車を持たないカメラマンって業種的に許されるのだろうか?
カメラマンという仕事は運転免許必須の仕事だと言われています。もちろん車も必須アイテムに入っているのではないでしょうか?
私も一台所有しています…が、ここの所動かないのです。スタジオは動いています…何とか。
週に1回以下(つまり月に4回以下)しか稼働率が無いところで月々の駐車場代金を支払っています。もちろん購入費、税金、保険、ets…。多分6年で償却するとして総額で毎月15万円は支払っているでしょう。
これはどう考えても無駄なのではないか、という考えに取りつかれて1年以上経ちました。
元来車の運転は不得手な上に嫌いなのです。何処の電車の駅からも遠かった練馬時代は毎日のように車に乗り、最高1年で9万キロ以上乗った時期もあったのですが…神田岩本町にスタジオを移転して以来、現像所は集配に来るわ、お客さんは商品を持ってきてくれるわ、自分の移動は電車の方がはるかに早くて運が良いと寝る事もできる。ホントに車に乗らなくなってしまったのです。
車の移動は私は労働だと思うのです。自分で運転している限りですが…とくに渋滞している間など、あたしが何をしたからこんな状況におかれなければならないのか、解らなくなります。
誰かが運転していてくれればその間にテキストを打ったり(日記を書くため?)考え事をしたり、電話で打ち合わせが出来ます。でもその運転を打ちのスタッフにやらせてしまっては、彼の貴重な時間がなくなってしまいます。
一番感じたのが「フォトのつばさ」を使った時。帰りの電車や車の中で(もちろん運転していない時)セレクトを全て終わってひどい時にはNikon Capture でのバッチ処理まで指示できた時の事です。
「ああ、時間はこんなところにもあるんだ」と。
機材はうまく整理すればタクシーでロケに行ける!
月に1~2回でよければレンタカーでいいじゃないか?
お客さんに迷惑さえかけなければいくらでも方法はある。
都心のスタジオに移動し、仕事の質も変化して、ロケからスタジオ仕事にどんどん移行しているうちの場合、車は不要だという結論に達したのです。
何事もやって見なければ解らない。またロケ仕事が増えるかもしれないし…。とにかくテストケースとして2月いっぱいで車を手放す事にしました。さて、これが吉と出るのか凶と出るのか?
本日Gulliverに売却。追ってレポートします。