鹿火屋


 朝食の後、あたしは元湯まで朝風呂につかりにく。今回のお風呂でもっとも良いお風呂だったような気がする。すがすがしい朝の雰囲気と今日は特にぐっすり寝ていたので体調がよかった所為もあるだろう。その後最後の伊香保散策ではまた気に入ってしまった大弓をひきに行く。その後合流した一族郎党が片っ端から大弓にはまっていた。
 水沢観音にお参りし、水沢うどん。そのうどん店の並びの最後に鹿火屋という不思議な店がある。ライトアップの浅岡さんに前もってお伺いしておいた店で、裏の庭でとれたものを中心に出すのだそうだ。売り物は葛餅、里芋を丸ごとくし刺しにした焼き芋。お店は手作りの日本家屋と本物の水車小屋。参りました。裏庭には竹馬が置いてあり、皆はまる事はまる事。以外と“久田”が才能を示し、よたよたとあるくので、ついあたしも負けん気で踏ん張ってしまった。少し腰が痛い。
 お酒は置いていないので普段ならぶつぶつ言うところだけれども、どうせ今日は運転手、という事でさほど腹も立たない。普通にラムネを飲んでいる。
そこからはまた下の道。3時ころに出発し、どう走ったのかよく覚えていないけど、122号線で利根川を渡るのに苦労した。松戸に着いたのが8時過ぎ。ふだんなら3時間半、という工程だろうか?
 明日は一日寝ている事になりそうだ。