カノッサンの屈辱II

…で、昨日実家にたどり着いたのが朝の5時半。ここまで遅くなるつもりはなかったのに…。朝、類家からの電話で起こされる。11時30分に待ち合わせて、車で拾ってもらう事にして、もう一眠り。八戸は、小学校の高学年から、高校生まで、思春期のほとんどを過ごした町。それだけに懐かしい友人が多い。で、小学校から中学校までをほとんどくっついて遊び続けた友人に家口、という子がいる。勿論あたしと同い年で、今52歳。すっかり髪の毛が白くなり、今では3人の子持ち。長女が今年就職をしたという。彼とは高校が違い、余りあう事もなくなり、東京へ行ってしまったあたしは…彼は中学3年の時に父親をがんでなくし、すぐに商業高校へ進路を変えて、高校卒業を待ちかねて、就職した口…。自宅が道路を隔てているものの、目と鼻の先だったこともあり、ちょくちょくいったりきたりしていたので、彼のお母さんにも何かと世話になった。で、そのお母さんが、今月にお亡くなりになったのだ。これを知らせてくれたのは類家美穂子。小学校の5~6年と中学3年の時に同じクラスだった。

今回は昼飯でも食べようぜ、という事だったが、家口を誘ってセッティングしてくれ、実に彼の結婚式以来、20年以上たってゆっくり会う事が出来た。今日は先日までの雪もすっかりとヶ、小春日和のお天気で、灯台側の展望台まで出かけ、さらに坂本和美というもう一人のクラスメートが増え、4人でお茶をして、帰りに家口の家により、お線香を上げさせていただいた。 類家ちゃん、ありがとう。おかげで楽しかった。

実は家口の嫁さんは、あたしが忍町に住んでいた時にお隣さんだった伊藤さんの恵美子ちゃん。とてもかわいい娘だったが、まさか家口のお嫁さんになるとは!彼女はお隣の町に引っ越していったので、中学生は別々だったため、その後のおつきはいはなくなっていたのだ。

あたしの母は一時入院していたが、先週退院。少々血糖値が上がり過ぎたので、念のための検査入院だったらしく、たった2週間での退院だった。ま、その様子を見るのが今回の帰省の大目標だったのだが、順調?なようなので一安心。夜は冷蔵庫の中をあさり、ハンバーグとお豆腐、納豆を出して食べる。