ホテルで目を覚ますともう９時過ぎ。体重計は無いので測定無し。一旦実家に帰り、午前中は何度も聞いた彼女の生まれ故郷、和歌山の話。何度も聞いているのだが、よく聞いていると内容が微妙に変化していること気づく。最近はその変化を楽しむようにしているのだが…。昼飯を作って母親と食べ、お兄ちゃんに挨拶。お兄ちゃんは３０年経ったお家の大リフォームを行ない、いまは食器棚が搬入されるのを待つばかりとなっていた。キッチンは素晴らしく、広く使いやすくなり、お風呂も、洗面所も、トイレも広々として窓が多く取り付けられ、いい感じになっていた。最も水道管があまりに腐食していたりと、思わぬトラブルも多かったらしいのだが…。

午後の早川氏のお話を伺いに、またぐランドホテルへ。あたしがまだ絵を描いていて、写真などろくに知らなかった時代にあたしの個展の絵を撮影してくれた、岩村君も来ており、30年ぶりの再会。彼の奥さんはあたしが昔やっていたバンドのボーカル。懐かしいね。

早川氏とは、此処でお別れ。氏はレンタカーを借りて奥入瀬の温泉ツアー。あたしもお誘いを受けたのだけれど、そこまで会社を休んではいられない。心を残しながら、実家に戻り、母ちゃんにご飯を食べさせ、あたしはお兄ちゃんといつもの「高雄」でお寿司と日本酒をいただく。ウ～ん。八戸はやはり旨いね。

夜になってお姉さん（兄ちゃんのお嫁さん）が宮古の実家から帰ってきた。11時頃までビールを飲みながら、のんびりあれこれお話をする。ま、話題はこの2ヶ月間の母ちゃんの言動録。笑えるやら、情けないやら、まったく！という内容のものまで。久しぶりの実家はそれでも小さな幸せがある。