4台のAdobeRGBディスプレイ!

体重67.0キロ
体脂肪率20%
内臓脂肪レベル10
体年齢46

また太ったな。運動を増やした分以上を食べちゃったのかも…。内臓脂肪レベルよ下がれ!

今日は会社からPX-5800を抱えてタクシーで会場入り。AdobeRGBを再現するディスプレイを4台セットアップする。結構大変で(そのうち3台は初めてチュ-ニングするヤツなんだもの)

皆結構特徴があり、狙っているユーザー層が異なるようだ。今まではAdobeRGBを出せるディスプレイを手にれようと思うと、選択肢がほとんどなく。60~100万円というとんでもないものばかりだった。それがついにここに来て下は15万円から25万円程度とふところ具合と相談すれば何とかなるような状態になったのはめでたいことだ。

日本サムソンのSyncMaster XL20は15万円以下で、フード、ハードウエアーキャリブレーション、センサー付きと至れり尽くせりの満艦飾のお買い得。強いて言えば画面の広さが最も狭いのが難点か?
ユニフォーミティ等も手間はかかるがきちんと補正できるのがうれしい。今求められる機能をすべて盛り込んでこのお値段だ。

三菱電機のRDT26IWHは、今日やっとゆっくり拝見したが、1920×1200という広大な画面をもちながら、これも15万円以下。
膜はS-IPSの上を行くH-IPSタイプ。ただし、ユニフォーミティやハードウエアキャリブレーションといったたぐいのものは省かれている。そうやってコストダウンしたものだ。明るい場所で使用するにはちょうどいいディスプレイで画像処理というよりは、その確認、鑑賞用途にずっと向いている。動画性能は抜群で、ゲーマーたちにむちゃくちゃ売れているという。

NECディスプレイソリューションズの
lCD2690WUXiは測色計やハードウエアーキャリブレーションソフト(約¥15000)が別売りだが、約23万円。比較的高価だが必要となる機能はほとんど備え、仕上がりも満足の行くレベル。画面も1920×1200と大きく、しかも立て位置でも使用可能。画像処理のメイン機として十分な実力者。ミドルエンドのデジカメと同じくらいの価格帯で、これだけの高性能は評価できる。

ナナオのCG221 は改めて言うことも内だろうが別格。価格も70万円弱と高価だ。しかしその操作性の高さ、諧調性の豊かさ、実に言うこと無し。やはりお金があれば欲しい!と改めて考える。

大ざっぱな切り分けだが、SyncMaster XL20とRDT26IWHは動画性能が高く、廉価で汎用タイプ。lCD2690WUXiとCG221 は高度な画像処理を目指したタイプでそれぞれミドルエンド、ハイエンドといえるのではなかろうか?

チューニングが終わったこの4台を前にものすごく幸せな気分に包まれたのは私だけではないようだ。小森さんのスタッフ、お手伝いにきてくださったエプソンさんのスタッフの皆さん(ほんとにありがとう。もしお手伝いしてくださらなかったら11時ころまでかかっていたでしょう)も一瞬言葉をなくし、大げさに言えば感動してた様子だった。

明日は写真学会のカラマネセミナー。第一回と第二回目にはまだ参加する余裕がありそうです。この4台をまとめて見られる数少ないチャンスだよ!
みんな来てね!!

http://www.mega.t-kougei.ac.jp/color/colorman/