青色ダイオード!

中村修二と言えば、青色ダイオードの生みの親として知らない人はいないだろう。彼は極めて明るく、しかも最も問題だった発熱を抑えた新しい構造の結晶被膜を開発したという。
発光効率を向上させることにより、消費電力、発熱を同時に抑え、1ワット当たり100ルーメン程度だった光量を二倍の200ワットに引き上げることができるのだそうだ。(消費電力は1/10、発熱は1/100まで抑えることが可能だという)特に面白いのがこの光は強い「偏光性」を持っているのだという。となれば液晶ディスプレイのバックライトといsては偏光板がいらなくなるのなら、最適といえるのではなかろうか?
何しろLCDのバックライトはその発熱、偏光性においてまだまだ問題を抱えているからだ。

問題は光の中に含まれる波長の成分だが…もしこれが実用化されれば、LCDディスプレイは新しい地平が開けるような気がしてならない。

ついでだが、私はストロボと言うものをあまり好きではない。もし、6500Kの消費電力が低く、発熱も少ない強力な光源が(しかも偏光性があり、発色がいい)出現するのなら、撮影用の光源としても可能性がああるのではないだろうか?建築やロケでものすごい威力を発揮するに違いないと思う。

ああ!何時のことになるんだろう?この実用化は!