第四の透明ピクセル

体重63.2キロ
体脂肪率18.2%
内臓脂肪レベル8
体年齢42

きゃっ!。昨日は押さえながら飲んだのに、1キロも太ってしまった。こりゃあ60キロ位まで絞らないと安心できそうもないな。

さて、昨日の透明画素のお話をもう少し。RGBの原色フィルターは色分離の良さがそのメリットだが、形の分離も色分離も全てのピクセルが、(そうそう、600万画素のピクセルが4層重なっているからといって、2400万画素とは言わない。やはり600万画素なのだ)行う。つまり輝度信号と色差信号を個別に重ねてとれることになるのだったら、何ももう暗いRGBにこだわる必要はないはず。明るいCMYで色分解したっていいじゃない。そうすれば最大の難関である「光のパワーの減衰」も思いきり押さえることが可能だ。多分感度は倍くらい違うだろう。これに透明画素の感度を加えると、現状と同じ大きさのピクセルで3倍くらいの感度を稼げることになり、感度400が常用域となる…これは凄い。

透明(輝度)にマゼンタ、シアン、イエローの順で下に重ねていく。勿論各層の何処で合焦しても、それは効いてくるわけだから、まさしくフィルムのファジーさ、見かけの合焦幅の広さも同時に獲得できる。ひょっとしたら、透明、マゼンタ、シアン、イエロー、透明、という5層を用意できたら、もっと凄いことになるかも知れない。当然「ぼけ」も奇麗になるだろう。

と書きながら感じたのだが、これはまさしくフィルムの構造ではなかろうか?
途中でベイヤー配列なんかにこだわってしまったので、私たちは回り道をする羽目になったのじゃなかろうかしら?

最初からフィルムを模倣した構造にカラーフィルム+モノクロフィルムという考え方ができたなら…。

ま、こちらの技術者じゃないし、回り道したからってそれがどうした。

その結果、何処までいきつくかが問題だろう。それにしても楽しみなことだ。