呉、尾道


朝、7時にすっきりと目が覚める。風邪は押さえ込む事ができたようだ。しかし天候はやはり良くない。朝食をとったあと、も一度寝て10時に呉に向う。ぶらぶら歩きたかったのだが、雨の中ではどうもそういったわけにも行かず、情けない事に戦艦ヤマト記念館に行ってしまった。とにかくおぞましかったのが、人間魚雷。神風特攻隊は本来戦闘機であった物を流用したわけだけれども、これは最初からそのために設計された物。というより、魚雷に人間が入る部屋を無理やり作った物だ。今でいうホーミングの役目を人間にさせようと言う考え。鹿もこれは軍や科学者が考えたのではなく、20歳そこそこの少尉かなんかが考え、自ら実行した物なのだそうな。
尾道に着いたのはすでに3時過ぎ。最初からあまり期待はしていなかったが、雨の尾道もちょっといい物だった。ただし、片手に傘を差し、カメラを抱えてのそぞろ歩きは、結構しんどい。夕方になると、確実に汗と雨ですっかりきている物が湿ってしまい、また風邪が盛り返してきたような気がする。
尾道に戦艦大和の事物大セットがあると言う事に着いてから気がついたが、何だかもう食傷気味でそれはパス。
帰りの飛行機を少し速めて東京に帰るが羽田の上で30分ほど旋回する…。