中部電塾

今回は私の建築写真というテーマでのセミナー。自分が普段やっている事をそのままお見せできればいいと思っていたが、どうも中途半端でおわってしまったような気がする。というのはやはり普段の仕事は集中している中でいくつかの事を同時進行させながら処理をしており、説明しながら処理をするのは勝手が違っていたようだ。明部と暗部を合成する方法、色温度の差を収集させながらトーンを統一させる方法など、仕込んでおいた部分はかまわないのだが、細かいところのチューニングを説明し出すとうまく行かない。
なれたつもりでもプロを相手にするセミナーは肩が凝るものだ。
それと今回はあまりに新製品の情報が多い。Nikon D2X 、CANON EOS 20D、 FUJIFILM Fine Pix S3 Pro 、コニカミノルタα7デジタル、イストD、ニコン クールウォーカー、匠プリント。実はこれだけで4時間は使ってしまう内容だもの。

あまりの腰の痛さに、今回は我が大蔵省である“久田”に特別にグリーン車で行ってこいと暖かいねぎらいの言葉をかけてもらい、往復ともらくちんをさせてもらったのだが、実は帰りの切符を9時32分で取ってしまっていた。これは朝の9時32分だったのだ。当然、帰ろうと思い名古屋の新幹線のホームに行くとそんな電車はない。当然、(半日前にでているのだもの)乗り遅れているわけなのだがあ
まりに時間の照合があった所為か、車掌さんは空いているところにどうぞ、といってくれた。ありがたい事だ。感謝。

中部電塾では結構ショッキングな出来事があり、少し頭がくらくらしているが、取り合えずこれで一連の騒動が終わる。この件につてはまた後ほど。

このところ、満タンになったサーバの移行に手間取っている。ハードディスクからハードディスクへの移行なのでそんなに大変では無いと思っていたのだが、ところがどっこい。問屋が卸さない。
当社のサーバはギガビットに変え、1ギガバイト1分の転送速度を誇る。ほとんどローカルディスクと変わらぬ速度だ。しかし、120GBのディスクが8っこあるのだ。一個に関して2時間はかかる。しかもパーミッションの設定で転送できないデータがあちこちに隠れていた。そのほとんどはノートンが作ったファイルで、これに当たると転送が止まってしまう。いちいち、不可視ファイルをはずして転送しなくてはいけない。

というわけでいまだにサーバの移行は現在進行形。実に手間のかかる仕事になってしまった。

便利なようで、以外と存在する落とし穴。あたしはコンピュータの専門家ではないので、こういった時につらい思いをし、またひとつ賢くなったと慰めている。