東京のNikon D200展示会はモデル、コンパニオンの数も多く、お客様の数もびっくりするくらい多かった。私は午後から自分の撮影があったので、失礼したが、あたしが帰る頃にはすでに80人近い方々が並んでいた。ちょっと会場が狭かったかな?とも思うが、その分熱気もすごかったろう。
東京会場からやっとレンズがそろったのか、D200のデモ機には18~200VRレンズが装着されていた。1/160 で、200mm側で撮影し、ぶれないのは気持ちがいい。試しに1/60 でも撮影してみたが、60%以上は使える写真を取得できた。(何処までが使える、っていえるのか、被写体やメディア、大きさによるけど)望遠、広角側のゆがみはさすがに11倍ズームだが、商品撮影に使うのでなければそんなに目くじらを立てるものでもない。実はこのレンズ、あたしが作ったのだ?
こういうと大げさだが、昨年Nikon D2X のプレビューの時に、「標準域で暗くてもいいから軽くて、VRが付いたレンズが欲しい。出きれば広角は18ミリ前後で望遠側もできるだけ伸ばせるといいな。結婚式で反対側で構えている時に、一瞬でも200mmを使えるとありがたいのだもの」というお話をしたことがあるのだ。もちろん、同じような要求があちこちから寄せられて製品化となったのだろうが、私が欲しかった物全てを盛り込んできたので、妙に愛着が沸いてしまう。
D200に対する評価はおおむね好評なようだ。実はあたしも一台発注してしまった。(もちろん18~200VR付きで)35mmタイプをそんなに増やしてどうする、といわれそうだが(それでSONYのR-1は発注できなくなってしまった)いろいろ考えるとあった方がいいシーンが多く想像できちゃうんだもの。