もっと身軽に移動できるようになるのではないかと言う期待を持っている。
さて、今日は普通に(と言っても10時ころ」自宅に帰る事ができた。明日はむちゃくちゃ差し迫った仕事がないので、午後出社の許可をもらい、今日はゆっくり寝る事にする。
405
ずっとマンフロット製の三脚を使用してきた。三脚は好きなのだが、どうも雲台の動きがずっと気に入らないでいた。唯一気に入っていたのは410 というギア雲台。これにはもう9年ほども世話になっている。この上のクラスは永嶋さんが持っていたが、どうもぐらぐらするので購入する気にはならないでいた。
先日永嶋さんのスタジオで405というものを見せてもらった。大きさも手ごろで、動きもスムーズ。46,000円位の値段だが、試しに買ってみた。
これが大当たりで実に使いやすい。すっかり気に入り、もう一つのスタジオ分もつい購入してしまった。ほとんどの動きも満足で、微動も完璧。今までこれだけ気に入った雲台に合った事がない。これまでこの雲台の事を知ってはいても使う気になれなかった人もぜひ、試して欲しい。
自分のものだけにしておくのがあまりにもったいなく、日記で紹介することにした。
シロクマ
“久田”が尾てい骨をしたたかに打って戦線離脱。実はうちの会社があるビルはエレベーターのための機械室を深く掘り下げる事を節約したのか、入り口に4段の段差がある。これは荷物を運び出したりするにも、全く不便で、なんでこんな仕様にしたの、と唯一気に入らない部分だ。(もちろん、あたしの持ちビルじゃない)
あたし自身も、ここで数度転びかけた事がある。“久田”はお昼を買いに行くときにやってしまったらしい。幸いな事にヒビが入るような大きなけがではなかったようだが、(レントゲンなどはすぐに撮影して確認してもらった)どうにも動けない事甚だしい。
あたしは昨日は8時間ほど眠れたので、そんなにひどい事にはなっていないが、すでに一回の徹夜を一晩の睡眠で解消できるような年齢ではない。お昼過ぎにデータを取りまとめ、納品。3時にシロクマ(あたしが通っている生態の先生は体が大きく、その存在がシロクマに良く似ている事から、このあだ名で呼ばれている)をキープできたので、今年最初のシロクマ詣で。すっかり揉み解してもらい、少し元気になったような気がする。
いくつか撮影をこなし、ヨドバシカメラによって自宅へ。明日は実に久しぶりの休日。会社に行く気は無いが、結局自宅で仕事するんだろうなあ。
徹夜仕事
あたしは徹夜が嫌い。というよりも最近は徹夜しなくてもきちんと仕事をできる体制を整えている事が自慢。人的にも、ワークフローにも、マシンにもそのためにお金を使っている。良く「徹夜明けで」と自慢げに出てくるデザイナーやカメラマンは大嫌いだ。良くそんな状態で大事な仕事に迎えるものだと思うのだが──つもりだったが、ついに木曜日は徹夜してしまった。
どうバランスしても、この時間帯。木曜日の夕方から明け方までしか時間がやりくりできなかったのだ。何をやっているのかというと、パチンコ台を撮影したものを仕上げる仕事。これって釘やチューリップ、ビスの一本に至るまで別に撮影したものを埋め込んでいくため、300レイヤー位は軽く越す。しかもA3見開きが標準なので、1ファイルが2GBに達する。(もちろん16ビットだし…)でこんなのを2カット、それに部分カットを少々。
何とか朝までに終わらせる事ができたのだが、その後カラーマネージメントセミナーの準備に向かう。今日はみんながそろっての読み合わせだ。何とか眠らずにこれを終わらせ、新宿に向かう。何をしに行くのかといえば新年会。
あたしの会社の屋台骨を支えていてくれるお仕事のクライアントさんだけに、これはパスするわけには行かない。何とかへらへらしながら、「明けましておめでとうございます」「全くそうですねえ」「いや、おっしゃる通りで」「今年もよろしくお願いします」と乗り切りったが、最後の方は「今年もおめでとうございます」などとわけの分からん状態になった。
運良く今年は1次会で解散。一路自宅に戻り、布団の中へ…。
布団って温かい──しあわせ。
マンションロケ72カット
気がつけば成人の日。何でこんな日を成人の日にしてしまったのだろう?お正月が過ぎて妙なところでお休みになる。どうせなら4日とか5日にすればお正月と繋げられるのに…。
昨日も1時まで処理をしていたのに、今日は早朝からロケ。でもお客さんやデザイナーさんが一緒で、少しうれしい。パーツ、設備類を70カットオーバーを撮影してスタジオに戻り、処理。今日も思いきりレンズ補正のお世話になる。処理をしているうちに、異なる光源が混在する状況での効率的な処理方法をまた一つ発見した。これはつかえる!その内容はそのうちに…。
今日初めて18-200mmを実戦で使用した。もちろんパースには関係ないところで使用しているが、かなり使えて驚いている。35mm付近であればゆがみもほとんどない。
全ての処理を終えると、すでに3時過ぎ。
レンズ補正その2
ハンディは今年は対外的には1月10日からの撮影になっているのだが、あたしは3日からずっとスタジオで撮影していて、今日で5日目。萱沼君に手伝ってもらってはいるのだが、これだけこもっていると、何だか仙人みたい。この間撮影し、画像処理をした点数はなんと500カット近く。今日も100カットを撮影、パースを矯正し、色調をそろえ、明度のバランスをとり、FTPでアップしてきた。
しかしそれも今日でいったんケリをつける。明後日はロケでその次はセミナー、その次は立ち会いありのスタジオ撮影とやっと多くの人と接しながらの撮影になる。そこまで行かないと年が明けた気がしない。
今になって思うのだが、これを撮影時に「アオル」ことのできるカメラで撮影している場合と、撮影後に処理をしている場合と、どちらが効率的なのだろう?
当然あたしは後者で仕事をしているのだが、撮影スピードを考えるとやはりこちらが早いような気がする。(もちろん後処理を前提に、そのためのバランスはとって撮影しているのだけれども、それは撮影時にあおってしまったほうが早いような気もする。画像劣化は、レンズの端を使用するのと、中心を使用して補正劣化が起こる事を考えればどっこいどっこいか?)
オートフォーカスを活用できるという点で後処理の方にほんの少し分があるような気もするが正直な話、まだ分からない。
レンズ補正
今日もこつこつと、50カットほどを撮影。
昨日と今日の撮影はヘビーだった。金属光沢のものをさまざまな指定の角度で撮影。ほとんど全てのカットで照明の位置が変化し、それでも一体感を持たせ、形を矯正し、大量のゴミ処理、(もうどうやっても取れないゴミが多く、一点ものの貴重品であるため、アルコール以上の清掃ができない)自然な形に見せるための仕掛けなど、あたしの技術を総動員した撮影になってしまったのだ。また、あたしのところには基本的に「あおれる」カメラが無いため、結局はPhotoshopに頼る羽目になってしまう。しかしなんというタイミングでPhotoshop CS2が出てくれたのだろう?
新機能のレンズ補正が無ければ、この仕事は絶対にやりたくは無かった。しかし繰り返し使用しているとレンズ補正のダイアログの物足りなさが多く見えてきた。
前板をあおった後、通常そこで出たひずみを直すため、上下左右のバランスを取り直すのだが、これがレンズ補正のみではできない。
平行のゆがみも直さなくてはならない事が多いのだが、それもできない。
回転の角度入力がやりにくい。(359.5°などと入力する必要がある。-0.5でいいじゃないか?)
まとめて撮影していると、多くの場合、前回の補正値からスタートする(全く同じ事はほとんどない)のだが、これをデフォルトにできない。(いったん開いてから、前回の値を選択する事になる)
できればここでトリミングもしてしまいたい。(通常は拡大せずに縮小する方向で処理をするので)
ゆがみツールもこの中で使いたい。中にはとんでもないゆがんだりたわんだりした、パッケージがあり、これを補正してあげるとものすごく喜んでくれるのだもの。(もちろん料金は戴いているが)
もちろん充分に役に立っているのだが、このあたりの追加、修正があるともっとうれしい。