痛風──それを促進するもの──プリン体を多く含む食べ物編。

数値はすべて100g中の含有量
 インターネットで思いきり検索してみた。「高プリン体」と「最強」はあまり口にしないほうがいいのだろうと思うので覚えておく事にした。確実な数値かどうかは裏をとっていないので自信がないが、それでもわかる範囲でプリン体を多く含んでいる順に並べてみた。
 植物性のプリン体はいっさい含んでいない。なぜなら、最近の調べでは植物性プリン体は悪さをしないというのだ。実はあたしが大好きな納豆などは100mg以上含んでいるためがっかりしていたのだが、この事実を知り、ほっと胸をなで下ろしたところだ。 特に低脂肪乳製品や大豆などは、継続的にとると痛風の予 防になるという報告もあるという。
 ところで比類なしの「煮干し」と「かつお節」だが、驚くべき数値で、一瞬目を疑った。そう、これも大好物なのだ。しかし…良く考えてみると、これは100g中に含まれる含有量だ。煮干しやカツブシを食べるとき、普通は5~10gくらい。お豆腐にかつぶしかけたって、25mgだ。こいつらは見かけは超最強だけれども、恐れるに足りないようだ。
 恐るべきはアンキモや鳥を筆頭にレバー類。カツオやとにかく干物類。こいつらにだけは当分近づかないほうがよさそうだ。(鳥レバーも大好物なんだよね。アンキモは冬の一時期しか食べないからそんなに気にしてないんだけど)そして肉類の中でも王道を行くのが鳥さん。こいつはどれをとってもたの肉に比較して常に上位に存在する。さらば焼き鳥…さらば唐揚げ…。カモはどうなんだろうなあ??

調べれば調べるほど、悲しくなってくる。
ああ、なんという事だ。大好きなものばかりではないか!!
そうなんだよね。
大好きだから今までにいっぱい食べちゃってる。
だからこんな病気になっちゃうんだ。
ただし、プリン体は水溶性なので、一度水煮浸したり、煮込んだりするととかなり解け出すそうだ。だから煮込んだ後の肉やソーセージはあまりプリン体を含まないのだ。でもその煮汁(一番おいしい)はプリン体でいっぱい。ラーメンの汁や肉のスープなどは飲まないようにしたほうがいいみたい。

以下、ものすごく長いけど、何かの参考に…。

比類なし
ニボシ(干物)746
カツオブシ(干物)493

最強──200g~300mg
あんこう肝(酒蒸)
鶏肉レバー
マイワシ(干物)
イサキ白子

高プリン体──200~300mg以上
豚レバー
大正エビ
マアジ(干物)
オキアミ
牛レバー
カツオ
マイワシ
マアジ干物
サンマ干物

結構含む──100~200mg
クルマエビ
スルメイカ
牛肉(心臓)
カキ
ニジマス
マアジ
ヤリイカ
マグロ
サンマ
トビウオ
鶏肉(ささみ)
カニミソ
イサキ
カマス
アサリ
シバエビ
キス
鶏肉(砂嚢)
ニシン
サワラ
鶏肉(手羽)
タコ
うに
ズワイガニ
ドジョウ
ヒラメ
アユ
サーモン(缶詰)
アイナメ
マダイ
メバル
鶏肉(モモ)
マサバ
ブリ
タラコ
サラミ
豚肉(ヒレ)
鶏肉(皮)
スズキ
アマダイ
サケ
豚肉(心臓)
ツナ(缶詰)
豚肉(ランプ)
マガレイ
鯨肉
牛肉(モモ)
牛肉(スネ)
ハマグリ
あんこう肝(生)

比較的少ない──50~100mgそんなに量を食べなければ可
ウナギ
ワカサギ
豚バラ、ロース
牛肩ロース、バラ、タン、リブロース
マトン、ラム
ボンレスハム
タコワタ
ホタテ
プレスハム
ベーコン
ツミレ
プレスハム
ベーコン

少ない──50mg以下で安心
コンビーフ
魚肉ソーセージ
かまぼこ
焼ちくわ
さつま揚げ
カズノコ
スジコ
ウィンナーソーセージ
チーズ
バター
鶏卵