サーバーの大移動 その2 CDR-SF

 サーバを整理するにあたり、1997年から2002年までのCD-Rに保存してあったデータを整理してDVDーRにバックアップし直す(何しろ量がすごいのでそのままでは保存しておく場所さえ追っつかないのだ)作業を行った。ついでにサンプルとして活用出来る画像を発掘し、当社のWEBサイトに掲載しようという一石二鳥の計画。
 だったはずだが、早速とん挫した。開かないCD-Rが数枚あるのだ。CDR-SFという規格で書き込まれている。そうそう、思い出した。MOディスクのように自由にCD-Rに追記出来るという、確かソニーの規格だ。これは古いAppleCDの規格の中でつくられているらしく、今の機能拡張では開けないといわれた。今更このためにOS7.6 の起動ディスクを作るのも面倒なんで、そのCD-Rはあっさりと切り捨てることにした。
 しかししばらくバックアップを続けるうちに、CDR-SFで書かれたCD-Rと同じタイトルのCD-Rが出てきた。うろ覚えの記憶だが、トーストに乗り換える時に、確か気になってCDRーSFで書き出したCD-Rを全部ハードディスクに戻し、通常の方式(トーストを使った)で焼き直したらしい。自分のことなのにすでに忘れている。ラッキーなことに、中に2~3枚は欲しいデータがあったので、やるべきことはやっておくものだな、と改めて感じた。

 この一件で普遍性ってこういうことをいうんだなとまざまざと見せつけられる思いがしたが、(テーマが大っきい割にやることがせこいね)いつの日にか、またDVD-Rから、新たなバックアップメディアに積み替える日が来るのだろうということにも気がついた。いっそのことCD-RやDVDはそのままに、まるごと120MB程度のハードディスクに(CD-R200枚近くはバックアップ出来る)入れておき、カートリッジ式のケースにでも入れて保存しておくというのはどうだろう?。日記を書いているうちに思いついたのだが、これはいい方法かもしれない。その時々で、最もコストパフォーマンスの良いハードディスクを選べばいいんだ。

 …でもう一つ気がついたことがある。今うちに1~2GBのSCSIのハードディスクがいくつか転がっている。そのままでは、今のMacでは使用出来ない。(わざわざカードを差して使う気にもなれない)その内カードも供給されなくなってしまう。IDEのハードディスクだっていつかはそうなるだろう。うう~ム。考え出すときりがない。でも一年分のデータが数枚のハードディスクに収まってしまうのなら、後の作業は楽かも知んない。

 結論は出すものではなく、踏ん切るものだって、これはあたしが言った話し。