徹夜仕事

あたしは徹夜が嫌い。というよりも最近は徹夜しなくてもきちんと仕事をできる体制を整えている事が自慢。人的にも、ワークフローにも、マシンにもそのためにお金を使っている。良く「徹夜明けで」と自慢げに出てくるデザイナーやカメラマンは大嫌いだ。良くそんな状態で大事な仕事に迎えるものだと思うのだが──つもりだったが、ついに木曜日は徹夜してしまった。

どうバランスしても、この時間帯。木曜日の夕方から明け方までしか時間がやりくりできなかったのだ。何をやっているのかというと、パチンコ台を撮影したものを仕上げる仕事。これって釘やチューリップ、ビスの一本に至るまで別に撮影したものを埋め込んでいくため、300レイヤー位は軽く越す。しかもA3見開きが標準なので、1ファイルが2GBに達する。(もちろん16ビットだし…)でこんなのを2カット、それに部分カットを少々。

何とか朝までに終わらせる事ができたのだが、その後カラーマネージメントセミナーの準備に向かう。今日はみんながそろっての読み合わせだ。何とか眠らずにこれを終わらせ、新宿に向かう。何をしに行くのかといえば新年会。

あたしの会社の屋台骨を支えていてくれるお仕事のクライアントさんだけに、これはパスするわけには行かない。何とかへらへらしながら、「明けましておめでとうございます」「全くそうですねえ」「いや、おっしゃる通りで」「今年もよろしくお願いします」と乗り切りったが、最後の方は「今年もおめでとうございます」などとわけの分からん状態になった。

運良く今年は1次会で解散。一路自宅に戻り、布団の中へ…。

布団って温かい──しあわせ。