右腕のしびれ
ここ2週間くらい、ずっと右腕がしびれている。その原因になかなか思いつかなかったのだが、枕が原因ではないかと思うようになった。実は2週間くらい前に、“ぺこ”(久しぶりに出てきました、あたしのうちにただ一匹生き残っている臆病ねこ)があたしの枕に嘔吐し、乾かしてもそのにおいがとれないので、仕方なくその辺にある「枕のようなもの」を代理で使っていたのだ。
(この「~のようなもの」という表現、いつもニュースで「バールのようなもの」で窓や金庫をこじ開け、「鋭い刃物のようなもの」あるいは「拳銃のようなもの」で人を脅す。なんといっても「バールのようなもの」という表現は今でも使われる。これはバールに近いものらしいのだが、バールと特定できていない場合に使われる言葉のようだ。その意味で、今回使用した「枕のようなもの」とは、本来枕ではないのだが、「枕に見立てて使用できそうなクッション」という事になる。何ね碁といってるんだか…)
早速枕を購入する事にしたのだが、調べてみると、テンピュールを始め、ロフテー、セラピューティカ、マニフレックス、と百花繚乱状態。先日北海道に行ったときにANAのカタログにセラピューティかが持っていたのでこれにしてみようと思った。ところが枕は実際に寝てみないと分からないのだそうで、これが置いてあり、試してみる事ができるお店が都内で見つける事ができなかった。ハンズ、ロフト、ビッグカメラ、キンカ堂、西武百貨店(つまり池袋で探したんだけど)全てで無しだった。仕方なくいつもの御徒町多慶屋に行くとここにも無かったが、テンピュールの製品におなじような構造のものがアある事に気がついた。しかもここちゃんとベッドが置いてあり、試す事ができる。数種類の枕を試し、「ミレニアムネックピロー」というヤツを買う事にした。
普通は仰向けに寝ており、その際は実はほとんど頭を高くする必要は無いのだそうだ。ちょっと首筋を支えてあげればいいだけ。でも寝返りを打ち、横向きに寝るときは、肩の高さ分、頭を持ち上げてあげなくてはいけないのだ。(という事は「枕を高くして寝る」という状態は横向き寝なのだろうなあ)
これを実現してくれるのがセラピューティカだったのだが、写真を見る限り、これは結構ごつく、現物をみる事ができなかったので、テンピュールそれに近い形のものを選択した。横向きの時は割となじんでいるのだけれども、結構仰向けの時に首が押されて寝苦しいという事に気がついた。当然この手の商品はお取り換えがきかないので、我慢しなければならないのかなあ、と思っていたが、簡単な事に気がついた。削ればいいんだ。なにも購入した状態のまま使用する必要はない。どうせ返品交換はできないんだし。
という事で一昨日から、少しづつ削り出し、寝やすいように調整を始めた。最も怖いのはこのカットアンドトライ、いったん行き過ぎると、また新品を買わなくてはいけなくなる点だ。そこで一晩寝てから次のカットを考える事にした。まだ気に入った厚さになっていないが、さてどうなる事やら?
そうそう、枕に夢中になっているけれど、右腕のしびれはまだ直っていない。