ケルヒャー

 私のスタジオでは毎日100着ちかくい衣料品にアイロンをかけている。正確にはたたみ皴を取って撮影できるようにする、と言うことだけれども。
 特にジーンズ系の衣料が多く、通常のアイロンでは「はか」が行かない。そこで輸入品の強力な(家庭用としては)小型のボイラー機能を持ったアイロンを使用している。(バポレラスーパープロと言う)
 そのスチームは微細で強力。折りじわどころかにおいまであっという間に吹き飛ばしてくれるため、商品によってはむせかえるほどだ。しかも高温のため、すぐに乾くのがよい特徴だ。
 そんな高温スチームの威力にほれ込み、ケルヒャーのスチームクリーナーもつい、買い込んでしまった。(あたしはこういった機械は大好きなの)
 今日は私がトイレ掃除の当番でケルヒャーのスチームクリーナーで3Fと4Fのトイレを掃除。いきおい余って、リュックに詰めて自宅に持ち帰り、キッチンと自宅のトイレにもそれを使ってしまった。
 汚い離しで恐縮だが、3年間、使用したトイレ(もちろん普通にこまめには掃除しているのだが)の便器と床の接合部分をスチームクリーナーで掃除すると、とんでもないものが出てきた。たまったカビや埃、その他の飛び散った細かい者たち。
 この様子はちょっと筆舌に尽くし難い。それをふき取り、またスチームをかける。3回くらいで大体収まったようだ。最後のふき取りを完了した時のそう快感、達成感は、困難な仕事を見事に成し遂げた時と同じくらい、気持ちのいいものだった。(実はトイレ掃除や、キッチン磨きは結構好きなのだ)別に押し付けるわけでは無いが、機械があれば、是非、試してみてください。必要だったら、打ちのケルヒャーをレンタルしまっせ。