今日は新潟のお友達から頂いたお酒を飲んでいる。高値錦というお米で醸造した想天坊というお酒。とにかく封を切った途端の福々しい香りが部屋中に広がったことに驚いた。さらに一口含むと実に複雑、芳醇な味わいがする。通常あたしは何か食いながら酒を飲むのだが、そのつまみの必要性を感じないほどに味わい深い。加藤さんに感謝。単体で味わいが深いのでプラスアルファの必要性を感じないのだろう。
このプラスアルファ…プラスαという言葉は良く使われる。私も、常用句のように使っているが、これは以外と知られていないようだが、日本でしか通じないのだそうだ。これも気まぐれ博物誌で読んだのだが、英語が日本に入ってきた当時に、字の下手な外人が書いた「X」の文字を見誤ったもの、野球のスコアボードの最後の「ばってんゲーム」のXをαと勘違いしたというような記録があるらしい。
数学の世界ではサムシングをプラスするという式で+Xというように使われているので本来の意味通りであればプラスサムシング、あるいはプラスエックスといわなくては通じないようだ。というわけですでに和製英語になっているのだから使っちゃいけないというわけではないが、英語圏の片方とお話しするときは「プラスアルファ」は通じないので要注意だ。
ちょっと調べてみると「プラスアルファ」という言葉を社名や商品名に使用している例が多く見つかった。すでに完全に市民権を得ているようだ。
でもあたしはこれからは使わないようにしようっと。