セミナー

 今週も新しいメンバーを迎えてセミナーが始まった。
 今週のお客様は、印刷会社の商品企画部からお一人(少し毛色が違いますね)、カメラマンお一人。カメラマンの方はネット上でカラーマネージメントを検索していて“引っかかった”のだそうだ。
 ネット上で見つけて(特に電塾も知ら無いそうで…)いきなりこれだけ高額のお金を振り込み、受講しに来ると言う根性には敬服し、ついあたしもリキが入ったセミナーになってしまった。払った金額に見合うだけのことはしたいと思う。

 一部にはすでにカラーマネージメントなんかもう古いというお話も聞くが、それはすでにもう何年もカラーマネージメントを実践してきた人たちの言う言葉で、次のステップを模索始めているんだろうと思っている。それはそれとして、未だに完璧に仕上がっていない(スイッチを入れると、カラーマネージメントが完全自動で実行し、いっさい間違を起こさないというところまで行けていない)現時点ではカラーマネージメントを上手に扱うと言うことが必要だと思うのだ。
 そのために、今さらながら、基礎の基礎を繰り返し、セミナーを行う。多くの方々は次のステップを必要とし、興味も次に移っていき、あたしにも、いつもでもおんなじ事でなく、何かもっと目新しいことを! という要求もあるのだが、もう少しの間は底辺を作り上げることにかまけていようと思う。トップを走るのはとりあえずその能力のあるかたがたにお任せして。

 デジタルを今日初めて、その知識の“仕入れどころ”を探している人たちはまだまだいるのだもの。もう少しだけ続けようっと。