現代音楽の夕べ

体重          65.6キロ(62)
BMI         23.7  (21)
体脂肪率       210%    (20)
内臓脂肪レベル  10     (7)
骨格筋率       29.6%    (34%)
体年齢        51     (43)(括弧内は目標値)

Capture NX IIのインストールがやっと終わりました。マシンのセットアップもこれで殆ど終わったと思います。それで早速システムをバックアップしているともう6時を過ぎています。

今日は6時半から錦糸町のトリフォニー小ホールで友人の梶君が現代音楽のコンサート「PETETOK VI」を開催しています。年に二回ほどの「現代音楽の日」です。アタシは最近はそれほど聞かないけど、不慣れなわけじゃない。普通は我慢できるのだけれど、今日のは格別でした。
まず最初の中川さんの音楽は、聞いている方よりも演者が我慢の限界を求められそうな…。
20120604-DSC03447
肝心の梶君の出し物は「消してペダルを踏まない」奏法で、よく眠れる…。これは梶君のスコア。スコアがロビーに置かれていて、みんなが見られるようになっているのは、良いことですね。
荒垣さんのクラリネットとピアノはメロディらしい物があり、ほっとしました。
通常は第一部で帰るのですが、今日は何となく二部までおつきあいしました…
二部の最初は山本さんのユーフォニアムです。聞き慣れない楽器だなと思いましたがチューバなどのお友達のようです。ブラスバンドやファンファーレバンドで好まれて使用されるようです。ふうーん。これが結構面白く客席の真ん中に演奏者が現れ、息遣いや牛…豚?が鳴くような音を出します。楽器を振り回すのでそばにいる客はいきなり耳元で大きな音がしたりと…結構迷惑そうでした。そのうち会場の外に出て今度はおおらかに演奏しますが遠くて聞こえません。時々ドアが開いて外の音が聞こえたりします。どうやら、さっきまでの演奏はたぶん、豚小屋か牛小屋に入れられていて不満たらたら。今のは牧場に出かけて結構気持ちいい状態のような気がしていました。演者は帰ってくるとやっと舞台に上がり、いきなりユーフォニウムを抱えて寝転がります。そのうちに単調な音色を繰り返し始めました…あ、これいびきだ…。そのうちに寝てしまいます…。
二部の2曲目は田中さんのバイオリンとピアノです…が…これが拷問でした。クセナキスを一人で、しかも最悪に音が出せない人が弾いているような音で、これが最後まで続きます。何所までも「ほっと」させてくれません。いらいらが募ります。ここまでへたくそに弾けるのはものすごいことかも…ちょうど黒板を爪でひっかいたような「悪意のある」音で、ホントに辛かった。終わったときはあまりにほっとして大きな拍手をしちゃった!
最後は神永さんのトランペットとピアノ。最初は朗々と吹いてくれて、ほっとしたのですが、そのうちにミュートを付けて吹き始め、これがものすごく「効く」ミュートでちょっと欲求不満になります。最後は普通のミュートを付けて若いころのマイルス・ディビスのようなスケールを吹いてくれました。アタシはなんだか救われた気がします。
帰り道でストリートミュージシャンがスパニッシュギターを弾いていました。実に心地よく耳に入ってきます…。アタシはやはり現代音楽って向かないのかしら???

20120604-DSC03450