アルコール(お酒)
アルコール──中でもビールは、プリン体のみならず、に尿酸が含まれていることが一つ。でももっと重要な事は肝臓がアルコールを分解するとき、大量にエネルギーを使うため、燃えカスとしてプリン体が作られ、同時に、アセトアルデヒドという物質が作られること。これが尿酸の排泄を妨げるのだそうだ。アルコールの利尿作用で脱水を起こしやすくなり、結果的に尿酸値を上げる。
という事はビールがダメなんじゃなくて、アルコールそのものがプリン体を生産し、尿酸値を上げているのじゃないか!
というわけで「プリン体を多く含む食べ物を口にしない」という療法は、最近はあまりいわれなくなり、第一にお酒を飲まない。これが近道なのだそうだ。ちなみに、あたしは昨日からアルコールを口にしていない。(これを調べるまでは、痛風と診断されても、プリン体の少ない発泡酒なら1本くらいは良かろうと飲んでいた…)
肥満
インスリンは血液中の糖を細胞へ送り込み、血糖値を一定に保ってくれる。ところが、肥満がすすみ、特に内臓脂肪が多くなってしまうと、血液中に阻害物質が増えて、インスリンは糖をうまく送りこめなくなってしまう。これが糖尿病を引き起こすメカニズムのひとつだが、問題は、ここから。血液中の糖が減らないと、すい臓はどんどんインスリンを分泌します。するとインスリンが、余ってしまい、高インスリン血症と呼ばれる状態になる。実は、この時、重大な異変が起こるのが腎臓だ。健康な人の場合、腎臓の尿細管というところでは老廃物を排泄して、必要な成分だけを細胞へ戻す働きをしているののだが、そこに、増えすぎたインスリンがやってくると、排泄しようとしていた老廃物を再び細胞へ戻し始めてしまう。肥満によって余ってしまったインスリンが尿酸を戻してしまう──これが高尿酸血症の原因のひとつとで、この効果? はかなりのものなのだそうだ。
激しい運動
激しい運動は細胞が破壊されるので、プリン体が生まれます。さらに、無酸素の状態で細胞が大量にエネルギーを消費すると、その時の燃えカスとしてプリン体が作られてしまうので尿酸値を一時的に上昇させる。発汗や下痢で脱水状態になったときも血清尿酸値は上昇する。ストレスなどもこれに含まれる。
さて、明日は病院に行って今後の治療の相談。