セミナーの合間

体重62.7キロ
体脂肪率16.9%
内臓脂肪レベル8
体年齢41

あらま!。いきなり思いきりいい数値が出た。ま、体重は水物だね。

つい最近まで連来されていた新聞の私の履歴書…あたし、これが結構好きで良く呼んでいるのだけれども…にあった、Nikon D1 が出た頃の社長、吉田さんのマザーマシンの重要性を説かれたお話には実に感銘を受けた。道具を使いこなすのは確かに私たちの実力である。でも道具を良いコンデションに保つのも、あたしたちの仕事だ。その良い道具を作る側は、その道具を作る機械の精度を求める。そこを外に頼ってしまってはいけないという…。全てに当てはまる話ではないだろうが、自分の仕事にあった道具を選んだ時点で、その仕事がうまくいくかどうかさえ決まってくるような気がする。

他に類を見ないステッパーの大量生産を確立した技術が実は自社製のマザーマシンの存在だったというところはちょっと感動した。

イメージセンサの大元もニコンが開発していてそれがソニーを経由してNikon D1 に搭載されたんだ。

昔、ラジオで聴いたことがあるのだが、日本は職人の技量でギターを作る。それなりに、良いものができる。欧米は良いギターを大量生産している。どうやって作るのかというと、良い道具で作るのだそうだ。日本の場合、腕の良い職人出なければ良いギターを作れないが、欧米はだれが作ってもその道具とシステムで、高いレベルを維持するため、大量生産が可能なのだという話。何だかにているような気がした。

別に職人気質を否定するつもりはない。私自身、そんな気質も多く持ち合わせている。それどころか、多くの場合の名作は職人、あるいは作家個人による他人には理解不能なことから生まれていると思うし、それにはあこがれに似た気持ちも持つ。でも、けど、その職人の持つ技術やセンスを、個人ではなく、システム、あるいは道具として移植できれば、全体の技術は上がるんだろうな、と思う。ただし、うまくやらんと、なぜ、そうなのか、ッてことが受け継がれずに、結果だけが受け継がれてしまい、どこかで破綻を起こしてしまう…。

今日は昨日のロケのバッチの仕上がりを確認、後の処理を指示したり、メイクや次のロケの手配。午後から、明日のセミナーの準備を開始。どうもBridgeがおかしい気がする。プロファイルを持った画像は正しく表示するのだが、持たない画像はAppleRGB、もしくはジェネリックRGBで表示されているようだ。クリエイティブスイーツのカラー設定は作業用色空間にAdobeRGBを指定しているので、プロファイルを持たないAdobeRGBの画像は正しく表示されるはずなのに、なぜかAppleRGBの画像が比較的正しく表示されている。???

午後4時発のスーパー日立で、今日は水戸に向かう。明日のセミナーは朝9時から開始。寝ぼすけのあたしが遅れないように前日入りをすることにした。

今日は菊池君とお父様とご一緒。おいしい魚介類を堪能。