第9回大勉強会

 Photoshop Worldで触発された永嶋さんとあたしは、何かのコスプレをしなくては、と頭をひねった。散々考えた末の結論が、サンタクロースというべたなアイディア。
 永嶋さんはハンズのサンタクロース。私はスタジオ2055の陽子ちゃんを口説き落としてミニスカサンタをお願いし、鹿野だけにトナカイの着ぐるみで登場。(でもトナカイには見えないっていわれた。ホルスタインとかケンケンだとか…)電塾はまじめだなあ。(というかインパクトがあまりなかったのかな?)思ったほどは受けなかったみたいで残念。
 ま、こんなことでもお祭り雰囲気が盛り上がればいいのだが…。ミニスカサンタをつれて盛り上がって(馬鹿騒ぎ?)いたのはあたしだけだったかもしれない。彼女も最初は我慢してきてくれたらしいが、途中からはすっかりその気で…。あのコスチュームはオークションにかけようと思っていたのだが、残念なことにヨーコちゃんのお持ち帰りになってしまった。
 トナカイは今回もビンゴの上位の景品は当たらなかった。フジのF11とかCS2とかあったのに…そんなもんだよね。
 大勉強会のレポートはしばし時間をください。今回はあまりにはしゃぎすぎて、前後不覚…。

東京会場

 東京のNikon D200展示会はモデル、コンパニオンの数も多く、お客様の数もびっくりするくらい多かった。私は午後から自分の撮影があったので、失礼したが、あたしが帰る頃にはすでに80人近い方々が並んでいた。ちょっと会場が狭かったかな?とも思うが、その分熱気もすごかったろう。
 東京会場からやっとレンズがそろったのか、D200のデモ機には18~200VRレンズが装着されていた。1/160 で、200mm側で撮影し、ぶれないのは気持ちがいい。試しに1/60 でも撮影してみたが、60%以上は使える写真を取得できた。(何処までが使える、っていえるのか、被写体やメディア、大きさによるけど)望遠、広角側のゆがみはさすがに11倍ズームだが、商品撮影に使うのでなければそんなに目くじらを立てるものでもない。実はこのレンズ、あたしが作ったのだ?
 こういうと大げさだが、昨年Nikon D2X のプレビューの時に、「標準域で暗くてもいいから軽くて、VRが付いたレンズが欲しい。出きれば広角は18ミリ前後で望遠側もできるだけ伸ばせるといいな。結婚式で反対側で構えている時に、一瞬でも200mmを使えるとありがたいのだもの」というお話をしたことがあるのだ。もちろん、同じような要求があちこちから寄せられて製品化となったのだろうが、私が欲しかった物全てを盛り込んできたので、妙に愛着が沸いてしまう。
 D200に対する評価はおおむね好評なようだ。実はあたしも一台発注してしまった。(もちろん18~200VR付きで)35mmタイプをそんなに増やしてどうする、といわれそうだが(それでSONYのR-1は発注できなくなってしまった)いろいろ考えるとあった方がいいシーンが多く想像できちゃうんだもの。

マミヤZD

 何だかすごく昔の日記を書いているような気がするが、つい4日前の話。すでに古い話題になっているかもしれないが、待ちに待ったマミヤZDが発表になった。
 オープン価格だが、約130万円という話。100万円を切ることができなかったのは確かに残念だが、ダルサ精の48×36mmのCCDが搭載されていることを思うと、けして高価ではないと思う。
 発表会でデータを触った感じでは、ハイライト側は非常に伸びやかで、シャドウ部も充分にレンジを持ち、質の高いデータを提供していたように見受ける。RAW現像ソフトウェアは、現段階ではこんなものかなと思う(もちろん必要な機能は全て盛り込んであるし、動きもさほど遅くはない)が、どうやらCamera RAWにも対応しそうなので、応用範囲は広そうだ。
 今回はデータの持ち帰りはできなかったので細かいことまでは分からないが、レンズもこの画素数に対して充分に応えているように見受けられた。触った感じは、以前よりはるかに良くなり、大きさの割には充分なホールディングができる。もっともあたしの手は小さいので、他の方にとっては大きな問題ではないかもしおれない。
 背面の液晶モニターが小さいのが気になって仕方がないが、これは仕方がないかな?
 ローパスフィルタが着脱式なのは、被写体に応じて画素のレスポンスを変えることができるので、ありがたいと思う。けれど…この大きさだとローパスフィルタって高いのね?びっくりしてしまう。
 これ、ほしいなあ。