スタジオのエアコンのドレンホースが外れ、1時間ごとにバケツを交換する事故があり、自宅のエアコンのドレンホースがつまり、水浸しになった事は前の日記にも書いた。昨日はマンションをでるときに、一階のロビーで天井から水漏れしているのに遭遇した。
今度は何がああるのかと思っていたら、大阪の親戚でとても親切にしてくださっていたおじさんが亡くなったという。翌日がお通夜なのだと聞いた私は、スタジオ改造計画の最後の仕上げ作業を深夜まで行い、夏の礼服を新調し(明日の11時仕上がり)、お昼ころに出かける予定だった。しかし夜になって、お通夜が明日だというのは誤情報で、実は今日すでに終わっていて明日は10時半からお葬式だという事が確認された。なんてこった。
仕方なく冬物の礼服を取り出し、台風で蒸し暑い大阪に向かって5時起きで新幹線に乗ることになった。ああ、熱そう。準備のなんやかやで寝たのが2時半。新幹線の中は爆睡できた。
83歳でなくなったおじいちゃんだが、お別れに数人のお孫さんたちが泣きはらし、お棺のの中のおじいちゃんに触っているのが印象的だった。奥様はその陰に隠れて目頭を押さえておられた。私の知る当人らしく、お孫さんたちにも優しいおじちゃんだったのだろう。
12年ほどもご無沙汰していた親戚のうちにそのままお邪魔し、12年分の昔語りをして東京に向かう。結局帰りは最終列車の一本手前になってしまった。