まだまだ続くの?…東北の寒く辛い日々

予想通り…当たって嬉しくない予想でしたが…地震…そして津波の被害はこれまで見えていなかった数がどんどん顕わになってきました。当初から自衛隊の80%を投入するべき大災害です。打つ手の拙さよりも、この災害の大きさを身にしみるべきなのでしょう。

大きな被害が見えにくい関東もじわじわ締め付けられてきました。東京電力の「無計画な計画停電」に振り回されていては、日本底力を発揮することも出来なさそうです。

会社レベルではなく、国家のレベルでもなく…種のレベルで今とこれからを考えていきたいと思います。電気が必要なら東北に回して!。その代わり、これからの日本を支える必要があるところ、バックアップのために必要な工場にはどんどん電気を供給してあげてください。今のところは日本人の良いところが見えていますが、水や電気、ガスというライフラインが「ホントは当てにならない」と思った時に被害が少なかった関東以西の私たちはどのような行動を起こしてしまうか…。…あたしは誰に言ってるんだ?

不幸中の幸い。関東はこれから春に向かいます。ちゃんと理屈さえわかれば私たちはまだまだ我慢できます。

でも、被災地の春は残念なことにまだまだ遠いようです。私は北国育ちなので今の状況がわかってしまってとても苦しい。特に東北の太平洋沿岸…八戸、宮古、釜石、気仙沼、そして仙台、四ツ倉…皆全てあたしが住んだことのある故郷です。だからこそ、アクセスがむちゃくちゃ悪く、東北本線からは常に遠く、海岸沿いの道は険しく、寸断され、海周りの航路は津波で閉ざされている…東北の太平洋沿岸全てが「孤島」となってしまっている今の状況に歯ぎしりします。

それでも私は、身の周りの方々が、「こんな大変なとき」に他人を思いやっている事実に、「この国に生まれて良かった」と思います。私もその「同胞」だと。私たちが「まともに働くこと」で東北を応援できるのではないかと思うのです。

さしあたって今あたしが出来ることは、あたしも生き抜いて、東北を応援し続けることが出来ること。あたしたちが倒れちゃったら応援できない!だからがんばって明日も仕事しようと思います。

救助を待っている皆さん、避難所の皆様、被災者でありながら、炊き出しや救援活動を行っている皆さん。がんばって!心から応援します。それを支えることが出来るように私もがんばります。