カノッサンの屈辱II

体重69.0Kg体脂肪25%
ふふふ。戻った戻った。これで良いんだ。いつまで続くかわかんないけど…。

秋田行きの新幹線に乗っている。
昼間に九段会館で朝10時から5時までの6時間セミナー。(お昼の時間は抜き)最悪だったのはあたしがMac Book Proの電源を忘れた事。うまい事にお客様のお一人が同じ物をもっていてくれたおかげでそれをお借りして乗り切る事が出来た。このての失敗は多分5回目。よくやるね。良いわけは今回に限りいろいろあるノだけれど…。

今回は時間をいただけたおかげで、思いきり言いたい放題が出来た。久しぶりに質問、発言が多いセミナーで、こちらもやりがいがある。あたしのライフワークは、セミナーではなく、本来は写真を撮る事なのだけれども…。やはりうれしい。
この期間(結構長く、約10日間にわたる)のセミナーはどれも手応がある物だった…。たとえ、受講者がお一人でも、続けることに、本来の意味があると常々塾長がいっているが、このような反応をいただいたときにまさしくそうだな、と思う。
でも今日のセミナーは特に受けが良かったみたいだ。最後に皆さんの拍手で送っていただいたときにはちょっと勘違いをしてしまいそうなほどだった。(いったいなにに?)あたしがお伝えしたい内容と受け手の方々が聞きたい内容がうまく一致したときに起こる奇跡に近い出来事だったような気がする。…考えすぎ?。

話は戻る。秋田行きの新幹線という事はあたしの故郷、青森方面に向かって走る事になる。別に八戸に向かっているわけではないし、帰るとそこにあたしの母ちゃんや兄ちゃんがいるわけではない。明日のセミナーが待っているだけだ。

それでも何かうきうきしているのはなぜだろう?

昼間の余韻がまだ残っているからだろうか?。

やはり東北で生まれ、東北で育ったというバックボーンかしら?北に向かう列車に乗るだけでこんな気持ちになるなんて、今まであまり経験がない事だ。ちなみに「コマチ」のグリーン車はやたらにサービスがいい。お絞りはもちろん、お茶やスリッパのサービスまである。あたしはリラックス用にマイスリッパまで持ち込んでいたのに必要なかったじゃない。

原稿を少し書いたあと、一眠りする。目覚めるとすでに列車はみちのくに深く入り込み仙台を過ぎている。そして社内販売のお姉さんがなぜかにこにこして目の前にいるので、アイスクリームを注文してしまった。

今は普通ではない。これだけ連日5時間も6時間も、8時間もしゃべり続ける事もなければ、長距離の移動を重ねる事もない。尋常ならざるときだから、大好きなアイスクリームを食べたっていいだろうと…。でも乳脂肪15%のものすごくまったりとしたアイスクリームはわが小岩井乳業製(東北では有名なのだ)。明日はホテルだから、体重計がない。あとは野となれ、山となれ…。あたしの知った事か。