情報収集…データ管理のネクストステップ

今日は日曜日。しかし食い物が冷蔵庫にあまりない。そこで目の前のコンビニへ行った。
コンビニはあたしも便利に使っている。いや、近くにスーパーマーケットを持たない鹿野家にとって、重要な日々の食料供給源だ。(何しろそれ以外で、出来合、素材を包括して扱っているお店として一番近いのが大丸デパートの地下なんだから)

しかし、最近のコンビニは気に入っている物がすぐに姿を消してしまう傾向にあるのがとても悲しい。最近ではフラバン茶、キリンのポストウォーター(こいつは復活組。10年ほどまえにあたしの指定飲料だった。昔はカシス風味で、今回はレモンだったのがちょっと気にさわるけど…。復活してほんとにうれしかったのに…)など。

これは売れ筋をデータ管理しているからなのだそうだ。発売以来、ある一定のスピードで売れなかった物は、次々に姿を消していく。そして、次なる候補が陳列台に並び、データ管理の洗礼を受ける事になる。つまり、良い商品だと認知を受けるのに時間がかかった商品は、受け入れてもらえない事になる。大きな「ふるい」のシステムだといえる。

ある意味、コンビニのポスレジ管理は、必要悪であったとおもうし、それがコンビニの躍進を約束したのは事実。でもそれも飽和点に近づきつつあるのではないだろうか?
これは新聞からの受け売りだが、徹底されすぎたデータ管理が、何処のコンビニにも、似たり寄ったりの商品しか並ばない現実を生んでいるのだそうだ。

どういう事かというと、大量にコマーシャルを流した商品はすぐに認知されるが、そうでない商品は認知されるのに時間がかかる。そしてそういった商品には認知される為の時間が与えられない、という現実に浮上してくる。良い商品を育てるシステムがデータ管理の方法によっては、片手落ちになってしまうこともある、という事だろう。コマーシャルを大量に打つためには原価にそれが反映する。でも定価が上がれば買ってもらえない。そしてパッケージが変わっただけのつまらぬ商品展開に陥る可能性が上がる。新規の「新鮮」な商品開発力が落ちる…という事に繋がるのではないだろうか?

ま、あたしはマーケッティングの専門家ではないので、あくまで素人考えだが…

その為に、自分にとって、「コンビニにあるとありがたい商品」がすぐに姿を消していくことになる、ってことが悲しい。

あ、愚痴を書いていたのか。