松戸の両親を拾って、一般道を利用し、伊香保に向かう。
東北道は8時の時点で川口のインターチェンジから渋滞が始まっていたので、一般道、有料道路を組み合わせた今回のコースを選択。これは渋滞知らずだった。館林はツツジの見物客が集中するのでさらに北上し、北側から国道50号線にのり、122号線は突っ切って見事に11時半には“電塾の助教授”阿部氏の故郷である足利に立ち寄り、お昼ご飯にするはずだった。
しかし思わぬ落とし穴があった。
さらに利根川の北側から進入しようとコースを変えたが、いきなり途中でいきなりびくともしなくなった。慌てて50号に戻っても同じ状態。田舎道を突っ走り、あぜ道を蛇行してやっと渋滞の先頭にたどり着いた。(カーナビの威力は凄い。)そこはなんと足利フラワーパークの会場入口。駐車場がすでに満杯になっているらしく、入りたい車、出たい車がたった二人の誘導員のおかしな誘導で皆立ち往生している。これでは渋滞するはずだ。まともに走っていれば2時間化かってもたどり尽きそうにない。
悪態をつき、ののしりながら、40分遅れてレストランに到着。予約を入れていたのだが、電話で平謝りに謝っておきやっと席に着く。
インターネットで検索しておいたレストラン倉敷は値段も安く、お料理もおいしい。これで完全に機嫌を直したあたしたちは足利学校跡を散策する。木々が余裕を持って配置され、見事な築山ある。町並みは小さいが、中心部にこれだけの自然を残しているのは見事だ。ううむ、阿部氏はなるほど、こういったところで生まれ、育ったのか。
その後途中に予定していた赤城の牧場、繊維博物館などは全てあきらめ、伊香保に向かう。あたし以外はみなお昼でおなかいっぱいになったのか、ぐっすり眠っている。
伊香保のグリーン牧場辺りからまた渋滞。それでも数少ない抜け道をこれもカーナビで検索しながら、もう一方の関越道を回ったチームに7分ほど遅れて到着。ついに総勢12名の旅行が始まった。
この12名、実は“久田”関係の一族郎党で魑魅魍魎に勝るとも劣らぬつわものぞろい。今年も妖怪大行進が始まった。