サーバーの大移動 その3 PM7500/G3/300MHz

 Pictrography4000を駆動するために使用していたPM7500/G3 300MHzを自宅に持帰った。マシンを整理したためだが、あまった64MBを全部に差そうと(8スロットもあるのだ)したら、認識しないスロットがいくつかある。色々に差し替えて見るとインターリーブ(昔のマシンはこれが“売り”の一つだったのだが、実際にはその効果は薄かったと思う。今聞くと懐かしい)するスロットに両方とも64MBを差すと片方しか認識しなくなるようだ。しかも場合によっては起動さえしない。(これには慌てた。電源を落とし、メモリーをいくつか抜いて起動させると何とか動くのだが)でもってやっとA1のスロットに64MB、B1のスロットに32MBという具合に差すとちゃんと96MBで認識するらしいという結論をえた。こんなことって実際にあるんだ。私は初めて経験した。きっとマザーボードが少々いかれているのかも知れない。本来は512MBまで拡張出来るのだが、あれこれためして結局384MBで手を打つことになってしまった。何だかもったいないことだ。

 最もこのマシンは自宅でCD-Rライター、およびプリントサーバとしての第二の人生を歩むことになっているので、この程度のメモリーで申し分ないのだが、メモリー容量の基準が一枚で256MB、512MBになってしまった今では隔世の感が強い。

 てな事で、思い出に浸りながら、その日はこんなことにお休みを一日費やしてしまった。何だか情けない。後日談だが、秋葉館でPM7300が¥5000位で売ってた。これを買ったほうが一日の時間を買えたかもしれない。そう思うとますます情けない。