2ヶ月ぶりの電塾

体重        65.6キロ(60
BMI        23.7       (20
体脂肪率      20.7   (18
内臓脂肪レベル  10   (7
骨格筋率       31.4    (35%)
体年齢        46    (41)(括弧内は目標値)

2ヶ月ぶりに開催された電塾はてんこ盛りの内容でした。まずみんなお話しをしたかったのか、良い事物探しではいつもに比べて人数が少ないのに90分かかってしまうと言うとんでもない時間オーバーで始まってしまいました。

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その前に、恒例(にしようとしている)志布志貴船で前菜です。

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海鮮丼です。

ジナーはeVolution 86 Hの紹介です。なんと4×5カメラの使い方から入りました。アーそんな時代になってしまったのですね。そういえば4×5を使ったことがないカメラマンっていうのも結構いそうです。そのうちに4×5や8×10を知っている人間は骨董当扱いされるのでそうね。

その後、MSの説明。エクスポージャー(かってのドライブソフトウェア)やキャプチャーショップ(現在のドライブソフトウェア)の紹介、Photoshopでできる事はしないが、ジナーでなければ出来ないことはきちんとやるというジナーのスタンスの紹介がありました。

ホワイトバランスは通常の白ポイントだけでなく、各濃度ごとに取っていることや、CCDセンサーの色むらの修正、センサーリファレンスといって センサーの各ピクセルがもつ強弱誤差の修正、レンズリファレンスはワイド系のレンズの色むらを除く役目を担い、シーンリファレンスでは濃度バランスを補正し、タイリング撮影を容易にします。白いバランスだけでなく、シャドウ部のバランス(ブラックリファレンス)は自動で記録するようになています。さらに撮影を長時間独行した場合に高温になることで発生するCCDセンサーの感度変化を補正する機能などが充実しています。

彩度の低い色域をグレイにして無理矢理グレイバランスを整える事を行っているメーカーとそれをしていないメーカーがありますが、ジナーはそれさえも撮影者が選択出来るようにダイアログを用意してあります。これもメーカースタンスですね。

ハッセルのH4DII50MSはあたしがデモをしました。最初にPhocus MobileをiPadでハンドリングするデモ。これは旨く行きました。九州電塾ではテストでは動いていたのに、本番で泊まってしまうと言う悲惨な結果でしたから…。その後マルチショットとワンショットの差に焦点を絞ってお話ししました。うーん。ワンショットも使いやすい一体型か、4×5に装着して使いやすいジナーか、…撮影者のスタイルで選択していく物だろうなと感じました。

Silver Efex Pro 2は確かにバージョンアップしていました。アンプリファイコントラストは便利そうです。Lightroomにも乗っけて欲しい機能です。(ジナーのグレイバランスコントロールも是非入れて欲しい…)明瞭度に近いストラクチャーコントロールですが、明、暗、中間調と、コントラストを階調ごとに調整出来る機能です。これ、凄いです。

ファインストラクチャーは上記の機能をオートで行うような物。これも便利…でしょうか?さらにコントロールポイントも使えるようになりました。もう至れり尽くせり、というか他のアプリとの差が無くなったような気もします…。

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最後に石田晃久のEOSムービー。第一線で活躍される石田晃久氏にPhotoshopで動画をチューニングする技ををご披露いただきました。なんと言っても「カメラマンが普通にできる自分たちの能力(ライティングや構図の切り取り)をそのままムービーでも発揮しようよ!」というスタンスにとても共鳴しました。

久しぶりの電塾はとても楽しい事ばかりでした!