うどんすき!


目が覚めると、ホテルのダブルベッドの隅にに倒れるようにして寝ていた。よほど眠かったのだろう。慌てて、シャワーを浴び、5分ほど遅刻をして雨の中を会場に向かう。

準備が整っていたせいで、セミナーはあたしにしてはちょい押しの10分超過で第一回を終える。少々修正を加えて、第二回目は時間どんぴしゃりにまとめることができた。内容も第二回の方が、わかりやすかったように思う。第三回はさらに情報を盛り込んで時間通りに終わることができた。やっとこういう時間配分を身につけることができたようで嬉しい。

セミナーは無事に終了。後片付けは40分で完了した。箕内印刷の「京都のぼんぼん」、かつ、あたしの飲み仲間である箕内さんが最終回に足を運んでくださいり、その後「初めてのうどんすき」に連れて行っていただいた。うどんすきでは、大阪でもその名が知れた「美々卯」阪神百貨店の10階にあるお店だ。実は本とは今日も一泊するつもりだったのだが、明日も、明後日もロケやら電塾やらがあり、ゆっくりもしていられなくなり、新幹線の最終で東京に帰ることになってしまったのだ。そのため、気を利かせてくれて、梅田で飲むことになった。本当は鶴橋焼き肉二連ちゃんの予定だったのだが…。ちなみにこのページの写真は昨日の鶴一野焼き肉。

「うどんすき」は予想よりも遙かにうまかった。薄めの出汁にうどんや野菜、鶏肉、湯葉、アサリなどをぶち込んで、煮えたところからどんどんいただく。香川の堅めのうどんに比較してちょっと柔らかめ。でもうまい。途中では生きているエビちゃんをトングルでつかんで熱湯につけ込み、エビぞり、暴れるのを無理矢理押さえつけて釜ゆでにして、ちょうどゆであがったところを即いただくという、ちょっと残酷な料理法も追加されていた。(うん、すごく旨かったのだけど…)

ちょうど二時間くらいで新幹線の時間がやってきて、新大阪へ。ホームにあがるとあたしが乗りたい新幹線の2本前の列車の自由席が空いていたので、それに飛び乗る。それでも帰り着けるのは11時30分ころ。きっと“ぺこ”がおなかをすかして鳴いているに違いない。(得てして爆睡しているのだが…)