オレンジ鉄道


今日も体重計はない。ちょっとなげやりな気分。

無駄に熊本から鹿児島まで移動しなければならないのはいやなので、もっと無駄に時間を使うことにした。かっての鹿児島本線、現第三セクターで「オレンジ鉄道」と呼ばれるローカル線に乗り、海を見ながら鹿児島空港へ向かうことにした。

朝6時半の電車で熊本を出発しないと、12時までに鹿児島空港に着けないことが分かり、少々躊躇するが、がんばって5時半に早起き。ホテルでタクシーをお願いし、熊本駅に。ここからは全て各駅停車の旅になる。熊本から八代間で焼く40分。すぐにオレンジ鉄道に乗り継ぎ、川内(せんだいと読む)まで約2時間30分の旅で、車窓の風景が楽しい。あたしは写真を撮りまくって一人ではしゃいでいた。

熊本の海、そして東シナ海を望見、列車は南下を続ける。この列車は夕日の見える列車としても有名だそうな。乗り継ぎの設定はとてもよく、何処でも朝飯を食べることが出来なさそうだったので、八代駅で聞いてみると、切符売り場の後ろから自家製のパンが差し出された。さすが第三セクター、地元密着。結構おいしいブルーベリーのパンは250円。でもこぼれたブルーベリーがあたしのお気に入りの白いシャツとパンツに付いてしまった。これは失敗。

川内からはまた鹿児島本線に戻り、鹿児島中央駅まで40分の旅程。これは山ん中で、そんなに面白くない。ここでローカル線を捨てて、新幹線「つばめ」(懐かしい名前だね。日本の特急列車の代名詞だといっていいでしょうね。当時つばめグリルはなんと2両も連結されていたのだ)に乗るほうがずっと面白かったと反省。さすがにそこまでは読み切れなかった。

鹿児島中央駅からバスで空港までこれも約40分。バスはちょうど定員の半分くらいの乗車数で、皆二人席を独占してらくちん。けど鹿児島市内の滞在時間はなんと5分…。バスは問題なくしかもあたしの予定よりも30分も早く空港につき、ここでお昼にする事が出来た。

12時25分発のANA624便B-777-300はペギラに襲われずに無事に2時過ぎに羽田着…これって分かるひといるかな??この飛行機も定員の1/3位しか搭乗しておらず、となりの席が全て空いていて、快適だった。

で、モノレールで浜松町。田町で打ち合わせがあったので、ここで3時頃。

なんと朝から9時間をかけてとことこ移動を続けたことになる。なんてぜいたくな時間の使い方だ! 

で、朝の5時から起きて今日やった仕事は打ち合わせを2時間くらい…。情けない。