遅刻

体重69.6Kg体脂肪2.56%
この調子だと8月中に70キロ割りの第1段階の目標を達成できるかもしれない。何か最近は体重を減らすのがすっかり楽しみになってしまった。おいしい物を大量に食べる事ができない分、それくらいの楽しみはあってもいいだろう。

本日のセミナーのセットアップに大幅に遅刻する。電車が遅れたわけでもなく、出がけに母の危篤城宝が入ったわけでもない。(かあちゃん危篤にしてごめん)
てっきり集合時間を10時と勝手に思い込み、アシスタントの石川にもそれを伝え、自分もその30分前に着くように行動していたら、電車の中で携帯電話が鳴る。
「鹿野先生、いまどちらですかあ~」
「あ、もうすぐ赤羽です。少し前に着きますよ」
「あのう~。とっくに時間をを過ぎているんですけど…」

一瞬携帯電話の向こうに青ざめた顔が浮かんだ。丸々1時間、あたしは勘違いしていたのだ。電車のなかで走ってみても、せんないことなので、できるだけ明るく

「1時間でセッティングを完了しましょう!。何とかします!」
努めて明るく電話を切ったが、自分はあせびっしょり。向かっているはずの石川にも電話をかけ、やはり彼も一本あとの電車に乗っている事を確認し、少し安心してとりあえず深呼吸。約束の時間の10~20分前に待機するのはカメラマンの心がけだ。でもその約束の時間を勘違いしてしまっては元も子もない。

普段の倍の勢いでセッテイングを始め、気がつくと1時間で完璧に終了。その後与えていただいたソファーで石川とともに熟睡。この約30分が午後のあたしを救ってくれた。セミナーは入れ換え時間の10分間をはさみ、丸々6時間。当然あたしの事だから時間はいつもオーバーする。(といっても1回分20人を超すハンズオンセミナーは可なりきつい。質問してくる内容と相手によって思わぬ展開が常に待ち受けているのだ)

でもこれは6時間経てば確実に終わる嵐だ。それがわかってるから、首を引っ込ませないで立ち向かっていける。夕食をいただいて会社まで車で送っていただく。本来の撮影を任せてしまったところでは、結構トラブルが有り、あたしが帰った時間より遅く11時半ころにみんなが帰ってきた。これでスタッフが勢ぞろいし、本日の反省会。荷物をほどく元気もなく、散会。